王様、私めを死罪に処してください、というのは某ドラマで決まり文句のように出てくる言葉であり、その後は気にするでないと続くのが本来であります。
気にするでないと言われても、衝撃は隠せません。 こすった。20年乗る計画に少しひびが入ったような、なんともありえん事態でございます。私の運転は自他共に認める安全丁寧運転でございますが、何を血迷ったのか、IYの地下駐車場の柱にこすりたまふ。私がこするなんて、なんたる様 !
気の緩みではなく、ぶつかることすら想定できない状況でござんした。この車とは人馬一体と自称するなれど、あの角度とあの距離から接触するとはまったく想定外だったのでございます。後ろに下がりながら横の柱にすった、わずかな距離ではあったものの、すったことに変わりありませぬ。ただ、あそこの駐車場の柱はすでにすった跡満載で、もともとこすりやすい場所であります。そういう意味では駐車場の設計にやや無理がある気もするんですが、自分も罠にかかったのだから仕方ない。
結果、このような傷とバンパーにゆがみが発生したのでした。15年もののCのライトに曇りがないのは、私がしっかり研磨してメンテを行っているからでございます。それだけ大切に扱っていたのに、こんなことをした私は谷底に突き落とされたようなのです。 現場を横から見るの図。なぜ出っ張っているライトは無傷で、それより内側のライト下金属部分がこすれたのか、これがいまひとつわかりません。この位置はライトを外さないと板金できないため、傷は直せてもへこみは残ります。おまけにバンパーに割れあり。塗装のはげは直せても、大幅なバンパーゆがみは樹脂素材である以上直すことも困難で、このままあと5年乗るのに大きな痛手となりたまひぬ。 左側に近い側のバンパーが 2mm ほど下がり、やや空間ができました。この空間は掃除ができない場所だったので、汚れのたまりが表面化しました。ただ、今は汚れが出ているから目立ちますが、一度洗い流せば隙間は目立ちにくくなるでしょう。

あーあ、どうしてこんなことになったんだろうね、もうげっそりですよ。明日から直します。ゆがみでできた空間は、目立ちにくいようパテ盛りでもしますかね。へこんだ部分も板金できないからパテでごまかすか。直さん限りショックは消えぬわい。うまく直してわからないようにするのが大切ですね。