1/12 素材ちゃん その12018/09/18 21:33

予定通り、本日は部屋中の雑巾がけをしました。結局、全部やってしまいました。やっている時は何となく全部いけそうで、やり終わるとかなり疲れます。雑巾をゆすぐとかなりほこりも玉になって出てきて、これをそのまま流すと面倒なことになりますから、外の草地にまきに行きます。これも重労働でした。こうした大掃除はたまにでいいですね。一ヶ月に一度くらい。

本日の業務はそれくらいにして、HOBBY BASE のオリジナル新商品として、またまたとんでもないものが出てくれたので紹介します。その名も、1/12 素材ちゃん。素体じゃない、素材。
HOBBY BASE とは、すなわちY-Subのオリジナル商品でございます。全国のY-Subならどこでも手に入るというやつです。色は二色ありまして、とりあえずライトフレッシュを買いました。値段も税込み2268円と、けっこう安いです。コミケの一日目にアキバへ行った時にはなかったので、最近出たばかりと思われます。新商品の場所に並んでおり、いい勢いで売れていました。
関節部分に同じくHOBBY BASEブランドの関節技をそのまま使用しており、汎用性の高さ、改造のしやすさがひとつの売りになっています。ただし、上級者向けの注意が出ています。これの何が恐ろしいかと言いますと、模型屋で肌色素体が手に入るということですよ。最近はすっかりプラスチックな少女達が市場に出回っていて、武装神姫で確立された市場の受け皿になってきました。が、神姫時代は肌色ボディが別売りで存在していたのに、今の時代はそれがありません。一方で、最も手軽な肌色素体はピコニーモなのですが、それはドール系のお店でないと手に入らず、しかもAZONEの直販店が少ないのもありまして、模型をやる人には手に入れにくい状況にありました。HOBBY BASEの商品は、Yカメみたいな量販店ですら手に入り、販路の広さがあります。
つまり、プラスチック少女に服を着せたいけれど、肌色素体がないから微妙になってしまう、というところにこいつが投入されてきました。しかも、ホビーショップや模型屋なら、同じ場所で手に入るというものです。というか、それを狙っての投入だと思われます。ピコニーモのボディにはそのまんまプラスチック少女の首は入らないですからね。これは改造前提のため、ピンバイスがあればどんな大きさにもできます。こういうボディが市場で案外穴でした。
なぜプラスチック少女を作るメーカーは、肌色素体を出さないのか。簡単です、服を作れないからです。服を着せるのが前提の肌色素体を出しながら服がなければ、無責任商売になるからです。まさかAZONEさんやらドールショウで服を買えとは言えません。素材ちゃんは素材ですから、服とかは知りません。服を着せてね、って狙いでも、素材だから堂々と肌色素体が作れるのです。
パーツは全部ばらせて、手も付属で四種類あります。普通に使うには十分です。おなかと脚をつなぐ部分はボールジョイントで、三又構造なのはfigmaと同じです。握り手は3mm軸のものを安定して持てるようにされ、これも一般的フォーマットです。HOBBY BASE の関節技は、素材がポリカーボで非常に固く、ABS関節よりも扱いやすく、溶剤で壊れることもありません。折れても関節は市販されていて、メンテナンス性も優れています。
首も四本あります。標準は2.9mmで、見ての通りのサイズがあります。開口用に1mmってのはわかっていますね。穴がちゃんと中央に開くよう、あらかじめ中心をとってあるということです。さすが上級者向け。なお、頭は関節の軸だけでなく、軸受け部分も外せるようにできていて(前の写真の、頭部インナー着脱可能、のこと)それを芯にすれば、オリジナルのヘッドを一から造形できるようにもなっています。上級者でないと、こうした意味はわからないでしょう。まぁ、最悪ピンバイスさえ使えれば、このボディに難点はなく、初心者でも十分扱えます。改造ができる、PVCの成型ムラに対して対応がされていない点で上級の技術が必要なんですが、初心者の皆さんは、これを使って覚えなさいってことですか。
気になるのは身長です。服を着せたいなら、身長は重要なスペックとなります。このサイズのフィギュアを見るとき、身長は肩の高さを基準に考えます。それがわかりやすいよう、首を外した状態で並べました。服を着るときに、頭の大きさは関係ありません。
figmaは身長が必ずしもすべて同じとは言えませんが、おそらくこれは標準的でしょう。最新の、日常的なスタイルのfigmaは持っていないため、比較対象がこれだけで難ですが、おおまかに考えます。figmaより少し高い、神姫tallより低いくらいです。うちの基準で言うなら、13cmになるでしょうか。腰の大きさが太いので、サイズはピコSに近いと思われます。試していないのでわかりません。メガミデバイスは実質的に神姫の第四世代ボディと考えると、おそらく神姫tallと同じになるはずです。Twitterで15cm対応の袴をメガミデバイスに着せているのを見たことがあるので、メガミデバイスは15cm対応になるでしょう。FAガールはそれよりさらに大きく、たまには服を着せたい派には、つらい大きさでした。VOLKSのフィオーレもしかり。ピコニーモより大きいとなると、1/12を市場販売しているAZONEの服が着られない可能性があります。それはそれで、プラモとしての実質を取ったわけです。
この大きさなら、プラスチック少女の肌色素体として十分機能するでしょう。服は市販のものや、ドールショウなどで手に入る1/12サイズも着られます。そこは十分考えられているでしょう。おそらく、AZONEの服が入ることは、最低限考えられていると思います。だって狙いはそこだし。服が着られる、でもHOBBY BASEで出すから、完成品という名目にはしたくない。その中間をうまく狙っていると思います。
関節の可動域です。案外と曲がらない・・・。かなりプロポーション重視に感じます。動かしたいなら自分で改造してね、と言えるのがこの素体の強みで、干渉部分を削ることで、可動は広がるでしょう。小さい食べ物を作っている身としては、串物を口に運べない可動域が少しつらいです。いや、口には運べるけれど、口の正面からまっすぐ串物を突っ込むことは普通しませんわね。そうなっちゃいます。
この素体には脚におしりがついておりまして、曲げると少し目立ちます。figmaでも、おしり重視のモデルはこうなっており、可動フィギュアの性質です。なお、普通にスカートのfigmaにはおしりがありません。
座ることができます。腰のボールジョイントがきいていて、足の付け根が後ろに下がるため、きっちり曲がります。座ってくれないとさすがにそれは困ります。やりすぎると脚が外れます。
背中の反り、脚がどれだけ後ろに出るかのスペックです。腰と胸に関節があり、それがきいています。あんまりフィギュアが後ろに反れることは重要ではないと思われまして、ここまで曲がれば十分です。
腰の横スイング機構です。腰と脚をつなぐ部分にボールジョイントが入ってないとできません。ただし欠点もあり、胸の関節が前後にしか動かないため、腰を横に曲げても、胸で修正できず、単純に体が斜めになってしまいます。気になる方は、胸の部分をボールジョイントに自分で変更してください。これは改造素体なんですよ、と言い張れるこの強さ。肩が浮いていますが、ここは被せるだけのため、動かしていると浮くことがあります。単純に、下に引っ張れば戻ります。
脚の横方向への可動です。かなり頑張れます。実はさらに裏技がありまして・・・。
全開にできます。ただし裏技で、腰の関節軸が抜けかかっています。ボールジョイントのボールが、軸に固定されておらず、軸に刺さったままだからこそできる技です。関節技にはボールまでの軸の長さを自由に調整できる利点があり、要は関節技をそのまま使っているから、接着されていないわけです。改造素体だもの。
ポリカーボの関節は非常に固いため、ボールジョイントを一度入れてしまうと、抜き取るのにとても大きな力がかかります。実は接着しない方が、抜き差しが自由にやりやすくなります。二枚目の写真にあったように、脚を外すとボールは受け側内部に残ります。でも、その方が安全に抜き差しできます。なんで抜き差しが必要かといえば・・・。
関節軸を隠すために使う被せパーツが下着に変更できるからです。下着がパーツとして付属している時点で、服を着せてくださいと言っているようなものです。普通、ドールは裸体で、下着は別売りですけど、フィギュアとドールの中間的なものは、下着を造形しています。キューポッシュフレンズはそうなっています。これは関節カバーが下着のような形になっているから、そのまま下着にできるようにした、だって服を着せるなら欲しいでしょ、の思想を感じ取れます。

市場の状況からの狙いは非常に明確な商品だと思います。初期ロットはおそらくすぐなくなると思います。存在が知られていけば、欲しい人はたくさん出るでしょう。これ自体は素体じゃなくて素材という名目を張ることで、うまく逃げているところも見事で、コストパフォーマンスを支えています。完成品を作らない、あくまでHOBBY BASEのブランドにもぴったりです。でもね、実は肌色素体がみんな欲しいでしょう、プラスチック少女向けに・・・。私は今後の服サイズ対応も考えて、急ぎで買いました。
明日はこれを素材として使ってみようと思います。

1/12 素材ちゃん その22018/09/18 21:24

素材ちゃんは素材、ということで、試しにフィギュア改造パーツの一部として使ってみることにしました。とてもお手軽、figmaの脚をこれに換装して、生脚魅惑のマーメイドにしてしまおう計画です。
あらかじめ、使うfigmaは桐ちゃんです。なんかいつも通り。この桐ちゃんは、千葉のY-Subで昔買いました。微妙な在庫で、セールにされていたのを救ったものです。桐ちゃんには同じ千葉県民として何かを感じます。一時期、何を血迷ったのか、千葉マツダが広告に使っていました。広報誌みたいのが届くのですが、それをいろいろ飾っていました。喜ぶ人どれくらいいるんだと思いました。
今ではうちの専属として活躍してもらっている大事なfigmaになっております。キューポッシュ日記2016で金賞をもらったのも桐ちゃんでした。そんな桐ちゃんfigmaは、足先だけ別パーツがついています。靴と靴下の足パーツがついています。一応これで、室内、室外対応ができるわけです。が、素足にすることはできません。そのためには、どこかからパーツを取ってこないとダメです。塗装をはがせば、と安易に考えると、後で戻せないし、関節の色が靴下になっていて泣きを見るでしょう。ひとまず肌色が桐ちゃんと素材ちゃんでは合っていない点は除外するとして、素材ちゃんから脚をもらってくれば、素足にできます。本当にその目的なら、肌色を選ばないとダメですね。これはあくまで例です。
脚を外すと、ボールの先端が受け軸に残ります。写真左側の脚、つまり右脚には、ボールが残っています。これが通常の状態です。このままだとfigmaのボールジョイントに入らないため、ボールを取り出します。普通なら、軸にボールを接着して引っ張り出すのが一般的と思われながら、私は2.5mm六角レンチを使って取り出すのでした。上級者向けです。電動工具のメンテで使うために六角レンチを持っています。もう模型の領域じゃない・・・。
figmaの脚を外して、素材ちゃんの脚を取り付けます。figmaの脚は横に引っ張ると簡単に抜けます。取り付けます、と言うのは簡単で、実はパンツがご覧の通り、脚に接触し、邪魔になっています。このパンツは関節を隠すためのカバーなので、必要なければ取り外しても問題ありません。微妙な角度からパンチラを楽しみたい場合は取り付けます。とりあえず、パンツをつけてどれくらい可動域があるのか、確認をする目的もあり、つけてみました。
問題発生、ボールの径が合わないらしく、脚がゆるゆるです。入らないよりよかったかな。パンツがあるとやはり可動域はかなり狭いです。ほとんど動きません。おかげで逆に、脚が固定しやすいのもわかりました。もうこの脚はfigma専用、と言い切れる人なら、ボールに瞬間接着剤を盛って、径を大きくするのもありです。
肌色こそ違えど、生脚魅惑のマーメイドができました。これは薄い方の肌色で、もうひとつの肌色ならおそらく違和感がないかもしれません。買ってないので断定はできませんが。一時的にfigmaに使ってしっかりさせたい場合は、木工用ボンドで調整するとよいでしょう。後ではがせ、それなりに関節を締めることができます。
もう、マンションって暗いからイヤ。ちょっと曇っただけで暗くて撮影が難しくなりました。場所移動です。座らせました。パンツをつけていると、座りはできません。可動域が狭くて、さすがにこれには外さざるを得ませんでした。脚の関節の位置が素材ちゃんは深いため、figmaのような可動はできないけれど、代替部品としての役割は十分です。素材ですからね、素体じゃないですから。本当にこれはいいものだと思いますよ。

なぜこれがよいものか、もうひとつ理由を挙げると、とてもアニメチックな体格をしており、萌え系フィギュアとの相性は抜群なところです。実は、figmaでも肌色素体が存在します。ただ、再生産はなく、一度きりで見なくなりました。バンダイも、デッサン人形名義で肌色ボディがありました。これも再生産はなく、色も肌色の他は灰色という渋いものでした。販売された時期が、プラスチック少女が流行するより少し前だったため、今の需要に沿えなかったのもあるでしょう。
でも、figmaの肌色素体は汎用性が高いとはいえ、あまり頭を換装して使う感じではありません。そもそも、一般的figmaと首の軸径が違って、加工しないと入りません。入ったところで、女の子ボディとしては使いませんがね。なぜでしょう。
いやぁ、なんでこれ、こんなにマッチョでごつごつしてるの・・・。後ろからも見てみましょうか。
後ろから見ると、細マッチョの男と言われても納得します。実際のところ、これにfigmaの某男性キャラの顔をつけて、うちの服(男女共用)を着せていた写真を見たことがあります。胸もそんなにないから、服を着せても胸は目立ちません。気になるなら思いきって削って(裏打ちはしないと穴が開きます)、男性のフィギュアにしても使えます。
陸上の長距離選手のようなマッチョ感がします。足先ですらごつくて、男の足ですね。別に、マッチョな女性が悪いとかは言いませんよ。でも、figmaでこれは望まれるのか ?? という謎は残ります。私がフィギュア造形をしていた時代に、脚が筋肉質と言われたものがあります。私にとって、女性の脚とは母親の脚だったので、太っているけど下半身は細く、骨太で筋肉質な脚が頭に刷り込まれていました。でも、こんなにごつくないよ。
同時期に男性の肌色素体も販売され、それも逆三角形のマッチョボディでした。いや、ここまでやらなくてもねぇ、と思うと、女性ボディを男性頭とくっつけて、細マッチョにするのも納得できます。

これはこれ、と考えるしかなさそうです。figmaですから、可動域は一般的figmaで、背中に空洞を作るほど、いらないくらい可動域を確保しています。裸で干渉する部分が少ない分、とてもよく動きます。肌色も多くのfigmaに合わせてあり、当然さっきのように、生脚魅惑のマーメイドを作るための素材にできます。色もぴったり、関節軸もぴったりです。だけど、ごつくて桐ちゃんとまったく合いません。作っている側は、おそらく挿げ替え用ボディを前提にしていないと思います。あくまでデッサン人形です。
素材ちゃんは、おなかが少しリアルだけど、全体的には丸みがあって、萌えボディだと思います。こちらは挿げ替え用でしょうから、萌え体型になっています。昨日は紹介できなかった、下着パーツにも換装してみました。こちらはいずれ塗装しようと思っています。色は黒で、ふちのラインを白にします。趣味の問題です。
首軸が合わず、頭を挿すことはできませんが、何となく乗せてみました。格闘家桐ちゃん誕生。実際桐ちゃんを使える格ゲーは存在し、家庭用を持っています。ゲーセンでもやっていました。でも、コスプレを次々繰り出すのがメインで、マッチョ改造はされておりません。ちなみに超必殺技は、人生相談です。感覚的には、KOFのラルフの、馬乗りバルカンパンチとギャラクティカファントムが合わさった感じ。馬乗りになって、ギャラクティカファントムをぶち込む。あと、途中のストーリーパートの絵が微妙に動くんですが、Live 2D Cubismで作ってるじゃんとわかる悲しさ・・・。
じゃなくて、萌えキャラにこのボディは・・・使えません。多分、多くの人が求めているものとは違います。なぜか握り手で3mmのものが持てないという、figmaとして規格外の部分もあるのが更なる謎です。

ということで、いかがでしょうか、HOBBY BASE 1/12 素材ちゃんのスペックは。あとは、これがプラスチック少女に服を着せるときの換装ボディとして、プラスチック少女愛好家に広まってくれれば、ドール服を作っているこちらとしては、服の売れる可能性が増えますので、とても歓迎できます。売り切れたときに再生産をかけ、売り場から消えないようにもして欲しいですね。定着させるには、品切れがないことが大切です。今後に期待していきましょう。

オビツボディ Ver.2 242018/09/17 21:43

今日は予定通り、一日休みました。休んでやりたいことがプラモなんだけど、仕事と同じところを使うのはいかがなものかと思いまして、結局やめて、この前アキバで買ってきたものをいじっていました。
さて、アキバで買ってきたもののレビューをしましょう。オビツボディ Ver.2 24です。色はナチュラル、M胸です。これには初期ロットと、微妙に変更された現在のロットがあります。初期ロットはボディのABS部分がてかてかしているつやありです。ユーザーからの多くの要望を受け、その後ボディはつやなしに変更されました。まず見てみましょう。
今までのものより、かなり人間的なボディになっています。ただ、ドールの特性上、ウエストは細くなければなりませんで、比較的のっぺりとした胴体です。肩幅も狭いのが普通です。これは、服を重ねて着ると、かさばる量が人間サイズに比べて多くなってしまい、細くしておかないと服が着られなくなることがあるからです。
そのうち買えばいいか、と思っていたら、リトルワールドで最後の2個になっていたため、買わざるを得ない状況になりました。これは初期ロットです。リナリナを憑依するためのボディで、以前から欲しいと思っていました。M胸はリナリナの個性です。L胸はいずれ、リスクが高いので控えます。和服には胸が大きいほうが向いています。その辺は、ワンフェス用にドールの着付けをやっていれば、なぜL胸がいいのかはわかります。
初期ロットがいい理由は、ボディのパーティングラインを消すためです。やすりで削り、最終的に2000番で仕上げます。クリア塗装は手間がかかるためやりません。オビツボディはパーティングラインがものすごく目立つんですね。これは成型方法によるんですが、こいつを消します。普通にドールで遊ぶ人なら消さないでしょう。私は気になるんですよ。多分、元がモデラーだからです。ボディがつや消しだと、それは最初からざらざらしていることに他ならず、最後につやを整えることができません。できなくはないけれど、そのためには全体を一度ならさないと、削った部分だけ滑らかになってしまいます。それで初期ロットがどうしても欲しかった、ということです。売り切れる前に買うしかない限界が来ました。
それでは、このボディの可動を見てみましょう。
オビツボディは、オビツ11でも二重関節を採用しており、可動はかなりに考えているようです。関節の折れ曲がる範囲は今までのものとほぼ変わらず、一方で美しい自然なラインを維持しています。前のボディは曲げると空間が目立ちました。これもひじはやや空間ができていますが、ドールとしては許容範囲です。
しかし、このボディの可動のすごさはこれからです。
普通に体育座りっぽくできる。実はこれ、一般的1/3ドールと同じで、内部骨格を持っています。胴体は内部骨格にやわらかいPVCのボディを被せているだけで、そこはぺこぺこ曲がります。それゆえ、脚を胴体にめり込ませることができ、このような可動が実現します。折り曲げているからしょうがない、不自然な隙間ができています。水着や短いパンツには困るかもしれない隙間でも、ここまで動ければ十分です。
ボディが曲がることが利点で、脚は後ろにも大きく開きます。脚はボールジョイントではなく、縦と横の軸の組み合わせです。それゆえ外れることはなく、おまけに可動範囲が妨げられない範囲まで曲がります。こんなことができるボディは現状、これくらいでしょうか。
横開きは、今までのボディでも広範囲が実現できています。ボディは横の引っ張りに限界があり、これくらいが限度です。ま、これ以上開いたら、人間業を超えてきて逆に怖いですね。こんなに開くことも普通はないですけど。
ボディ内部には腰と胸にそれぞれ関節が入っているため、このように大きく背中を反らすこともできます。ボディの素材が軟らかい恩恵で、おなかの関節がかなり曲がります。これでいておなかの部分に切れ目がないわけですから、すごい可動域です。

最近はドールでもかなり可動が意識されるようになりました。ピコニーモも関節強化版、ピュアニーモにもエモーショナルボディの登場など、AZONEはかなり可動をアピールしています。その分関節の隙間も大きくなるわけですが、服を着せるから関係ないと割り切っているようです。オビツボディ Ver.2は、見た目との両立を図っています。AZONEの場合は、見た目重視のボディと、可動重視のボディで分けているため、戦略の違いがあるでしょう。
可動フィギュアの登場で、可動に対するユーザーの意識が高まっているのもあるでしょうし、ドールの写真を撮ってSNSに上げることが普通になってきて、個人で遊ぶ領域から、それを共有する時代になってきました。なるべく自由なポージングができた方が、いろんな撮影ができます。時代の流れを感じます。

触っていると手がつるつるになってくるんですよ。何らかの離型剤が残っているらしく、とりあえず一度、普通に石鹸で洗ってみました。それでもまだ取れません。どこについているんでしょうかね。最終手段は、ご機嫌クリーナーという、模型用の離型剤を使いますが。高いからあまり使いたくありません。
なお、このボディは簡単にばらせます。服を着せるときにボディがばらせないと不便なので、それをうまく考えてあるようです。パーツごとにばらしてからパーティングライン処理をすれば、届かないところもなく、簡単にできます。
文句なしのボディですが、私にはちょっと問題があって、今まで使っていた大型の手が入らなくなりました。軸を深くするか、手の軸を短くするか、選択を迫られています。でも、以前より付属の手が大きくなったので、それでも十分にも思えます。手が大きいと、キャラの主張が高まるのですよ。DDなんかは、通常より大きい手をパーツとして売っています。みんな感じるところは同じなんですね。

アキバ委託用新作衣装2017/12/20 23:57

衣料部の新商品を紹介します。どれも今までイベントで出したことはなく、委託で初登場となるものです。委託も新しいものを少しずつでも入れて、なるべく面白くやっていきたいと思っています。新商品は難しいんですけどね。委託更新はまだやっておりません。この商品は数日後から販売されます。
サンタクロースセットです。ブーツは付属しませんが、その他のものを含めて2000円となっております。サイズは 15cm, 13cm, ピコ M S D にそれぞれ対応します。季節物のため、おそらくこの12月半ばからの委託限りになりそうです。だからといって今後の販売予定がないわけではなくて、またある程度の時期になったら販売します。
素材選びから作りまで、かなりの苦労のあった品で、とても手間がかかっています。季節の演出に活躍させてください。
袴セットにオビツ11男性用が登場しました。刀はねんどろいど付属品のため付きませんが、巾着が付属して1900円です。基本は従来の袴セットに近く、生地が地味になっており、普段着和装に使えます。男性用衣装は今後も確実に充実していくと思われます。なかなかおしゃれです。
剣道着セットがオビツ11にも対応しました。剣道着と袴のセットの最大の違いは、袴が二股に分かれているかどうかにあります。このように、剣道着はしっかり二股になっていて、動きのあるポーズでも見事に決めることができます。刀はねんどろいどの小物です。また、オビツ11用には竹刀が開発されていないため、竹刀はありません。剣道着と考えるより、稽古着としても使え、普段着和装としても魅力的です。オビツ11ならではの、デフォルメの効いた汎用性があります。値段は1600円と、控えめになっております。

これら新商品は今度の委託更新から入ります。年末年始の休みにかかるよう入れるのですが、売れてくれますかね。