委託販売 その日2016/05/01 23:11

委託準備でこのところもまれておりまして、昨日一日出かけていたこともあり、今日は休みました。世間が連休の間に委託が売れてくれると大変ありがたく、この機に出しております。休んでいた話をしてもしょうがないので、昨日の話でもしましょう。

GEE Store で委託をするには、精算も契約も本人でなければなりません。代理で誰かが行くことはできないため、空間を取るときにどういう風に契約を取るか考えます。ひとりにまとめるか、分散させるか。3箱取るのに一人はやりにくいと考えまして、二人で契約することにしました。それぞれ衣料部と工芸部として場所を取ります。でも、箱は縦三連にして、量産型マンドラゴラとしてのつながりは出しておきます。
私は新規契約ですので、簡単な説明を受けました。それから設置準備をします。今回の展示目標は「脱TPM」でした。売っているならどんな風においてもいいだろうではなくて、多少はおしゃれに決めたいと、そういうところです。結果、布を敷くことになりました。壁もうまく使うことにしました。私は壁を使っていませんが、ディオラマを置く代わりに、写真を貼ります。
しかし、縦に三連だと、作業するのに同時にできませんから、交替してやりつつで効率が悪いです。こと、衣料部は品数が多くて、並べるのにも時間がかかります。準備していたはずの値札に間違いがあったりなど、その場でトラブルが更なる苦労となりました。設置が完了して14時をまわり、作業としてはあまり上手であったとは言えません。最後に販売物の確認と書類のコピーを行って終了です。

PLUM SHOP に寄ってから昼食をとることにしました。ほしいものがあるんですけど、まだ買っていません。ぼけっとしていると、こういうのはなくなるんですよ。ご当地系はいいですね、いくらあっても足りないくらいです。
昼食はJAMではなく、餃子の万里になりました。って、最初からここに決めていました。ここはおいしくて安いですよ。難点は、音楽をかけながらテレビをつけていることですね。おせじにも食べる人が落ち着ける環境はないので、もう少し考えてほしいです。料理の内容も値段も素晴らしいですよ。
それと、前からわかっているのですが、カメラのレンズ隠しが写真に写ってしまいます。防ぐためにはズームするしかありませんが、かなりズームしないと消すことができません。すると、こんな食事を撮るのでも遠くに離れなければならず、写りこむか、不憫な作業を強いられるかのどちらかです。ズームするとピントが合わなくなりまして、何かの異常を感じます。
先月分の委託書類がすべて手元に戻ってきてないことに気がついたため、食事後にまたお店に戻ることにしました。戻る前にTシャツのお店に行きましたが、ちょっと高いですね。よいものなのに、買う気になれません。店に戻って書類をもらい、BEEP に行きました。以前行ったときには定休日で入れませんでしたが、今回は大丈夫でした。
狭い中にわさわさ人がせめぎあっています。個人的にはホビーパソコンがどれくらい置いてあるのか気になって、見るとまずよいものがそろっております。書籍はほしいものが残念ながら置いてなくて、これもまた注文して買うことになるでしょう。長い感想は避けますが、情報源としてさまざまなものがそろっている印象を受けました。

ヤシの実サイダーを求めてコトブキヤに行きましたが手に入らず。ところで、次のワンフェス辺りで確実に聞かれそうな FA:G への衣類対応を考えてきました。買うか否か。この日は見送りましたが、考えないわけにはいかないような気もします。ただ、衣類を着せるためのドール素体として使っている人がいるのかどうか、実態がわからないため、もう少し調査します。しかし、何にも装備をつけていない状態のものをわざわざ売り出すということは・・・とも思いますが。

いつものように AZONE で情報収集した後は、FA:G を探すことにしました。しかし探しながら時間切れです。20時をまわり、店が閉まる時間になってしまいました。
夕食は帰ってからGでとりまして、上がりは23時過ぎです。しかし、ひとつの仕事を終えた感がありまして、納得のいく一日でした。

ミカドへ行くなら2016/05/02 23:18

明日は高田馬場ゲーセンミカドにて、タスンサルククエストに参加してこようと思います。簡単に言うと、DBAC 交流会です。和光 DBAC 倶楽部が主催して行いまして、と言っても幹事は二人ですが、和光と馬場のそれぞれでまずゲーセン、その後池袋の毎度の飲み屋で飲み会となっています。かなり前から和光の交流会はやっておりますが、今回初めて参加します。四街道からは MUCK さんも参加することになりました。TO さんはどうするんでしょうか、よく参加しているみたいですが。

それは行ってみないとわからないことです。で、せっかく馬場まで行くなら、当然早稲田に寄りたいわけですよ。休みで閉まっているはずですが、大隈講堂を見たり、図書館の周囲を見たり、戸山の様子を見たりはできるはずです。また、周辺の町も見られます。昼食もどこかでとる予定です。休みだとやっているのが角のそば屋くらいなんですが、適当に探します。なければそば屋でもいいかな。あのそば屋高いんですよねぇ。熊野神社が観光スポットになっておりまして、そこに来る人が休みの日は多いんです。なので、そこのそば屋は目の前ですから営業しています。大学密着より、神社密着のそば屋です。一度食べたのは、大学院の入試で面接のときでした。
大学周辺を見て、戸山公園を歩いて抜けて理工の方に行き、そこから馬場の駅方面に行けばよいでしょう。それだけ歩くと足への負担が気になりますが、そこから先はあまり動くこともないですので、仕方ないと思います。

期待しているんですよ、主に大学周辺を見ることなんですけどね。飲み会はまぁ、体当たりだと考えています。

7対3の割合2016/05/03 23:59

5月3日は、タスンサルククエストという名前で、DBAC交流会がありました。昨日詳しいことを書いていますが、和光DBAC倶楽部で主催してやる、飲み会とプレイ会が一体となった飲み会です。和光では名を変え品は変わらずで長年やってきておりますが、私は今回初めての参加です。会場は池袋ですが、まずは和光のタイステもしくは高田馬場ゲーセンミカドに一度集合してから合流します。なので、私はミカドに行くことを選んだのですが、馬場に行くならそうそう機会もないので、早稲田に行こうと思いました。休みで閉まっていることは覚悟でしたが、大学を思い出したいと思ったのです。早稲田というのは大学と町が一体化しているため、大学や町に思い入れが湧きます。帰属意識が強く、それは他の大学ではなかなかないものではと思っています。卒業生を校友と言いますが、学生から校友まで、つながりを意識した大学が早稲田です。
私も例にもれず、どれだけおちぶれても早稲田魂は枯れないと言うほどの愛校心の持ち主ですから、母校帰りをしたいと思っていました。毎年校友のために大学がそういう日を設けているのですが、ここ近年は学園祭の日に重ねてくるので、それは正直勘弁してよと思っています。なんでそんな騒がしいときに行かないといけないんですか。帰るなら日常的な時がいいし、懐かしい所で食べたいと思っていますから、連休中では少し日常から外れるけど、まぁまぁいいかと考えたのでした。

私の中では、最終的に早稲田で7割、飲み会で3割になりました。久しぶりに大学を見るのがものすごく楽しみになって、それに合わせて行動して、その日の最後に飲み会という流れです。交流会のことは、まぁ、それはそれで楽しかったんですけれど、中身の話は関係ない人にはわからないだろうし、詳しく書くのも難しいので、後日のネタにとっておきます。なので、大学に行ったことを数回に分けて書こうと思います。今日は案内ではなく、私の大学話です。
私が大学の話を書くということは、すなわち私が普通に生きていた時代と関係します。今から10年前の5月の連休、当時私は大学院の博士課程前期2年でした。一般には修士と言いますが、うちの大学院では博士課程前期と言っていました。大学院生をしながら大学図書館で仕事をし、充実しているように見えていました。でも一方で、ほころびにも気付いていました。しかし、そんなほころびを重要視しなくても、生活はまわっていたのです。その連休中、私は風邪をひきました。A先生と友人Sと共に、14号沿いのGへ食事に行きましたが、私はおなかの調子が悪く、注文したハンバーグが食べきれなかったので、友人Sに食べてもらったほどです。ただの風邪でしたが、それが私の人生を大きく分ける境界線になってしまいました。あれから10年。大学へ帰ってみて思ったことは、自分の中に早稲田の血が流れていることが、陰ながら自分を支えていることに気付きました。
よくある質問で、もしもう一度やれるなら、あなたは人生のどの時代をやりたいですかという質問に対し、私は大学時代と答えます。やり直せるなら、ではありません。もう一度追体験するという意味です。小学生はいやです。学校がつまらないからです。中学生もいやです。受験があるからです。高校生もいやです。受験があるからです。大学時代は世界が広くて、やりたいことは何でもできました。勉強も一生懸命やりました。こと三年になってからは、自分の学部だけの学問に限界を感じ、学部でできないことの勉強を自習することに時間を費やしました。大学でやっていたアルバイトがサークルがわりになってくれて、それもいい経験になりました。やっぱりそういうことは、最後に人生の支えになります。
大学を歩くとそんな時間が思い出されて、少し忘れかけていたこともたくさん思い出しました。思わず写真もたくさん撮ってきてしまいました。思い出話も含めつつ、今日のことを書いていこうと思っています。今日はとてもよい日になりました。こんなことも、今後の支えになるでしょう。

早稲田大学ツアー 12016/05/04 23:17

私は大学に学部で5年いて、その後一年三ヶ月を開けて、大学院進学のため大学で仕事を始めます。この間は空白ではなく、普通に社会人でした。大学院に合格しても仕事を続け、大学院を一年一ヶ月で倒れます。足掛け7年以上通った早稲田の土地は、いろんなものが詰まっています。たくさん撮ってきた写真で、早稲田とはいかなる場所かをしばらく紹介していこうと思います。
第一回、まず土地関係が大切です。早稲田は地下鉄東西線の高田馬場と隣り合う関係にあります。千葉方面から行くと、早稲田が先にあります。早稲田を大学の固有名詞だと思っている人がいますが、早稲田は地名で、早稲田にある大学なので早稲田大学と言います。開校当初は東京専門学校という名前でした。
昔は駅の案内に細かくいろいろ書いてありましたが、早稲田大学に統一されていました。名称変更があると、そのたび駅の看板まで書き直す必要があるからでしょう。キャンパスの名前も、西早稲田キャンパスから早稲田キャンパスに変更がありました。でもなぜか、学生内では早稲田キャンパスを本キャンと言います。キャンパスはいくつかに分かれていますが、私はこの早稲田周辺を使っていました。
駅を出て交差点に出ると、そこを右か左に行くかが最初の分かれ目です。文学部は左に行って、戸山キャンパスに入ります。文学部の方が駅からは近いです。で、文学部人間としてはまず自分のキャンパスに行ってみるのですが、大々的に工事中。キャンパスの様子は・・・。
こりゃ幻滅。文学部は最初に坂がありまして、俗にスロープを呼ばれています。高い建物が研究棟で、高さがある割に狭くて、使い勝手は決してよくないと思います。一部、授業を研究室で受けたこともありました。文学部は全体的に建物が古いですが、建て増しした敷地のところだけは新しくなっています。36号館は私が学部二年だったころ完成しました。当時は新築でいい校舎でした。
早稲田の観光名所、穴八幡です。たまに古本市の会場になっていましたが、今でもやっているんでしょうか。休みとなると観光客がぼちぼちやってきて、写真を撮っていきます。シャッターを押すのはその近くをたまたま歩いている人で、私も何度か捕まった経験があります。この周辺を平日歩いている人は、まずほとんどが早稲田の関係者です。
神社向かいにあるそば屋、休日でもやっている、どちらかといえば観光客相手の店です。値段の設定がちょっと学生には厳しいです。となりのキッチンオトボケは安くていいのですが、学生相手で休日が休みです。この交差点は、早稲田を象徴する場所でもあります。とにかく「入り口」という感じがします。なぜかこの時点で立っている場所だけが商業的に不安定で、店がよく変わります。やっぱり当時と違う店になっていました。
交差点を駅から来て右に行くと、早稲田キャンパスに向かいます。この通りは一方通行です。写真ではわかりにくいですが、黒い看板に見える「高田牧舎」の文字は、本キャンに向かっている気分を高めます。これはちょっと高級なレストランで、教授がよく接待に使う有名な店です。私は三回しか入ったことがありません。一回目は小手調べ、二回目はおデート、三回目は授業の交流会でした。左手に高い建物が見えますが、これは8号館です。大学の土地は限られるため、校舎を建て替えると、近年はこのような巨大な建物になります。
本キャンに向かう途中にある、私が行きたいと言っていたキッチン南海があります。チキンカツカレー、しょうが焼きカニクリーム定食はお気に入りでした。店の棚にはランチ時になると切ったキャベツが皿に盛られた状態で並んでいて、いつでも出せるようになっていました。何より、今でも元気にやっているところが安心です。私が入学して18年になりますから、当時作っていたおじさんがもし40だったとしても、今では58になってしまいます。長くやっていくのは、跡継ぎがいないと大変なことだと思います。
すぐに見えてくるのは南門です。門が開いていました。閉鎖ではないようです。通常、休みの日は大学の校舎はすべて施錠され、校内にも入れなくなります。ですが本キャンだけは、校舎に施錠されてもキャンパスには入れます。閉鎖期間のみ、キャンパスには入れません。この連休は閉鎖ではありませんでした。大学を見に来る観光の人もいるので、休日でも閉めないのが普通ですが、連休でも開いているのはいいですね。学生の頃は大学に来ないので知りませんでした。
先ほど見えていた高田牧舎の前に来ると、大隈講堂が見えてきます。手前の建物も大学の施設です。大隈講堂はかなり特異な建物ですから、ここに来ると早稲田に来た感覚が高まります。受験生は正門から入るため、必ずこの大隈講堂を目の前にします。私の入試のとき、大隈講堂前の広場で裸踊りをしていた学生がいたことは忘れられません。
大隈講堂のある通りは並木道になっており、バス停があります。講堂なので、当然中にはホールがあります。ホールがあるということは、それなりに奥行きがあります。この角度から見ると、その奥行きがじっくり伝わってきます。
大隈講堂というと、この角度が有名です。入り口前は広場になっています。講堂は講演会によく使われるほか、健康診断から授業まで、あらゆる活躍をします。決して見た目だけの建物ではありません。つまり多目的ホールというわけです。古い建物ですが、開校125周年に合わせて改修され、中も外も新しくなりました。当然、早稲田を象徴する建物です。12時になると鐘が鳴り、これはちゃんとした鐘で、電子音ではありません。普段立ち入り禁止の部分も、学内ツアーで見ることができます。学内ツアーは今でもやっているんでしょうか。学生が大学の中を無料で案内してくれるサービスで、私は学生のころ、自分の大学を知るために参加しました。その時講堂内の隅々まで見られます。語ると多くがある建物です。125は大学にとって特殊な数字で、大隈重信の言葉に由来します。塔の高さも125尺です。塔の頂上が早稲田のWをかたどっていることに気がつくと、少しずつ早稲田の魂が植わってきます。夜になると時計は裏から明かりがつき、独特の雰囲気があります。

ちょっとですね、大学周辺だけで55枚も写真を撮ってきまして、書きながら結構なネタになることがわかってきました。写真はポイントをしぼって撮ってきましたが、しぼってもそれくらいになるということです。ネタとして早稲田大学ツアーは何回かに分けて書きます。今日はここで締めくくりたいと思います。