同じ金ではない2019/09/15 22:32

去年にこの家に人を滞在させるときの課題は、生活リズムが合わないことでした。私は生活リズムを規則正しくやっていくことがほぼできません。でろが一週間に一度は起きるため、それでまずずれるし、ずっと仕事をしていると興奮して眠れなくなり、33時間起きている事件もやりました。
生活リズムが不安定だから、安定している人と合わせるのはきつく、去年はそれで大変な苦労をしまして、今年はその上で生活できるよう、寝床やら生活方針を工夫します。こうして夜遅くまでも一応仕事ができる環境を作りました。夜遅くというか、だいたい朝までになるのが多いです。ただ、音を立てたり、あまり頻繁に水道への行き来を繰り返す内容はできません。そこで、アクセサリー作りをやります。
クールなアクセサリーを開発しても、前回のワンフェスでは出せませんでした。そこで、今回はワンフェスにも出せるよう、委託に合わせて少しずつ作るのではなく、まとまった数を作って、そこから委託分を取っていく方法にします。適当に作りつつ、金系統23個、銀系統20個を作ることになりました。
アクセサリーは今まで作る方法を効率化しておらず、うまくいかない時は、1個作るのに20分取られるような世界でした。あまりに大変なので、作り方を研究しました。丸カンを特定の位置に止めて瞬間接着剤で固定するため、非常に作業がシビアです。おまけに丸カンは3mmで、これを動かないよう固定するのは至難の業でした。今回新しく方法を考え、今まで以上に簡単に固定できる方法を考え出し、おかげで時間は大幅に短縮されました。
今使ってる金系統のパーツは、パーツクラブで買ったものと、パンドラハウスで買ったものがあります。パンドラハウスのものは、主にUVレジンで固める用のものですが、そのままチャームとしても使えます。よく見ると、パンドラハウスのものは色がパーツクラブのG5に近く、そちらはG5にするとして、現状の色であるG6は、パーツクラブ系の部品と合わせることにしました。G5はもうパーツクラブで取り扱いのない金で、新しく買ってくるものと色が合いません。しかしG5の3mm丸カンが大量に残っていて、逆に好都合でした。銀は色がないので関係ありません。
効率化したとはいえ、43個作るのは大変です。チャームはそれ以上にあって、本当なら手元にあるチャームを全部製品化してしまえば、今後楽になります。やってもいいんですけどね。多分、そういうことをしないからワンフェス直前に追いつめられるのかもしれません。また時間を見てやります。

UVライトという力2019/08/23 22:15

ホビーショーではまだUVレジンを本格的に使い始めておらず、あちこちで安く売られていたUVライトを見送っていましたが、その後ビールの器を作るにあたって、UVライトがあると便利だとわかりました。UVライトがあれば時間的な拘束がないし、日照時間や天気を気にする必要はありません。
ああ、今になって買っておけばよかったと思っても時すでにお寿司。しかし運が良いことに、クラフトトーカイの特別セールで9Vの通常電源式UVライトを手に入れることができました。半額な上に、3000円以上買うとIYの割引クーポンが使えるというのがあり、他のものと一緒に安くUVライトが買えました。ああ、よく思い出せば、このUVライトはホビーショーのクラフトトーカイで、UVレジン初心者キットとしてまとめて売られていたのと同じものですな。ちなみに買ったのは最近です。
そして、オビツ11用腕時計がじわじわ売れる状況を見て、委託でも思い切った展開をしてみようと、盤面の色を従来のモノトーンから赤、青、黄色も加えることにしました。カジュアルな雰囲気となり、ドールの印象に合えば、購買層が広がります。まぁ、実は通販依頼でこうした色が欲しいと注文があったので、委託でもやれると思ったのです。
数を増やすと生産の効率化も必要で、そのひとつが時計の盤面と輪の接着作業です。瞬間接着剤は簡単でも衝撃に弱く、エポキシは接着剤の扱いが難しいというどっちつかずの状況から、ならばそこもUVレジンで固定してはと考えました。金属とプラの接着には、UVレジンは本領発揮をするはずです。衝撃にも強く、UVライトさえあれば接着可能なのです。
直射日光で固めているだけでは、こうして押さえながら固定させる作業はできません。運ばないといけないし、日陰でも外ではかなりの速度で硬化が始まり、接着剤としてUVレジンを使うには、UVライトが必須でした。しかもある程度の大きさのあるUVライトが。ピンセットで押さえているところに、UV照射をして固定させます。
あっという間に固定できて、強度もかなりあります。試しに固定したものを外してみると、それなりの力を必要としました。いけます、使えます。瞬間接着剤では、落とした衝撃程度で吹き飛ぶのですが、これは時計の着脱を素手で直接やっても平気なくらいの強度がありました。
金属と白いプラ板の固定のため、UVが回り込んで十分に入るように、作業が終わったものもUVライトの中に置いておきます。簡単、強力。たまりませんな。こうした知識はUVレジンを最近いろいろ研究して知りました。あちこちでUVレジン関連の商品を見つつ、アクセサリーの作り方などを勉強しております。使い方次第で様々なものを作れるため、今後も積極的にUVレジンを使った商品を増やしていきたいです。

小は大を兼ねない2019/08/14 22:49

昨日すでに紹介してしまいましたが、ピコ用に作った水着は素材ちゃんでも着られます。ピコは白肌のために、肌色が顔と微妙に合わない問題があり、ライトフレッシュを修理して写真撮影までやりました。
カスタムリリィの頭はフィギュアですから、こういう使い方は合います。肌の露出が多い服は関節強化版ピコに不向きで、むしろ今の時代なら素材ちゃん向きかもしれません。メガミデバイスを早く買うべきだと思っています。神姫がメガミデバイスに取り込まれ、新しく入ってきた人は知らないかもしれない存在になってきて、新しいものにフォーマットを合わせていくことは大切です。
とりあえず、上は明らかに小さいが、下は明らかに大きい状況になりました。ピコの股下の広さはすでに言った通りで、それに合わせるとどうしてもしわができてしまいます。ここをあまりに狭くするのは技術的に難しくもあり、どこが妥協か。もう少し狭くしてもいいかもですね。
ピコSに合わせるとちょうどよい上も、素材ちゃんではマイクロビキニと化しています。ピコでもLL胸なら同じようになるかもわかりません。面積を大きくするには上に伸ばすしかありません。そうしても下乳が見えることは変わらず。ならば首のひもを結ぶ方式に変えればよいのですが、今度は着せるのが難しくなります。
普通のビキニは首の結び目と、三角の生地が左右に移動することによってサイズが調整できます。そのどちらもないのですから、必ず問題は起きます。左右移動できるようにすると、ひもが外れてしまう可能性があります。直すのはかなり難しいです。
考えうる対策は、三角を内側に1mm拡張する、同時に首のひもを2mm伸ばすことでしょうか。何となくですが、ピコSに着せる人は少ないのではないかと思うんですよね。完成品ドールで売っているピコはLL胸が多く、大きい方に合わせて小さい方で妥協を得るのが正しく思えてきました。なかなか進まない商品化・・・。思い付き仕事なんてこんなものですよ。正式な紹介はまた先になりました。

1/12水着2019/08/10 22:31

夏なら水着はちょうどよいし、せっかく作り方がわかったのなら、1/12でも作れると、早速そのサイズも作ってみました。
ではどのボディに合わせるかとなれば、当然ピコになります。他のボディは完全な肌色がなく、素材ちゃんは水着を着せなくてもモールド入りのパーツがあり、それの塗装で水着も再現できるため、ドール服としてはピコに合わせるべきでしょう。もちろん、こういう形ですからある程度フリーサイズで、着せようと思えば他のボディも着せられます。
リナリナ版との違いは、首の後ろで結ぶのを省略しているのと、ブラの生地にひもが入っている部分の違いです。ピコは首が外せます。首はそのままかけて表現するとして、ブラの三角に全部ひもが入っていると厚くなるため、内側には入れず、接する部分のつなぎ方も変えました。
写真マジックでそれなりにかわいく見えますが、案外現実はシビアなのも事実でして。
ピコは全体的に服を着せるのがメインで、関節強化版は特に隙間が大きく設計されていますから、ボディはスカスカです。股下の空間はやたら大きく、股下の幅も広くて、胴体の隙間ができやすく、ボディの見た目はお世辞にもいいとは言えません。この股下の空間のおかげで、一軸の関節ながらハイキックができるのほどの可動域があるのですが。ボディが大きく露出してしまうこの水着は、関節強化版だと厳しいとも感じます。ノーマルなボディの方が見た目はそこそこよくなります。
そこはドールだから仕方ないと割り切る商品です。水着で夏が演出できればそれでいい場合もあり、それは使う人それぞれですから、これで商品化してみるとします。型紙を作って量産できるようにしました。また、LL胸でも対応できるような幅を持たせてみました。LL胸のボディを持っていませんが、写真はありますので、幅を比較しつつ、三角の位置を調整しました。素材ちゃんや神姫の胸大きめボディにも着せてみていけるので、大丈夫だと思います。
黒の生地が手元になく・・・買えばもちろんありますが、売れるかわからないものなので、とりあえず赤を今度の委託に入れてみます。値段は800円です。あまり安すぎても信頼性もありますし、他の商品との兼ね合いもあります。AZONEのスクール水着が1200円ですから、妥当ではないでしょうか。縫ってないですからね。