レタス改革2016/05/17 23:55

ズームマクロさえしなければ、今のカメラでも小物だけならなんとか撮影できそうな気がします。ズームマクロをすると、より客観的に捉えられるわけですが、小物だけならそこまでしなくても、うまく工夫をするだけでいい写真になってくれそう、あくまで予感です。
今やっているのは、和風ハンバーグセットの付け合せサラダをひとまず盛り付けているところです。これで完成ではありません。トマトがこれだと梅干になってしまいますので、トマトに光沢を入れます。その前にレタスを盛り付け、トマトを固定しておきます。
なんと、今回からレタスの作りが変わりました。今までになくリアルになっています。従来のやり方だとリアリティがなくて、それも限界かと考えていたのですが、新しい方法を考えました。最初からこの品質でできていればよいものの、今までの過程があってこその発想なので、ようやくここにたどり着いたのです。ただ、手間は今まで以上にかかります。レタスらしく盛り付けるのが完全に手作業のカンで、丁寧に仕上げるには時間がかかるのです。まぁ、品質を取るならしょうがないですね。
今まで何がいけなかったのかというと、しわと厚みが課題でした。そこで、もはや粘土では不可能と判断し、薄くてしわを入れやすい半紙に変えました。半紙に色をつけてしわしわにしたものを、しわを維持しながらくっつけていきます。ほどよい形に切るのも方法がありまして、たどりつくまで長い実験でした。

受注生産分と、これからのワンフェスではこの仕様になります。