マエカワパーカ2019/05/23 23:56

雨も終わり、このところ天気が落ち着いてきたところで、久々のネット接続をしてきました。何となくお役立ちの、素材ちゃんの関節交換に関する記事をTwitterで出しておきましたが、HOBBY BASEの公式アカウントが拾ってくれたようで、妙に見られているようでした。おそらく、素材ちゃんとかで検索しつつ、Twitterでお客さんの反応を見ているんですね。おそるべしマーケティング。
記事を見てからRTをかけていると思われます。そこからRTが広がっていて、案外とプロ原型師をしている人のウケがよいようで。多分、ほんのわずかなことでもどれくらいの効果があるのかをわかるよう書いているのと、改造する理由付けをしてやっているのが、共感を生んでくれたと思います。
Twitterで少し次の委託商品を宣伝しようとか思いながら、写真すら撮っておらず、またやりに行くしかないでしょう。
さて、マエカワパーカを買いましたので、何となく報告です。まさかね、19日の段階でGEE STOREから駆逐されているとは思いませんでしたよ。おかげでクレジット前倒し購入です。
頭の中でこの絵柄と書体がずっと気になり、半年は経ったでしょうか、それ以上でしょうか。毎度見るけど買わない期間が長く続き、この5月で春夏用の薄いものが新しく出るのを期に買うことにしました。キャラとかどうとかね、そういうのはよくて、大事なのはこれが持つ雰囲気です。
モエよりユルですよね。見ていると引き込まれる謎のユルであると。しかも、マエカワって何 ? と思わせるこれまた謎の存在感です。正面にもプリントがあるのはミソで、どちらから見てもマエカワになります。
みなさんの委託のお買い上げが、こんなものに化けているのです。

バトルマニアマグカップ2019/05/22 22:55

今回のGame Legendでは、映像物中心 に買ってきて、他はぼちぼちですが、今回買えたものの中でもっとも強烈かつ非常によいものはこれであろうと。
あたっくしすてむさんのところで買った、「何でもお金次第で解決してくれるマニアチャン」マグカップ(1000円)です。気に入ったマグカップがあればほいほい買う口な上、入れ替えながら使うものでして、マグカップは増える一方です。これは手に入れたいと思いました。
書体と配列だけで訴える強烈な何か。適度な背景と相まって、マグカップとして置くと存在感があります。
そしてこの絵。気合が抜けつつ、なんとなく小ばかにされたようなその表情は、文字ともぴったりです。マグカップとして置いた場合、半面ずつしか見えないわけで、そこもうまく考えた上でのデザインだとわかります。こういう基本的なところをしっかり押さえているものは、使っていて安心感があります。
私の中では見て一瞬で欲しくなるものがあり、実際使ってみて、飽きの来ないよいものです。マグカップは日常的に必ず置いておくものなので、思わず見たくなることが大切なのです。これと同じデザインのTシャツもありました。欲しいけど、予算的に今回は見送りとなりました。ああ、せめてLがあるのかくらい確認しておけばよかったな。
マグカップとは、作業場におけるひとつの癒しとして存在します。いくつかのものを並行して作っていると、このように机はいつも戦場で、マグカップの存在は大切なのです。机の傷予防のために、必ずコースターを使います。作業場はこの通り、MDです。コルクのMDにもついにソフトがきたのでした。まさかのバトルマニア大吟醸。
そもそもね、これがバトルマニアのグッズだと気づく人はどれだけいるのでしょうかね。マニアチャンと書かれている時点で、バトルマニアとわかった私は、あの場ではレアな存在かもしれません。ほっぺたの絆創膏は大吟醸っぽい。初代バトルマニアでも絆創膏あったかな。大吟醸だと、箱絵は絆創膏があったはず。つまりそういう世界です。ここにMD本体とソフトが揃ったなどと喜んでいるのは、それこそ一部のマニアなのでした。
このデザインはノリとしてこういうものに近いのではと、既視感のあるものを並べてみました。にじよめの誠意100%タオルハンカチ。何が誠意100%なのか、うさん臭さだけしかありません。
書体と並びのデザインで、強烈なインパクトを打ち出しているものとしては、このCDです。この曲を知っている人は、よくこの曲にぴったりなCDのデザインを出してきたと感動するでしょう。盤面が曲を物語る、シンプルでもよいデザインだと思います。
でも、できあがったものを見れば簡単そうで、そこに至るまでの工夫は大変なんですよね。いい仕事は完成してから感動を与えてくれるものですよ。

1/12 素材ちゃん その12018/09/18 21:33

予定通り、本日は部屋中の雑巾がけをしました。結局、全部やってしまいました。やっている時は何となく全部いけそうで、やり終わるとかなり疲れます。雑巾をゆすぐとかなりほこりも玉になって出てきて、これをそのまま流すと面倒なことになりますから、外の草地にまきに行きます。これも重労働でした。こうした大掃除はたまにでいいですね。一ヶ月に一度くらい。

本日の業務はそれくらいにして、HOBBY BASE のオリジナル新商品として、またまたとんでもないものが出てくれたので紹介します。その名も、1/12 素材ちゃん。素体じゃない、素材。
HOBBY BASE とは、すなわちY-Subのオリジナル商品でございます。全国のY-Subならどこでも手に入るというやつです。色は二色ありまして、とりあえずライトフレッシュを買いました。値段も税込み2268円と、けっこう安いです。コミケの一日目にアキバへ行った時にはなかったので、最近出たばかりと思われます。新商品の場所に並んでおり、いい勢いで売れていました。
関節部分に同じくHOBBY BASEブランドの関節技をそのまま使用しており、汎用性の高さ、改造のしやすさがひとつの売りになっています。ただし、上級者向けの注意が出ています。これの何が恐ろしいかと言いますと、模型屋で肌色素体が手に入るということですよ。最近はすっかりプラスチックな少女達が市場に出回っていて、武装神姫で確立された市場の受け皿になってきました。が、神姫時代は肌色ボディが別売りで存在していたのに、今の時代はそれがありません。一方で、最も手軽な肌色素体はピコニーモなのですが、それはドール系のお店でないと手に入らず、しかもAZONEの直販店が少ないのもありまして、模型をやる人には手に入れにくい状況にありました。HOBBY BASEの商品は、Yカメみたいな量販店ですら手に入り、販路の広さがあります。
つまり、プラスチック少女に服を着せたいけれど、肌色素体がないから微妙になってしまう、というところにこいつが投入されてきました。しかも、ホビーショップや模型屋なら、同じ場所で手に入るというものです。というか、それを狙っての投入だと思われます。ピコニーモのボディにはそのまんまプラスチック少女の首は入らないですからね。これは改造前提のため、ピンバイスがあればどんな大きさにもできます。こういうボディが市場で案外穴でした。
なぜプラスチック少女を作るメーカーは、肌色素体を出さないのか。簡単です、服を作れないからです。服を着せるのが前提の肌色素体を出しながら服がなければ、無責任商売になるからです。まさかAZONEさんやらドールショウで服を買えとは言えません。素材ちゃんは素材ですから、服とかは知りません。服を着せてね、って狙いでも、素材だから堂々と肌色素体が作れるのです。
パーツは全部ばらせて、手も付属で四種類あります。普通に使うには十分です。おなかと脚をつなぐ部分はボールジョイントで、三又構造なのはfigmaと同じです。握り手は3mm軸のものを安定して持てるようにされ、これも一般的フォーマットです。HOBBY BASE の関節技は、素材がポリカーボで非常に固く、ABS関節よりも扱いやすく、溶剤で壊れることもありません。折れても関節は市販されていて、メンテナンス性も優れています。
首も四本あります。標準は2.9mmで、見ての通りのサイズがあります。開口用に1mmってのはわかっていますね。穴がちゃんと中央に開くよう、あらかじめ中心をとってあるということです。さすが上級者向け。なお、頭は関節の軸だけでなく、軸受け部分も外せるようにできていて(前の写真の、頭部インナー着脱可能、のこと)それを芯にすれば、オリジナルのヘッドを一から造形できるようにもなっています。上級者でないと、こうした意味はわからないでしょう。まぁ、最悪ピンバイスさえ使えれば、このボディに難点はなく、初心者でも十分扱えます。改造ができる、PVCの成型ムラに対して対応がされていない点で上級の技術が必要なんですが、初心者の皆さんは、これを使って覚えなさいってことですか。
気になるのは身長です。服を着せたいなら、身長は重要なスペックとなります。このサイズのフィギュアを見るとき、身長は肩の高さを基準に考えます。それがわかりやすいよう、首を外した状態で並べました。服を着るときに、頭の大きさは関係ありません。
figmaは身長が必ずしもすべて同じとは言えませんが、おそらくこれは標準的でしょう。最新の、日常的なスタイルのfigmaは持っていないため、比較対象がこれだけで難ですが、おおまかに考えます。figmaより少し高い、神姫tallより低いくらいです。うちの基準で言うなら、13cmになるでしょうか。腰の大きさが太いので、サイズはピコSに近いと思われます。試していないのでわかりません。メガミデバイスは実質的に神姫の第四世代ボディと考えると、おそらく神姫tallと同じになるはずです。Twitterで15cm対応の袴をメガミデバイスに着せているのを見たことがあるので、メガミデバイスは15cm対応になるでしょう。FAガールはそれよりさらに大きく、たまには服を着せたい派には、つらい大きさでした。VOLKSのフィオーレもしかり。ピコニーモより大きいとなると、1/12を市場販売しているAZONEの服が着られない可能性があります。それはそれで、プラモとしての実質を取ったわけです。
この大きさなら、プラスチック少女の肌色素体として十分機能するでしょう。服は市販のものや、ドールショウなどで手に入る1/12サイズも着られます。そこは十分考えられているでしょう。おそらく、AZONEの服が入ることは、最低限考えられていると思います。だって狙いはそこだし。服が着られる、でもHOBBY BASEで出すから、完成品という名目にはしたくない。その中間をうまく狙っていると思います。
関節の可動域です。案外と曲がらない・・・。かなりプロポーション重視に感じます。動かしたいなら自分で改造してね、と言えるのがこの素体の強みで、干渉部分を削ることで、可動は広がるでしょう。小さい食べ物を作っている身としては、串物を口に運べない可動域が少しつらいです。いや、口には運べるけれど、口の正面からまっすぐ串物を突っ込むことは普通しませんわね。そうなっちゃいます。
この素体には脚におしりがついておりまして、曲げると少し目立ちます。figmaでも、おしり重視のモデルはこうなっており、可動フィギュアの性質です。なお、普通にスカートのfigmaにはおしりがありません。
座ることができます。腰のボールジョイントがきいていて、足の付け根が後ろに下がるため、きっちり曲がります。座ってくれないとさすがにそれは困ります。やりすぎると脚が外れます。
背中の反り、脚がどれだけ後ろに出るかのスペックです。腰と胸に関節があり、それがきいています。あんまりフィギュアが後ろに反れることは重要ではないと思われまして、ここまで曲がれば十分です。
腰の横スイング機構です。腰と脚をつなぐ部分にボールジョイントが入ってないとできません。ただし欠点もあり、胸の関節が前後にしか動かないため、腰を横に曲げても、胸で修正できず、単純に体が斜めになってしまいます。気になる方は、胸の部分をボールジョイントに自分で変更してください。これは改造素体なんですよ、と言い張れるこの強さ。肩が浮いていますが、ここは被せるだけのため、動かしていると浮くことがあります。単純に、下に引っ張れば戻ります。
脚の横方向への可動です。かなり頑張れます。実はさらに裏技がありまして・・・。
全開にできます。ただし裏技で、腰の関節軸が抜けかかっています。ボールジョイントのボールが、軸に固定されておらず、軸に刺さったままだからこそできる技です。関節技にはボールまでの軸の長さを自由に調整できる利点があり、要は関節技をそのまま使っているから、接着されていないわけです。改造素体だもの。
ポリカーボの関節は非常に固いため、ボールジョイントを一度入れてしまうと、抜き取るのにとても大きな力がかかります。実は接着しない方が、抜き差しが自由にやりやすくなります。二枚目の写真にあったように、脚を外すとボールは受け側内部に残ります。でも、その方が安全に抜き差しできます。なんで抜き差しが必要かといえば・・・。
関節軸を隠すために使う被せパーツが下着に変更できるからです。下着がパーツとして付属している時点で、服を着せてくださいと言っているようなものです。普通、ドールは裸体で、下着は別売りですけど、フィギュアとドールの中間的なものは、下着を造形しています。キューポッシュフレンズはそうなっています。これは関節カバーが下着のような形になっているから、そのまま下着にできるようにした、だって服を着せるなら欲しいでしょ、の思想を感じ取れます。

市場の状況からの狙いは非常に明確な商品だと思います。初期ロットはおそらくすぐなくなると思います。存在が知られていけば、欲しい人はたくさん出るでしょう。これ自体は素体じゃなくて素材という名目を張ることで、うまく逃げているところも見事で、コストパフォーマンスを支えています。完成品を作らない、あくまでHOBBY BASEのブランドにもぴったりです。でもね、実は肌色素体がみんな欲しいでしょう、プラスチック少女向けに・・・。私は今後の服サイズ対応も考えて、急ぎで買いました。
明日はこれを素材として使ってみようと思います。

1/12 素材ちゃん その22018/09/18 21:24

素材ちゃんは素材、ということで、試しにフィギュア改造パーツの一部として使ってみることにしました。とてもお手軽、figmaの脚をこれに換装して、生脚魅惑のマーメイドにしてしまおう計画です。
あらかじめ、使うfigmaは桐ちゃんです。なんかいつも通り。この桐ちゃんは、千葉のY-Subで昔買いました。微妙な在庫で、セールにされていたのを救ったものです。桐ちゃんには同じ千葉県民として何かを感じます。一時期、何を血迷ったのか、千葉マツダが広告に使っていました。広報誌みたいのが届くのですが、それをいろいろ飾っていました。喜ぶ人どれくらいいるんだと思いました。
今ではうちの専属として活躍してもらっている大事なfigmaになっております。キューポッシュ日記2016で金賞をもらったのも桐ちゃんでした。そんな桐ちゃんfigmaは、足先だけ別パーツがついています。靴と靴下の足パーツがついています。一応これで、室内、室外対応ができるわけです。が、素足にすることはできません。そのためには、どこかからパーツを取ってこないとダメです。塗装をはがせば、と安易に考えると、後で戻せないし、関節の色が靴下になっていて泣きを見るでしょう。ひとまず肌色が桐ちゃんと素材ちゃんでは合っていない点は除外するとして、素材ちゃんから脚をもらってくれば、素足にできます。本当にその目的なら、肌色を選ばないとダメですね。これはあくまで例です。
脚を外すと、ボールの先端が受け軸に残ります。写真左側の脚、つまり右脚には、ボールが残っています。これが通常の状態です。このままだとfigmaのボールジョイントに入らないため、ボールを取り出します。普通なら、軸にボールを接着して引っ張り出すのが一般的と思われながら、私は2.5mm六角レンチを使って取り出すのでした。上級者向けです。電動工具のメンテで使うために六角レンチを持っています。もう模型の領域じゃない・・・。
figmaの脚を外して、素材ちゃんの脚を取り付けます。figmaの脚は横に引っ張ると簡単に抜けます。取り付けます、と言うのは簡単で、実はパンツがご覧の通り、脚に接触し、邪魔になっています。このパンツは関節を隠すためのカバーなので、必要なければ取り外しても問題ありません。微妙な角度からパンチラを楽しみたい場合は取り付けます。とりあえず、パンツをつけてどれくらい可動域があるのか、確認をする目的もあり、つけてみました。
問題発生、ボールの径が合わないらしく、脚がゆるゆるです。入らないよりよかったかな。パンツがあるとやはり可動域はかなり狭いです。ほとんど動きません。おかげで逆に、脚が固定しやすいのもわかりました。もうこの脚はfigma専用、と言い切れる人なら、ボールに瞬間接着剤を盛って、径を大きくするのもありです。
肌色こそ違えど、生脚魅惑のマーメイドができました。これは薄い方の肌色で、もうひとつの肌色ならおそらく違和感がないかもしれません。買ってないので断定はできませんが。一時的にfigmaに使ってしっかりさせたい場合は、木工用ボンドで調整するとよいでしょう。後ではがせ、それなりに関節を締めることができます。
もう、マンションって暗いからイヤ。ちょっと曇っただけで暗くて撮影が難しくなりました。場所移動です。座らせました。パンツをつけていると、座りはできません。可動域が狭くて、さすがにこれには外さざるを得ませんでした。脚の関節の位置が素材ちゃんは深いため、figmaのような可動はできないけれど、代替部品としての役割は十分です。素材ですからね、素体じゃないですから。本当にこれはいいものだと思いますよ。

なぜこれがよいものか、もうひとつ理由を挙げると、とてもアニメチックな体格をしており、萌え系フィギュアとの相性は抜群なところです。実は、figmaでも肌色素体が存在します。ただ、再生産はなく、一度きりで見なくなりました。バンダイも、デッサン人形名義で肌色ボディがありました。これも再生産はなく、色も肌色の他は灰色という渋いものでした。販売された時期が、プラスチック少女が流行するより少し前だったため、今の需要に沿えなかったのもあるでしょう。
でも、figmaの肌色素体は汎用性が高いとはいえ、あまり頭を換装して使う感じではありません。そもそも、一般的figmaと首の軸径が違って、加工しないと入りません。入ったところで、女の子ボディとしては使いませんがね。なぜでしょう。
いやぁ、なんでこれ、こんなにマッチョでごつごつしてるの・・・。後ろからも見てみましょうか。
後ろから見ると、細マッチョの男と言われても納得します。実際のところ、これにfigmaの某男性キャラの顔をつけて、うちの服(男女共用)を着せていた写真を見たことがあります。胸もそんなにないから、服を着せても胸は目立ちません。気になるなら思いきって削って(裏打ちはしないと穴が開きます)、男性のフィギュアにしても使えます。
陸上の長距離選手のようなマッチョ感がします。足先ですらごつくて、男の足ですね。別に、マッチョな女性が悪いとかは言いませんよ。でも、figmaでこれは望まれるのか ?? という謎は残ります。私がフィギュア造形をしていた時代に、脚が筋肉質と言われたものがあります。私にとって、女性の脚とは母親の脚だったので、太っているけど下半身は細く、骨太で筋肉質な脚が頭に刷り込まれていました。でも、こんなにごつくないよ。
同時期に男性の肌色素体も販売され、それも逆三角形のマッチョボディでした。いや、ここまでやらなくてもねぇ、と思うと、女性ボディを男性頭とくっつけて、細マッチョにするのも納得できます。

これはこれ、と考えるしかなさそうです。figmaですから、可動域は一般的figmaで、背中に空洞を作るほど、いらないくらい可動域を確保しています。裸で干渉する部分が少ない分、とてもよく動きます。肌色も多くのfigmaに合わせてあり、当然さっきのように、生脚魅惑のマーメイドを作るための素材にできます。色もぴったり、関節軸もぴったりです。だけど、ごつくて桐ちゃんとまったく合いません。作っている側は、おそらく挿げ替え用ボディを前提にしていないと思います。あくまでデッサン人形です。
素材ちゃんは、おなかが少しリアルだけど、全体的には丸みがあって、萌えボディだと思います。こちらは挿げ替え用でしょうから、萌え体型になっています。昨日は紹介できなかった、下着パーツにも換装してみました。こちらはいずれ塗装しようと思っています。色は黒で、ふちのラインを白にします。趣味の問題です。
首軸が合わず、頭を挿すことはできませんが、何となく乗せてみました。格闘家桐ちゃん誕生。実際桐ちゃんを使える格ゲーは存在し、家庭用を持っています。ゲーセンでもやっていました。でも、コスプレを次々繰り出すのがメインで、マッチョ改造はされておりません。ちなみに超必殺技は、人生相談です。感覚的には、KOFのラルフの、馬乗りバルカンパンチとギャラクティカファントムが合わさった感じ。馬乗りになって、ギャラクティカファントムをぶち込む。あと、途中のストーリーパートの絵が微妙に動くんですが、Live 2D Cubismで作ってるじゃんとわかる悲しさ・・・。
じゃなくて、萌えキャラにこのボディは・・・使えません。多分、多くの人が求めているものとは違います。なぜか握り手で3mmのものが持てないという、figmaとして規格外の部分もあるのが更なる謎です。

ということで、いかがでしょうか、HOBBY BASE 1/12 素材ちゃんのスペックは。あとは、これがプラスチック少女に服を着せるときの換装ボディとして、プラスチック少女愛好家に広まってくれれば、ドール服を作っているこちらとしては、服の売れる可能性が増えますので、とても歓迎できます。売り切れたときに再生産をかけ、売り場から消えないようにもして欲しいですね。定着させるには、品切れがないことが大切です。今後に期待していきましょう。