アキバ委託新商品 工芸部2017/12/24 22:32

委託で新たに入った工芸部の商品を紹介します。今月は中物を中心に増やしました。ワンフェスでの人気商品を新たに投入しました。どれも新作ではないですが、委託では初登場です。最近イベント出していないものもありまして、ワンフェスより手に入れやすくなっております。こうして委託も新しいものを次々入れていければいいんですけど、なかなか難しいもので、今月は久々に充実しました。では、入れたものを紹介します。
盆栽、400円です。こちら、毎度ワンフェスでは人気があるので、委託にも投入しました。枝ぶりはひとつずつ違います。何年かぶりに私が作りました。いつもは衣料部で作られております。なんせ見た目の印象のあるアイテムですので、初見の人でも買っていただけるかなと期待しています。置物としての汎用性もあります。それなりに頑丈ですが、あまりいじりすぎると葉が少しもげることもあるので、取り扱いは丁寧にお願いします。
こちら何年かぶりに登場の火鉢です。手間がかかるため、あまり大量に作れません。生産時期により微妙に作りが違います。今回はまた新しい方法を使ってみました。以前より少しは手間が減るので、今後はこの作りが定着していきそうです。
もちは3個つきまして、表と裏で焼き加減が違い、演出の違いを楽しむことができます。伝統的な火鉢、というよりかは、和モダンを目指してデザインしています。鋼箸もあるとよさそうで、安全上の理由からつけていません。その代わりにおもちが焼けます。
金網を乗せないと、このように炭が楽しめます。炭は本物の炭です。竹炭を使用しています。竹炭は細かい細工に向いていて、このサイズでも丈夫で、適度なサイズに割ることができます。一般的な木炭では砕けてしまって難しく、備長炭では固すぎて加工できないので、竹炭が使えるんですよ。
なお、鉢は軟らかい粘土を使っているために衝撃に弱く、落とすと割れることもあります。取り扱いは注意してください。まぁ、割れても模型をやっている人なら簡単に直せるとは思います。火鉢は500円です。
竹ほうきは今まで出してきましたが、こちらはオビツ11専用サイズになります。オビツ11専用サイズを単独で売るのは初めてです。今まで巫女服のセットにしたことはありました。身長によって長さやほうきの量に違いが出てきて、実はちゃんと試作で調整を重ねているんですよ。キューポッシュ用もサイズが異なります。軸は3mmで、これもオビツ11に持ちやすい軸です。オビツ11が広まってきたこともあって、今回初めて単独売りをすることになりました。今後は他のサイズも単独売りを考えています。ねんどろいどサイズも開発を考えており、ほうき市場はまだまだ広がりそうです。作る方から言うと、サイズが多様化するほど大変なのではありますが。
本当は先月から入る予定だった、ソファテーブルもやっと入りました。これも委託では初めてです。ユニバーサルソファに合わせて設計されており、セットで買うとうまく高さが合います。ワンフェスでは一度しか売ったことがない、まだ新しい商品ですから、これもおすすめできます。実は新しく変更が加わっていて、テーブルの光沢が以前より少し増しています。フラットな感じがいいという人もいるだろうし、微妙なところですが、ちょっとだけ以前よりつやがあります。こちらは800円です。

委託で入った新しい商品です。今後も委託で取り扱うものは増やしたいので、みなさん買ってください。よろしくお願いします。

収縮は割れる2017/12/17 23:50

なんかどうも体がさえなくてつらいんですが、やることやらないといけないところで、火鉢の仕上げをしております。火鉢はまだまだ経験値が足りないもので、最後の灰をどう仕上げるか、毎度違った方法が取られています。今回はなるべく灰の層を薄くするべく仕上げ、灰は木工用ボンドでペースト状にして入れました。水っぽくすると入れるのは楽なんですが、乾燥したときに面が大きく下がるため、周囲に跡が残ってしまいます。そこでペースト状にして、乾燥も早めるために薄く入れました。
して、予想通り、やっぱり割れたり、火鉢の壁面と灰の間に隙間ができました。こうならないのが理想ながら、できるんですよ。他にいろんな方法を考えても、木工用ボンドがいいかなと思うのです。割れる理由は、収縮するからです。収縮しない素材ならそのまま簡単にいけるのに、今のところ使えそうなものは思いつきません。仕方なく、できたひびを灰ペーストで再び埋めます。これだけだと表面が不自然になるため、油絵具のように、再び木工用ボンドで作ったペーストをうすーく塗って、できた隙間を完全に隠しました。乾燥までに時間がかかるため、これで本当にいけているかはわかりません。いければ、今後も使える方法になるでしょう。ドールショウに向けても火鉢は生産します。ノウハウを積むことが重要なのですよ。

工芸部型盆栽2017/12/14 23:39

アキバ委託のマンネリを少しでも脱しようと、細かいアイテムを作るのですよ。さすがに小物を入れるのは大変で、それなりに売り上げ金額のある中物を入れます。
で、がんばって盆栽をここまで作りました。まだ完成しておりません。これから砂を入れて固めれば完成です。とりあえず、印象ということで。毎度盆栽は衣料部の生産ですが、今回は私が作りました。枝ぶりが私なりの枝ぶりになっております。枝分かれが多く、上から見たときの広がりを大きくしています。全体の大きさは、ここ最近の盆栽とほぼ同じです。作り手の個性が出るのがこの盆栽の面白いところですね。私のものは、枝の構成もだいたい同じに作ってあります。衣料部で作るものは、枝ぶりが木によって違っていて、差が出るよう作っています。
盆栽は売れてくれると期待しています。委託に行くのは来週になりそうで、それまでに作れるものを作りましょう。

胡粉を使う2017/12/11 23:47

久々に火鉢を作っております。火鉢は私が普段多用するマイネッタではなく、フォルモで作っています。マイネッタでは固すぎて形を作ることができません。軟らかいフォルモを使うときれいに作れます。また、フォルモは乾燥後のヒケが少なく、最初に作った形を維持しやすい特徴もあります。値段も少々安め・・・かどうかは、店によってかなり違います。少なくともJ本2では安めに買えます。
さて、粘土が軟らかいのはいいですが、軟らかい粘土は必然的に繊維質が多くなり、表面のけばが立ちやすくなります。そのため、表面処理は少々面倒です。これを一気に簡単にする方法が、市販のサフではなく、胡粉を使う方法です。胡粉を水性アクリジョンに溶いて表面を固めると、けばを抑えながら表面を整えられます。また、胡粉を使うと表面がサフ以上に固くなり、耐久性も増します。過去には最初からサフを塗る方法をしたこともありますが、最初のけばを抑えるのに回数を重ね、かえって手間でした。胡粉なら数回分の手間を一度にできます。ただし、色をつけることは難しいため、一度表面を作ったら、火鉢の色でもある白サフにまかせます。火鉢は表面の質感を出すため、白サフを筆塗りで何度も重ねるのが特徴です。筆の流れを一方向にして、厚みの違いを模様のように出します。
マイネッタ以外の軟らかい粘土の場合は、胡粉を使った表面処理が役に立ちます。アクリジョンではなく、タミヤの水性でやることもできます。水性塗料でないと、乾燥が早過ぎて少々やりにくいです。元々この方法は、自作ドールを作るための本で覚えたことでした。自作ドールとは、完全に全部自分でドールを作ります。市販の部品を使うことはなく、粘土で全部作るのです。その時は胡粉で表面を固める方法を取ることを知り、同じような粘土を使うために真似しているのでした。こういうのは何でも、知っている者勝ちですからねぇ。