被写体より撮影技術2012/04/08 18:04

私の作ったプラモの中でどうしてもひとつだけ写真に写らないものがありまして、そりゃ自分のカメラの腕がへっぽこなんじゃないかと気付いたのでございます。そこで思いつきで撮ってみました、その亡霊のようなやつを。
実はカメラも十分へっぽこなんだというのは既にわかっております。10年前の5万円デジカメと、最近の1万円デジカメでは、10年前の5万円の方が撮影に細かい設定できる分性能は上でした。確かに今のカメラは明るく写るし、動画も撮れるようになった。でも、シャッタースピードも変えられない、ズームマクロ撮影もできないカメラじゃ私には限界を感じます。商売道具としてもカメラは重要だから、金銭的様子を見つつ買いなおすことにしました。
おや、話題はそっちなのかというと・・・実はそうです。被写体はつまり、これを撮影するのがいかに大変かという修行用のものでした。見ての通りメッキですので、光をとてもよく反射します。だから測光方式や露出調整をうまくやらないと、光で被写体がつぶれてしまうのです。今日ちょこっと本棚を整理した関係で、本棚に飾ってあるこいつをいじりつつ、ふと撮影に挑戦しようと思いました。昔の私の知識じゃ無理だったのですが、まぁまぁ撮れたでしょう。

被写体は、「BANDAI HGUC 1/144 百式」でございます。もうかなり前に作ったやつです。もちろん素組みではなく、全塗装してあります。メッキのため、メッキ部分の合わせ目は消すことができません。それ以外は基本的な処理をして塗装しただけの、至極普通な仕上げです。
メッキ部分も塗装していて、ガイアの「蛍光クリアー」に若干のクリアオレンジを混ぜています。背面バインダーや肩の「百」はデカールですが、段差をなくすために、デカールの上からもう一度蛍光クリアーを塗装し、磨いています。仕上げに高分子ポリマーもかけました。
語れるところはそれくらいですか。そう、頭部についていたアンテナが落ちてなくなりました。いわゆるVアンテナではなく、普通のアンテナのため、あまり目立ちません。真ちゅう線で作ってやればいいんですけどね、部屋の本棚にいるだけだからやってないという・・・。
ちなみにこの百式は中古キットで500円でした。メッキ部品に最初からかなり目立つ傷が多数あり、最初に買った人はおそらくそれが気になって中古屋に売ったのでしょう(アキバのリバティ)。まあ、光の向きによってはかなり目立ちますが、写真はそこを隠すように撮っているので問題にはなりません。

こうやって見るとHG百式もなかなか渋いじゃないか。欲を言うと、もう少しつま先をとがらせたかったかな。

使わないとわからない2011/08/17 22:47

車の塗装はボディ部分とシャーシ部分を日に分けて作業すべきだというのが持論ですが、今回は内装がモノトーンのため、いけるかと思いました。ダメダメ、目標としているところまではいったけれど、時間がかかりすぎです。この炎天下で塗装をしているとですね、まじめにやばいです。長時間作業は避けるべきでした。
内装は三色構成で、マスキングは一箇所のみ。当初ほかの色合いを考えていたのですが、内装がかなり省略されていまして、うまく色を切り替えられるラインがありません。仕方ないので久しぶりに黒のモノトーンでいきました。車体色から考えても渋いと思われまして、これはこれでいけるでしょう。
本当に大変なのはボディの方です。こいつは白をベースに雲母堂本舗の「AGパール」を使う、もといその色実験のために作っておるのですが、白系パールは汚れが目立つから、かなり厳しいものとなるのが予想されます。あまり白系パールを毛嫌いしているのも難ですからね、練習ですよ、練習。完璧にできなくても、色合い、隠ぺい力、使い勝手がわかれば今回はよしとします。

さて、この塗装は新しいエアブラシの性能テストも兼ねていますが、思いのほか厳しい作業でした。今まではエアブラシで吹くための塗料濃度調整は一発で決めていました。そりゃ6年も同じものでやっていれば、目分量で加減はわかります。エアブラシが変わったら、やっぱりうまくいきませんでした。カップの形が今までと違うため、同じ加減ではできません。さらに、塗料の成分が下にたまりやすく、逆噴射して塗料を混ぜる「うがい」をしても、時間がかかります。当然、溶剤を先に入れてから塗料を入れていますが、効果は微妙。塗装中も頻繁にうがいをしないとすぐ塗料が下にたまってきます。
今までの場合だと、うがいを一回すれば効果は長く持つし、エアブラシをふってうまく混ぜていれば塗料は下に溜まりませんでした。この調整に手間取り、ボディの下塗りは結局粒ができ、大幅な研ぎ出しを余儀なくされました。白は後日また塗り直しです。また、従来使っていたのに比べるとブラシの塗り幅がかなり狭くなっています。噴出し口の形状が、従来品だとメガホンのように広がっていたのに対し、今のものは逆になっています。王冠型のものと交換して使えばままよくなりますが、今度うがいができません。おかげでシャーシや内装の半光沢がきれいに出せず、一部はあきらめました。
結論から言うと、新しく買ってきたエアブラシは細かいパーツを丁寧に仕上げるのには向いているけど、広い面積の塗りには向きません。空気の流量を閉め、ニードル位置の微調整により、細かいパーツには今まで以上にきれいに塗料を当てられるほか、無駄が大幅に減ります。小さなパーツに大きく吹いていれば逃げる塗料も多くなりますが、細吹きすれば確実です。入り組んだパーツも王冠型の噴出し口を使うと、吹き返しの風が減ってうまく塗料がのります。こうした細かいほうへの微調整が得意な分、大幅な塗りは不得意になりました。車のボディやらシャーシを吹くなら、今まで使っていたものの方が効率よいです。
使い分けろということのようです。まあ、まだ実験段階ですからね。更なる経験を積めばわかってくることもたくさんあるでしょう。新しい道具や塗料、思っていたより試すのは大変です。

Z32 Version S2011/08/15 23:12

NISSAN Fairlady Z Version S 2seater 300ZX (1993)
FUJIMI 1/24 インチアップシリーズ ID-28
シャーシの紹介をします。既に解説済みですが、FUJIMI の仕様で、上はZだけど下はRという現象が起こります。これは仕方ありません。
今回の加工面での最大の課題は、シャーシの幅を増やすことでした。もともと横に広いZのボディをRのシャーシで支えると、横幅が足りません。そこでまず、シャーシ中央部の幅を 2mm プラ角柱を使って左右に延長します。タイヤをつける部分も後輪だけ 5mm 外側に増やしました。どうしてもここにすき間ができやすく、見た目の向上を図るものですが、ボディをはめる時の関係上あまり増やすことができません。結果的にあまり効果がないと判明したことから、前輪への加工はしませんでした。
部品をすべて取り付けて見ると、こんな感じになります。思ったより情報量が多くて、もう少しボルトの部分とかに金属色を入れつつ見栄えをよくする方法もありましたが、コンテスト段階では見えないためこのままです。同じ黒でもつや消しと半光沢の使い分けで質感が向上します。しかし別パーツになっているところはよいのですが、シャーシそのものの塗りわけはかなり面倒でした。
ブレーキ周りは後輪部の接続がかなりいい加減なため、サスを一部切り落とし、ダンパーとディスクを別パーツ化して接続を変えます。写真右は前ブレーキで、この部品は一部を切り落としてそのまま使います。大変なのはやはり塗りわけ。
塗りわけするとき、私はあまりきれいにマスキングをしません。その代わり、細吹きをしてはみ出さないように塗装します。模型誌だとやたらきれいにマスキングしていますが、細吹きを駆使することでマスキングはある程度簡略化できます。テープやゾルでかためるだけがマスキングの技術ではありません。
内装はコンソールが別パーツになっています。TAMIYA だと基本的に別パーツですが、FUJIMI だと別パーツになっていないものもあります。別パーツになっていないとチタン調は無理でした。
今回塗装で省略したのが、表面の質感作りです。TAMIYA はインパネの質感を成型段階で再現していますが、FUJIMI は特に何もしていません。そのため、インパネの独特の質感を出すために、サフを吹いて一度1500番で整えた後、つや消しの色を吹いてから半光沢を吹きます。こうすると半光沢がつるつるした印象になるのを抑えることができるのですが、面倒なので今回はそれをやらず、半光沢はやや粗く何度も重ねることでインパネの質感を表現しました。思っていたよりうまくやれています。

できあがってみて、それなりにまとまりのあるものに仕上がりました。ここだけは必ずやろう、それ以外は次の課題という風に、ひとつのモデルを仕上げるのに目標を決めておけば、欲張って結局作れない結果になることもありません。一度にすべてを詰め込むことは、私の技術だとまだ無理で、従来気にしないで作ってきたところをひとつでも上の段階に上げればそれで満足だと考えています。なお全照灯裏のメッキパーツの解説は省略しました。あんまり意味がなさそうだったもので。
現在は次の課題をまた作っています。どうもプラモやりたいのに火がついて止まらず、やれるときにやっとくのもいいかな。少し気持ちに余裕を作らんとだめですがな。

エアブラシ新調2011/08/10 23:44

無事期間内に千葉 Y-Sub のコンテストに作品を出してきました。締め切りまで日数があるせいか、作品数はまだ少なめでした。現時点で車はやはり一台きり、このところ減り続ける車モデラーに喝を入れるべくの参加です。昔の Y-Sub には店内に車モデルもたくさん飾ってあったのですがね、フィギュアなど扱う品目も増えたせいか、モデルの展示は現在されていません。悲しいことでありますよ。
そして念願のエアブラシ第二号を購入しました。品は「WAVE Super Airbrush Advance」で、手元での圧力調整ができます。先端を王冠と通常の二種を付け替えでき、ノズル口径は 0.3mm、私の使い道としては理想的です。より細吹きに特化した Advance 2 というのもあるのですが、そちらよりはこちらの方が使い方に合っています。前回下見した時と状況は変わらず、結局Yカメで購入。できれば専門店で買いたいのですが、取り寄せるのも面倒だし、ここでいいかと。
あ、エアブラシにばかり気を取られて、ホースとか、もう一台分のエアブラシ置きを買い忘れた。むーん、まあ、今のところ二つ同時に使う状況は少ないので、またの機会でよいでしょう。
それから、よく行く千葉の某 TamTam というホビーなお店でプラモデルの会があり、そこに入ろうかと思っています。今日話を聞きたかったのですが、駐車料金があと5分で400円上がる状況では聞けませんでした。いろいろ見ていたらけっこう時間が経って、無料時間を過ぎていたのです。

あとはそう、ここ最近ずっと考えて決めました。今持っているガンプラを一通り完成させたら、ガンプラから卒業しようと思います。完全に作らないということはないでしょうが、ほぼやめます。理由は今日は面倒なので書きません。そのうちぼそっと話します。

ワンフェス区切りのプラモが完成し、これを機にまた今後を考えたいのです。ワンフェスの終わりがやっと来たようですよ。