100円ボディの沼 ― 2023/01/29 23:00
今日は昼間から眠くなるという珍しい現象で、久々に昼寝をしました。普段は薬がなければ寝付けない体なので、昼寝はしません。昼の薬で眠くなる時がごくまれにあり、薬を飲んで二時間くらいしてから出るもので。それが出たような気もします。
夕食近くまで寝てしまい、夕食の焼き肉はたれを作って手伝いまして、ほとんど何もしないままJに来ました。今年のJ初めです。
一応、昼間はセリエAで買った7cmボディの手直しをしていました。さすが100円というところだけあって、かなり思い切った作りになっています。ひざやひじにも回転軸が入っており、ポーズの自由さがあるながら、この回転軸が非常にゆるいというもろさも露呈します。
精度はあまり高いとは言えず、分解も簡単ではありません。パーツの成形が薄く、開くとパーツが破損する可能性もあります。胴体は開けずあきらめました。おそらく個体ごとに精度の差が出るでしょう。ゆるいとひざやひじがポーズを維持できずに曲がってしまい、分解して直すことになりますが、買う人はそれを直す技術を持っているのかという問題があり、当たりを引くまで買い続ける人がいるかもしれません。100円でも無料ではなく、買い損はしたくないでしょう。安いものほど熟練の技がいる。
ボディもつやつやのため、全体を1500番で磨いてつや消しにしたいところ。やすりは800までしか持ってきておらず、続きの作業は印西へ戻ってからになります。しかし一生懸命やるだけあまり価値がないっちゃない。
夕食近くまで寝てしまい、夕食の焼き肉はたれを作って手伝いまして、ほとんど何もしないままJに来ました。今年のJ初めです。
一応、昼間はセリエAで買った7cmボディの手直しをしていました。さすが100円というところだけあって、かなり思い切った作りになっています。ひざやひじにも回転軸が入っており、ポーズの自由さがあるながら、この回転軸が非常にゆるいというもろさも露呈します。
精度はあまり高いとは言えず、分解も簡単ではありません。パーツの成形が薄く、開くとパーツが破損する可能性もあります。胴体は開けずあきらめました。おそらく個体ごとに精度の差が出るでしょう。ゆるいとひざやひじがポーズを維持できずに曲がってしまい、分解して直すことになりますが、買う人はそれを直す技術を持っているのかという問題があり、当たりを引くまで買い続ける人がいるかもしれません。100円でも無料ではなく、買い損はしたくないでしょう。安いものほど熟練の技がいる。
ボディもつやつやのため、全体を1500番で磨いてつや消しにしたいところ。やすりは800までしか持ってきておらず、続きの作業は印西へ戻ってからになります。しかし一生懸命やるだけあまり価値がないっちゃない。
新パーツで素材ちゃん微改良 ― 2019/08/13 22:39
HOBBY BASEの素材ちゃんの関節素材は、脚の付け根に使われているボールジョイント以外、すべてHOBBY BASEの関節技でまかなうことができる、というのが素材ちゃんの売りですが、逆にどうして脚の付け根はないの ? という疑問に対し、その対応商品が発売されました。冬のワンフェスで将来的に出る告知があったようですが、いつだったかなと、忘れたため足しげく毎月店に通い、結局この夏のワンフェスで先行販売に出会うのでした。毎度、ワンフェスでHOBBY BASEの場所とドール島は近く、今回は16時半過ぎに、さっと買いに行くことができました。
いや、使ってから撮影するなと言われそうで、これがその新商品です。私がこれを待望していたのは、最初に買った素材ちゃんの関節をほぼすべて失ってしまったことによります。それは後で書くとして、おかげで素材ちゃん一号はバラバラになったまま保管され、ないと困るのでもうひとつ買い、ついでに肌の色もフレッシュにしました。ところがライトフレッシュが必要な事情ができまして、ちょうどこの機にバラバラになったライトフレッシュの一号復活を図ることにしました。
さりげなくこの商品にも「上級者向き」の表示が入りました。いやぁ、そもそも関節パーツなんて初心者は買わないと思うのですが・・・。この商品は素材ちゃんのメンテ用とも言えるパーツ構成で、一部を破損してしまっても、これで直すことができます。また、軸の太さにバリエーションがあり、メカ娘にする場合に使いやすい改造パーツにもなっています。
私のように、ほぼすべての関節を破損した人にはこれだけでは足らず、従来のこちらもないとダメです。こちらには上級者向けの表記がなく、おそらく今後入っていくのでしょう。
さて、新商品にだけついている新しいパーツを使って、素材ちゃんにわずかな変更を加えることにしました。それがこちらです。
ピコニーモ用に作った水着が素材ちゃんにも合うことを確認するため、顔の色を合わせるために、ライトフレッシュボディを復活させました。頭はピコニーモのカスタムリリィから持ってました。ピコの関節強化版は可動域確保のため、ボディの隙間が大きく、露出の多い水着にはあまり向きません。また、この水着をプラスチック少女と素材ちゃんの組み合わせで使用する人もいると考えてのテストです。着せられました。ちょっと見えすぎていますが。
いや、今日の本題はそこじゃない、今までの素材ちゃんと何が変わったのかです。その変更を加えていないボディがこちらです。
このボディは、以前のおなかと胸のつなぎをボールジョイントに変更する改造を施した素材ちゃんです。ボールジョイント改造が見た目の変化なく行われていることがやっとわかったわけですが、今回の注目はそこではありません。
新しいパーツを使ってやっているなら、当然見るのは関節でして、並べるとわかります。
実は以前から気になっていた部分です。新しい関節パーツでそれをふたつ入れてきたことは、つまりこうしろと理解しました。
あー、足首が違う ! と、わざとらしい。今までの素材ちゃん対応関節技には、手首などに使う4mmか、6mmしかありませんでした。そこに新しく5mmのボールが登場し、軸は2.9mmが2個と、4mmが1個あります。せっかく関節を一新するなら、この部分は細くしたいと、新しい5mmを入れました。
こうして見ると、6mmの方が不自然に見えるほど、5mmはしっくりきています。おそらくここの6mmはコスト上の妥協だったのではと考えています。素材ちゃんの関節はすべて4mmと6mmで構成されており、ここだけ5mmにするのは現実的ではなかったのでしょう。新しい関節技は新パーツを含んでいるので、5mmも入れられたと考えます。
素材ちゃんは改造パーツ、が本筋ですが、私には素材ちゃんはドール素体になりうる存在なので、素材ちゃんそのものの改良もします。それだけのパーツも出そろってきているので、せっかくならこれを機会に手を動かす人が増えたらと思います。
で、なぜ関節を破損したかと言いますとですね・・・。
私の素材ちゃん一号は最初期ロットなので、その時期特有の問題だと思いますが、買った時、体がすべすべしていました。触ると手がすべすべになります。何度か洗剤で洗っても落ちません。これは離型剤だと判断しました。二号はこういうことはなかったので、最初期の、まだまだ調整すべきところが残っていたのだと思います。
離型剤を落とすなら、専用の洗剤に任せるに限ります。
ファインモールドのご機嫌クリーナーです。レジン製品および海外製のプラモで離型剤が残っているものを強力に落とします。使っていて、洗剤以外の何か特殊な成分が含まれていることは知っていました。しかしプラモに使えるので、素材ちゃんにも使えるはずです。
この時、野生のカンが働いて、関節を全部外し、ばらしてからPVCパーツのみ洗浄すべきと考えました。でも素材ちゃんの関節はポリカーボです。ABSなんかより強度もあり、溶剤にも強いです。プラモにも使えるのだから、そのまま洗えるとも考えました。で、関節を外すのが面倒なので、そのままやりました。数分後。
まるでABSが溶剤で割れるかの如く、ポリカーボが粉砕されたのです。さすがにご機嫌クリーナーにもポリカーボに使うなとの注はなく、完全なわからん殺しでした。無事だったのは3個のみで、固有パーツであった脚のボールジョイントが割れ、素材ちゃんは修理不能となったのです。ただ、HOBBY BASEのことだから、いずれここも関節技として発売されると考え、待っていました。
修理には関節技が二種類必要で、値下げされてきた素材ちゃんに迫るものでしたが、それでも新しいものを買うより安く済みます。そして私は気づきました。素材ちゃん一号の関節の色、パーツで売っているのと違うなと。パーツで売っているものは肌色と同じで、こういうところが最初期ロットなんでしょうかね。色が違うため、もちろん全部交換しました。
さりげなくこの商品にも「上級者向き」の表示が入りました。いやぁ、そもそも関節パーツなんて初心者は買わないと思うのですが・・・。この商品は素材ちゃんのメンテ用とも言えるパーツ構成で、一部を破損してしまっても、これで直すことができます。また、軸の太さにバリエーションがあり、メカ娘にする場合に使いやすい改造パーツにもなっています。
さて、新商品にだけついている新しいパーツを使って、素材ちゃんにわずかな変更を加えることにしました。それがこちらです。
いや、今日の本題はそこじゃない、今までの素材ちゃんと何が変わったのかです。その変更を加えていないボディがこちらです。
新しいパーツを使ってやっているなら、当然見るのは関節でして、並べるとわかります。
こうして見ると、6mmの方が不自然に見えるほど、5mmはしっくりきています。おそらくここの6mmはコスト上の妥協だったのではと考えています。素材ちゃんの関節はすべて4mmと6mmで構成されており、ここだけ5mmにするのは現実的ではなかったのでしょう。新しい関節技は新パーツを含んでいるので、5mmも入れられたと考えます。
素材ちゃんは改造パーツ、が本筋ですが、私には素材ちゃんはドール素体になりうる存在なので、素材ちゃんそのものの改良もします。それだけのパーツも出そろってきているので、せっかくならこれを機会に手を動かす人が増えたらと思います。
で、なぜ関節を破損したかと言いますとですね・・・。
私の素材ちゃん一号は最初期ロットなので、その時期特有の問題だと思いますが、買った時、体がすべすべしていました。触ると手がすべすべになります。何度か洗剤で洗っても落ちません。これは離型剤だと判断しました。二号はこういうことはなかったので、最初期の、まだまだ調整すべきところが残っていたのだと思います。
離型剤を落とすなら、専用の洗剤に任せるに限ります。
この時、野生のカンが働いて、関節を全部外し、ばらしてからPVCパーツのみ洗浄すべきと考えました。でも素材ちゃんの関節はポリカーボです。ABSなんかより強度もあり、溶剤にも強いです。プラモにも使えるのだから、そのまま洗えるとも考えました。で、関節を外すのが面倒なので、そのままやりました。数分後。
修理には関節技が二種類必要で、値下げされてきた素材ちゃんに迫るものでしたが、それでも新しいものを買うより安く済みます。そして私は気づきました。素材ちゃん一号の関節の色、パーツで売っているのと違うなと。パーツで売っているものは肌色と同じで、こういうところが最初期ロットなんでしょうかね。色が違うため、もちろん全部交換しました。
素材ちゃん改造 ― 2019/03/12 22:20
素材ちゃんに今後の可能性をかけるということで、以前より気になっていた部分に改良を加えました。
こうして見るとほぼ変化はないようで、あえてこの改造なしではできないポーズにしています。ヌンチャクも活かすと。わからないですよね、はい。
素材ちゃんは胴体と胸をつなぐ関節が、一方向の回転軸になっています。前後に体を反らすことはできても、左右にひねることは、一度関節を取り出し、ひねり直さないとできません。それも、左右にのひねりを入れれば、前後のひねりはできなくなります。通常、可動フィギュアではこの部分はボールジョイントが使われています。じゃあ、素材ちゃんはなぜそうなっていないのかというと・・・。
素材ちゃんは、HOBBY BASEで出している、汎用ジョイントを使って作られています。なので、これを使えば改造や修理が簡単で、製造コストも下がります。ただ、脚の付け根のボールジョイントがないため、今後これも新商品として出ます。これにて素材ちゃんは改造部品として完成されるわけです。
この関節はボールジョイントのボール側を作ることはできても、受け軸が存在しません。しかし、胴体下の支えはボールジョイントの受けをボディ側に成型して作っていますから、胸とのつなぎもボールにしてよかったのではと思います。
このおかげで、ボディのつなぎがボールジョイントではなく、一方向軸になっています。つまり、コスパが優先されたと、そう考えるべきでしょう。しかし、そのコスパのおかげで、腰でのひねりを胸で吸収することができないため、腰の可動があまり活かせない設計になってしまいました。それは納得できませんので、改造するのです。
改造は極めてシンプルに、胴体と胸のつなぎをボールジョイントに変更します。ボールジョイントは、HOBBY BASEのジョイントを買ってきて使いました。ただし、そう簡単にはいかなくて、まず標準の関節軸の太さが2.9mmですが、ボール軸は3mmで、穴の拡大から始まります。なぜ2.9という中途半端な軸かと言えば、PVCフィギュアの改造での使用が前提だからでしょう。PVCフィギュアは、その材料の軟らかさの性質上、穴を開けると周囲が押し込んでくるため、穴が若干縮まります。3mmで開けた穴に2.9mmを入れるとちょうどよくなります。素材ちゃんは上級者向けと銘打っている商品ですから、2.9の理由くらいわかるやつが使えよと、暗に言っている気がします。
標準軸のボールの大きさは6mmで、拡張に使うボールジョイントの外側は7mmです。そのままでは入らず、ご覧のように大きさもだいぶ違います。標準軸の軸中央の位置が、ボールジョイントの軸中央と合う位置に配置しなければ隙間ができるため、胴体を彫って、関節を入れては位置が合っているか見ることの繰り返しです。関節はかなりしっかり押し込まないと入りません。作業をしながら、受け軸が傷んでしまいました。フライヤーでやっているんですけど、やっぱり傷にはなります。隠れるから気にしません。こうして改造は完了するのでした。
腰のひねりを胸で吸収することでしかできないポーズです。このサイズの可動フィギュアなら大抵はできるんですが、なぜかできない素材ちゃん。改造のおかげでできるようになりました。この角度だとピンと来ない方は・・・。
自称、ツンデレのポーズ。可動の改造をする場合は必ずそうですが、その改造をすることで何ができるようになるのか、逆に何ができなくなるのかを想定しないとダメです。可動を減らす代わりに、見た目を良くする改造も世の中にはあります。今回は普通に、可動範囲を広げました。広がると何ができるか、イメージがあると、改造する士気も上がります。一見すれば重箱の隅をつつくような改造でも、改造するからできることがわかると、やる意味が生まれます。
普段から可動フィギュアをいじり倒してみて、いろんなポーズを取らせてみれば、欲しいことも見えてくるかなと。必要なければそれに越したことはないし、もっと可能性が広がると考えられる場合もあります。最後は好みもあるかと思います。手首の付け根をボールジョイントにするかとか、自由度は高まっても見た目は隙間ができて、そうなれば使い方の問題と、改造の実力もかかってきます。世の中には某ガンダムみたいに、ひじが逆方向に曲がるものまでありますからね。最後は使われ方の問題です。
素材ちゃんは胴体と胸をつなぐ関節が、一方向の回転軸になっています。前後に体を反らすことはできても、左右にひねることは、一度関節を取り出し、ひねり直さないとできません。それも、左右にのひねりを入れれば、前後のひねりはできなくなります。通常、可動フィギュアではこの部分はボールジョイントが使われています。じゃあ、素材ちゃんはなぜそうなっていないのかというと・・・。
この関節はボールジョイントのボール側を作ることはできても、受け軸が存在しません。しかし、胴体下の支えはボールジョイントの受けをボディ側に成型して作っていますから、胸とのつなぎもボールにしてよかったのではと思います。
このおかげで、ボディのつなぎがボールジョイントではなく、一方向軸になっています。つまり、コスパが優先されたと、そう考えるべきでしょう。しかし、そのコスパのおかげで、腰でのひねりを胸で吸収することができないため、腰の可動があまり活かせない設計になってしまいました。それは納得できませんので、改造するのです。
普段から可動フィギュアをいじり倒してみて、いろんなポーズを取らせてみれば、欲しいことも見えてくるかなと。必要なければそれに越したことはないし、もっと可能性が広がると考えられる場合もあります。最後は好みもあるかと思います。手首の付け根をボールジョイントにするかとか、自由度は高まっても見た目は隙間ができて、そうなれば使い方の問題と、改造の実力もかかってきます。世の中には某ガンダムみたいに、ひじが逆方向に曲がるものまでありますからね。最後は使われ方の問題です。
オビツろいど化 重量級編 ― 2017/12/15 23:26
衣料部より新商品の紹介をさっさとやれとの注文が来ております。いや、そのためにはまず大和守安定ねんどろいどをオビツろいど化する必要があります。旧来使っていた物吉ジョイントでは接続できないことが発覚して以降、新しい接続方法が模索されておりました。いい加減やらないと限界になりまして、やります。
ちら見せで新しい服を見せますが、これはまたちゃんと写真を撮ります。ひとまずこうして頭が乗りました。いい感じでしょう。頭はねんどろいどこーでの頭を使い、小物の刀は純正ねんどろいど安定くんから持ってきました。ちなみに、頭はこーでと純正安定くんでは、髪の色や顔が若干違います。こーではアニメの花丸ベースのためです。
これがオビツろいど化するためのジョイントです。以前の物吉ジョイントを進化させ、ぐらつきを少なく設計し、髪の重さにも耐えられるようにしました。思った以上に使えるので、物吉ジョイントも新しく作り直そうと思います。
さて、これだけ見るとやっつけ仕事のようで、ちゃんと考えられております。材料はプラモのランナーと瞬間接着剤だけです。特徴的なのは平たい板です。ここは顔のパーツに引っ掛ける重要なところです。それと、ランナーはどこのプラモ会社のものを使うかも重要で、以前はタミヤを使いましたが、今回はバンダイを使いました。バンダイはオビツ11側の軸とぴったり合いました。何気にバンダイは使えます。
使い方は、まず板のない方を後ろ髪に挿します。これがそのままだと入らないため、ランナーを少し削ってあります。さきほどの拡大写真で、完全な丸棒になっていないことが確認できるでしょう。
わかりやすいよう、中途半端に顔を入れています。このように顔を入れると、平たい板が顔の内側に入り、頭が後ろにひっくり返るのを防ぎます。物吉ジョイントにはこれがなかったため、ぐらつきが大きく、頭が重いと後ろに倒れてしまう欠点がありました。物吉ジョイントもこのタイプに変更します。
丸棒にそのまま平板をつけると、接着面積が狭すぎて取れます。接着前に丸棒を削り、平面を増やして接着力を増しています。無理をかけなければ取れることはありません。板にしたのは、幅広にして安定度を増すためです。この板もランナーから取りました。
このように、かちっとはめ込むと、ぐらつくことなく軸が出て、これをオビツ11の首の穴に入れればいいだけ・・・に思えますが、軸の周囲に何かついています。これは、首周囲にできる空間を埋めるためのものです。実はオビツ11は、軸を挿してもぐらぐらします。これを抑えるため、首の周囲にできる空間を少しでも狭くします。ここには隙間を埋めるため、適当にランナーを貼り付けて整形しました。ないより効果が認められます。この方法で完全にぐらつきをなくすことはできません。
オビツ11は、首がある胸から首のパーツは、挟みこみ形式です。これが、カチっとはまっていません。ややゆるめで、多少の隙間があります。遊びというやつです。実はこれが軸をぐらつかせる根本の原因になっています。この隙間ができないよう、指でがっちり押さえ込むと、首の軸も安定します。つまり、首の軸が隙間を埋めてもぐらつくのは、オビツ11側のパーツの隙間のせいなのです。なぜ隙間があるのか、と言えば、超精度の整形ができてないためだと思われます。オビツは玩具メーカー寄りで、プラモメーカーとはやっぱり違います。
オビツ11は関節パーツが微妙な精度で設計されていて、成形がうまくいかないと関節が固くなる、もしくはゆるくなります。成形による誤差を埋めるため、あらかじめ挟み込むパーツに遊びを持たせて調整していると思われます。この遊びが、単純に軸形式で首を固定したとき、若干のぐらつきが出る原因になります。簡単なのは、ジョイントをボディに接着してしまうことです。常にオビツろいどにしておくなら問題ありません。ただ、うちの場合は、オビツ11用ドールヘッドも使う都合、接着できないのです。また、この方法では簡単に首が抜けます。軸が抜けないよう、引っ掛かりをつけることもできます。うちでは簡単に抜ける方がむしろ便利なため、こうしています。
首が抜けないようにするには、軸を接着してしまう以外に、軸の先端に引っかかりをつけるだけで大丈夫です。最初から付いているオビツ用汎用ドール首軸は、抜けないように引っ掛かりがついています。それと同じものをつけてやればよいだけです。
そもそもこの方法は、プラモを作っている人じゃないと、一般的とは言えません。材料は特殊ながら方法としては簡単なので、おすすめできます。プラモのランナーだけ簡単に手に入れる方法もあります。プラモのパーツをばら売りしている、Yellow Submarine に行ってみましょう。Y-Sub は多くの店でパーツのばら売りをしています。ランナーから外した状態で売っているため、その時在庫があればランナーだけ譲ってくれます。やすりや接着剤はさすがに自分で用意してくださいね。
さて、これだけ見るとやっつけ仕事のようで、ちゃんと考えられております。材料はプラモのランナーと瞬間接着剤だけです。特徴的なのは平たい板です。ここは顔のパーツに引っ掛ける重要なところです。それと、ランナーはどこのプラモ会社のものを使うかも重要で、以前はタミヤを使いましたが、今回はバンダイを使いました。バンダイはオビツ11側の軸とぴったり合いました。何気にバンダイは使えます。
丸棒にそのまま平板をつけると、接着面積が狭すぎて取れます。接着前に丸棒を削り、平面を増やして接着力を増しています。無理をかけなければ取れることはありません。板にしたのは、幅広にして安定度を増すためです。この板もランナーから取りました。
オビツ11は、首がある胸から首のパーツは、挟みこみ形式です。これが、カチっとはまっていません。ややゆるめで、多少の隙間があります。遊びというやつです。実はこれが軸をぐらつかせる根本の原因になっています。この隙間ができないよう、指でがっちり押さえ込むと、首の軸も安定します。つまり、首の軸が隙間を埋めてもぐらつくのは、オビツ11側のパーツの隙間のせいなのです。なぜ隙間があるのか、と言えば、超精度の整形ができてないためだと思われます。オビツは玩具メーカー寄りで、プラモメーカーとはやっぱり違います。
オビツ11は関節パーツが微妙な精度で設計されていて、成形がうまくいかないと関節が固くなる、もしくはゆるくなります。成形による誤差を埋めるため、あらかじめ挟み込むパーツに遊びを持たせて調整していると思われます。この遊びが、単純に軸形式で首を固定したとき、若干のぐらつきが出る原因になります。簡単なのは、ジョイントをボディに接着してしまうことです。常にオビツろいどにしておくなら問題ありません。ただ、うちの場合は、オビツ11用ドールヘッドも使う都合、接着できないのです。また、この方法では簡単に首が抜けます。軸が抜けないよう、引っ掛かりをつけることもできます。うちでは簡単に抜ける方がむしろ便利なため、こうしています。
首が抜けないようにするには、軸を接着してしまう以外に、軸の先端に引っかかりをつけるだけで大丈夫です。最初から付いているオビツ用汎用ドール首軸は、抜けないように引っ掛かりがついています。それと同じものをつけてやればよいだけです。
そもそもこの方法は、プラモを作っている人じゃないと、一般的とは言えません。材料は特殊ながら方法としては簡単なので、おすすめできます。プラモのランナーだけ簡単に手に入れる方法もあります。プラモのパーツをばら売りしている、Yellow Submarine に行ってみましょう。Y-Sub は多くの店でパーツのばら売りをしています。ランナーから外した状態で売っているため、その時在庫があればランナーだけ譲ってくれます。やすりや接着剤はさすがに自分で用意してくださいね。
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