オフ会レポ 三次会編2012/08/23 22:57

オフ会レポ、三次会編 !!

カラオケ会場から出て西武新宿駅近くの焼肉屋へ入りました。座敷でテーブル二列にコンロが三つずつ、つまりテーブル6枚です。メニューは二時間で焼肉食べ放題・・・んで、私はカラオケのケーキですでにおなかいっぱいとなっており、焼肉と、ほか冷麺を頼みましたが、やっとこさ冷麺を食べきる程度、焼肉は10枚も食べられませんでした。まあ、こういうこともありますね。病で胃が弱くなってから、間食をすると夕食時に気持ちが悪くなってしまうので、ケーキを可能な限り後ろの時間に食べるよう引き伸ばし、夕食に近くすることで胃の調子が崩れるのを防ぐ計画でした。つまり、ケーキと焼肉の時間が近ければ、「一食」となってくれるわけで、やや負担は大きいけれど、後で胃薬を飲めばいいことです。
ケーキもおいしかったし、焼肉もおいしかったし、おなかいっぱいになれればどっちでもいいのですよ。どっちにしても幸せでしょう ? むしろ冷麺を自分で頼むのが失敗だったな、肉だけにしておけばよかったかな。

さて、焼肉ではぴちぴちの若い男を隣に向かえ、いろいろお話を楽しみました。でもちょっと悪いことしちゃったな、捕まえすぎちゃったな。
私には図書委の飲み会が毎年あるから、なんとなくそれの気分に近くなっていました。図書委の飲み会には上は40過ぎから下は大学生まで来るので、ある意味局所的に状況が似ています。大学生と会うとつい大学の様子とか、学問に対する姿勢とか、どうしてその学を志すことにしたかとか、そんなことばっか聞いちゃう。
私は医学部落ちて早稲田に行った人間だけど、彼はちゃんと医者を志して、しっかり医学部に入っているのだから、私にはもう昔の失敗だけど、やっぱり彼は尊敬できる。私は大学に入ってからは迷いの連続でした。これでよかったのか、自分が何をすべきなのか。今思えば、医者になりたいと思いながら、具体的なビジョンも、高い志もなかった。だから勉強も中途半端、一生懸命やったけど、大切なことは抜けていました。
それがわかっているので、きちっとやり遂げ、志も高く持っている彼から、私自身が何かを見つけたいと思っていました。すごくよくわかりましたよ、その違い。私が彼と同じような年齢くらいころ、もし彼に出会っても、嫉妬することしかできなかったでしょう。それが私の失敗と迷いの原因なんです。細かくは言いませんが、たとえ彼がどれだけ若くとも、私には学ぶべきことがたくさんあり、いい刺激になったと思います。捕まえた彼には悪いことしちゃったね。でもねぇ、なーんか、彼とそこで神姫の話をして盛り上がれたかと聞かれると、それはなかったと思うのよ。私は神姫についてアツく語りませんから。そのあたりは他の人にお譲りすればよかったので。しかしあまりに入ってきた空間が濃いですからな、彼はそこまで濃いのだろうか・・・。

よく考えると、オフ会通じて神姫の話って私はしたのか ? サカユキさんのリアルワンユニの話と、風雷氏に武器の話を聞いただけか。あとはBRでの攻略の話。実のところ私はあの場で神姫の話を求めていることはあんまないんだな。それは多分、一人で満足しているからだと思います。話して人と分かち合う感動とか、話して理解してもらいたいことは誰しもたくさんあると思うのですけど、私が神姫に関して言えば、ほとんど仕事相手のようにいじっているし、あまりに普段からの付き合いが多すぎて、神姫のことを話せとなると、逆に思いつきません。思い出話ならけっこうあるのか。でも私はジオスタ民よりBR派だと思います。結局入り浸っていた茶室もほとんど攻略系だし、しょっちゅう戦って武装調整していたから、やっぱりBRの方が思い入れは強いですね。
ああ、「そ」の人の茶室にはとってもお世話になりました。そのうち戦いにも飽きてきたら、ダベる方が面白くなっていました。

話はオフ会に戻りまして、今回初めての天瑞さんとお話しました。天瑞さんがですね、何がすごいって、ボウリング大会の景品に、自分で絵を描いた色紙を持ってきたんですよ、これはすごいなぁって、感動しました。初めての場でなかなか勇気がいると思いますが、その一工夫ですぐに溶け込むきっかけができます。受賞した人もいい思い出になるし、色紙と表彰のカップが並んで取っておけるのは、絵になりますしね。
なかなか芸達者な天瑞さんとお話しました。なにやら同人誌を描いているそうですよ、見本を持ってきたようですが、その場で私がすべて買い取りました。後から来た人はもう見られない ! 私が同人誌を買うことは、攻略本とか分析本くらいしかないのだけれど、久しく同人漫画を買ってみました。神姫で同人誌を描く場合、どんなのを描くのか気になる部分もありました。人の愛情表現はいろいろあると思うので、他の人たちは撮影会である種のわが娘自慢を楽しむ方法もあれば、サカユキさんや私みたいに神姫そのものが素材という人もいれば、電撃さんみたいに頭を他のフィギュアに乗せ替えて、各々の神姫の顔が持つキャラクター性を出すようなやり方もあるし、とっきーさんのプラモ的な要素で塗装と改造を中心に楽しむ人もいて、人それぞれあると思います。別にどれがいいというわけでもなくて、その中に今回天瑞さんが持ってきた漫画という方法がありました。私も少し勉強すべく、人と神姫における表現を通した関係を知ってみようと思いました。

いや、もっと素直に買えとも思いますが、それ以前に同種の絵描きである私の前にそんな同人誌を見てくださいと出されたら、中身ともあれ買うに決まってます。絵描きとして同調する電波があるのです。まずボウリングの賞品に絵を献上するその心意気、同人誌を持ってくる心意気、絵で表現することが好きでなきゃできないことです。それをまして、ちゃんとカラーの表紙つけて、シリーズ化して三巻まで。簡単そうに思えるけど、私も同人誌は描いたことがあるから、内容をまとめてしっかり出すのは本当に大変なんですよね。間に合いそうでぎりぎりな原稿、手抜きになりがち、スケジュール管理もあるし、一人でこつこつ出せるってすごいよなぁ。本の感想は mixi で直接送ろうかと思っています。

焼肉テーブルの隅で、サカユキさんが寝てました。かなりお疲れのようでした。でも少し寝て楽になったようで、また少しお話できました。
今回は色んな人と話をするより、結構特定の人と話をしたい目的もあって、その点では人数の割りに広く回ることはしませんでした。話したい人とコアな話を交わしつつ、いろんな人と話をしつつだと、あれだけ時間があってもなかなか回りきれないんですよね。だから気持ちは、あともう一日あればな~、一日じゃ足りない気分です。幹事さんとしては、もう一日あったら体が持ちませんでしょうから、行きたい人はこの後オールでもご自由にというのが正しいやり方ですね。私はオールはできない、睡眠不足を起こすと体が麻痺してしまうため、おとなしく帰ります。

最後、電車の時間配分ミスは痛かった。地下鉄で丸の内線経由で帰ったら間に合わないのに、何を考えていたんでしょう。
帰るときには予想通り、体の限界値はとっくに越えておりました。久々にやばいと思いました。一人はなれて電車で落ち着いたとき、感情制御がきかなくなるとは、そこまでくると思ってなかったんですけどね。
昼に新宿を見て、昔歩きしたことが、自分の中でかなり負の側面を作り出し、騒がしい空間にいて、いろんなものがひとつになり、極度の緊張と興奮を作り出したのだから、ひとつはやっぱり自分の弱さです。病身の自分と向かい合えない弱さ。でもね、最初からそれがすぐできるようなら、今までだって苦労しなかったのだし、無理する必要もありません。自分の健康であったときと近い行動を取りながら、もまれる集団を越え、無事に帰ってくる。その目的が果たせただけで、私には十分たる価値がありました。オフ会でもなければ、踏み出せない一歩です。

いろんな人にありがとうと言いたい。でも私が誰よりもお礼をしたかったのは、最後帰るとき、ひとり駅にひたすら向かう電撃さんでした。ケーキのお礼をまたしました。相変わらず、頼まれただけという答えを連呼するだけだったけど、それでも暑い中重い中、こうして持ってきてくださったことを、私はずっと忘れません。そのケーキに彼はどんな考えを持っていたのかわからない、でも、それが私にかけがえのない思い出をくれたことだけは確かなのです。

いろんな意味で、涙が出るんです。一部の人には、私の言っている意味はわかってくれると思います、今の裏での現状を見れば。つらいんです、みんなと違う意味でつらいんです。このケーキのことを思うと、本当に涙が止まらない。私に同情はいらんです。でもね、気持ちはわかってください。私のわがままなんですが。

楽しいオフ会でした。一方で、課題も問題も残るオフ会でした。これは mixi 内でないとわからないけど、その後のことは私の勤め、みんなと力を合わせてやっていこうと思います。