忘れたころにおめでとう2017/08/01 22:23

どうも毎度と違い、普通興奮は一日で収まるものの、今回はまだ続いておりまして、昨日の夜は非常に危険な状態でしたが、ひとまずは脱しました。で、やっぱりあまり眠れず、今日も緊急の薬を飲んで、今くらいになって落ち着きつつあります。が、どうも意識が薄く、あまり動くことができません。目を動かすのもきつくて、ゲームはお預けです。PCに向かって適当にボケっとしています。あまり神経を使うことは、状態が収まるまでよろしくなく、Twitter での報告に対する反応もやめて、表側では沈黙することにしました。
で、昨日の夜にメールを見て、プレゼントに当たっていることに気付きました。ちょうど昨日来ていたものです。ゲームインパクトの Web ラジオがありまして、それにお便りを出して採用されると、ク●ゲーがもらえるというものです。いやいや、採用されてからひと月たつと、忘れたころにやってくる感覚です。本当にもらえるのか。なかば冗談だろうと思っていたのですが。送るので、送り先を教えてくださいという連絡でした。
何がもらえるのかはわからず、とても恐ろしいプレゼントになります。面白いものじゃないですからね、危険なものが来ること確定ですからね。世間で言われる伝説のクソゲー、ファミコンにしぼりますと、私は持っていません。微妙なものはあるけれど、クソとまで言われるものはないです。まさか、たけしの挑戦状とかこないでしょうね。星を見る人とかもやめてよ。送られてきたら何が来たか紹介します。

ゲームインパクトのイベントはかなり面白いものがそろっておりますが、いかんせん多くが広島開催でして、なかなか行けません。そういうイベントに合わせて、広島旅行をしてみる、なんてことも考えられます。果たして数日に渡る旅行が今の私に可能なのかは大いに問題あるものの、そんなことでもない限り、旅行に興味ない私は、行くこともなさそうです。本日告知されたイベントは、東京開催でしたが、料金の中にビール1杯が含まれていることで、私にはボツでした。面白そうなのに、酒は人に譲るしかありません。なーんか、すごく損した気分。あと、30人しか入れないイベントで食事つきのため、多分緊張に耐えられません。残念です。
さぁ、賞品はいつ送られてくるかな。ちなみに、来たお便りが600通で、読まれたのは4通ですから、実はかなり激戦でした。それでいて送られてくるものが危険物という、挑戦的なラジオです。

WF2017夏レポ 前日搬入2017/08/02 23:50

ワンフェスレポ、まずは前日搬入です。ここ何回かは前日搬入の日まで家具の袋詰めをしているような、追い詰められた状況が長く続いてきましたが、今回はディスプレイに時間をかけない分だけ、余裕がありました。商品も売るときに使う箱に詰めた状態にしてあり、輸送にも合理的、かつ並べるのも簡単です。
持っていく棚がドール展示用の棚と、角地テーブル、小型の飾りだけで、商品数も少なく、物量はここ最近の中で圧倒的に少ないです。いや、これは悲しむべきことであります。運ぶのは簡単にいきました。
ある程度はどう配置するか考えてあるものの、物量の少なさゆえ、卓が全部埋まらないと思われていました。が、並べていくと案外余裕のないことに気付きます。値札を貼り付けつつ、どう並べていくのか、その場で調整していきました。棚の組み立てが早く終わるため、三人で手分けして並べていき、結果はいつもより早く終了です。
並べるだけ並べて、いつものように目隠しして終了です。これで当日朝やることは少ない・・・はずだったのに、意外とそうもいかなくなることは、この時点で気付いていなかったのでした。
毎度毎度、配置というのはあまり変わりません。うちは1/12でありつつドールであるため、周囲のディーラーもだいたい同じになります。そうなると、前日搬入するディーラーもだいたい同じで、毎度同じ車がいたり、いつも会う人と挨拶などをします。これもひとつの行事ですね。

引き上げはいつもより1時間ほど早くなりました。前日搬入の日の夕食は、毎度四街道のサイゼリヤと決まっています。当日の夕食がJとなるため、Jだとかぶるし、安くて近いサイゼリヤがいつものコースです。
今回の前日搬入は何より、これによって私が当日も行かねばと思ったことです。商売人気質もあるし、私がいないと確実に面倒なこともあって、やる気になりました。今までずっとやってくると、会場に入る気分は特別です。それが、ここで負けられない気分を強くしました。その前から少しずつ、やるしかないのかとは思っていました。そんなものです。状況は大事を取る方がいいのに、ここの空気は冷静な判断より感情を優先させるものがあります。

WF2017夏レポ 卓利用2017/08/03 23:04

ワンフェスレポ、卓の使い方についての報告です。

いつもより物量が少ない、家具や小物がないということは、それのための棚も必要ないということになりました。衣類も平置きですべて済ませ、いつもの網棚は使いません。するといつもの看板もなくなります。
看板がないだけで、いつもよりかなり殺風景になりました。ある意味、他のディーラーと平均化されたとも言えます。看板による戦術は、その場を歩く人をいかに取り込むかを考えて作られました。2卓で運営していたころ、看板は網棚に一枚でしたが、3卓に増えるに当たり、確実にL字配置されることが確定したため、どの方向からも見えるよう、小物の棚にも追加されました。遠くから見える、上から見てもわかりやすいことが大切です。扱っているものが小さいゆえ、目立ってフィギュアが並んでいるのとは違い、何を売っているのかわかりにくくなります。その弱点を克服すべく看板は考えられました。わかっている人は看板があってもなくても来てくれます。でもそれだけで商売をしていくのは大変で、流れていく人がたまたま気付いてもらえるよう、看板は機能していると思っています。もちろん、お客さんに聞いて調べているわけではなく、我々はそう信じているのレベルですが。ただ、他にも看板を立てているところを見かけると、やっぱりわかりやすいのは事実です。
看板がなくなって、もっとも影響があったのは、このディーラーがどこからどこまでなのか、わかりにくくなったことにあります。L字配置されると、卓のつながりが見えなくなり、どちらかの角度からでして見てもらえない状況になりがちです。看板には、卓のつながりを目立たせるための役割もありますが、今回看板がなかったことで、いつも以上に「そっちもあるんですか」という反応が増えました。お客さんが減る時間帯にはよくあることでも、今回は特別に多かったのは事実です。
家具、中物の卓です。床と壁のセットは在庫がわずかながらあり、売ることにしました。今回はサンプルを選ぶのではなく、直接その場で見られるように設置しました。数が少なく、行列もできないだろうし、その方がわかりやすいと考えました。殺風景にならないよう、部屋の展示はします。
Uソファがなく、テーブルセットはあるために、家具の見本はテーブルセットメインで行いました。鉄板入りの部屋にキューポッシュがいないという、意味のないことをしています。キューポッシュは不足がちで、買い足しをこちらは出していたのですが、衣料部はこれ以上いらないと言って、結果、全部服飾見本に取られました。まぁ、こなるだろうことを予想しているわけですが、服飾見本に全部持っていかれると、別のところで商品紹介に支障が出るため、やはり買い足すことにします。長年の経験で、こちらは数の管理をしているためわかります。というか、神姫やキュポは私が全部私費で買っているものです。衣料部は私物を借りて使っているだけのため、用意してくれるものだと思っています。買うと買いすぎと言われ、イベントになると足らないと当たられる身は理不尽です。まぁ、お金を出してないからこんなもんですよ。最近、私が商品開発用に買ったピコも持っていかれて戻ってきません。お願い、人の物を勝手に私物化するのはやめて。そのピコには7000円かかっているのよ。使いたいなら衣料部で用意しなさい。一度持っていかれると、戻ってこないのです。
人畜無害なダヨちゃんをそれぞれ配置しました。ダヨちゃんは安心して使えます。今回は3ダヨをついに配置しました。盛大な罠でもあります。ダヨトラップにどれだけダヨ民が引っかかってくれるか。一部の人の興味をそそることもとても大事なことです。そこから次につながる可能性もあります。本当はこの先に商品がないとダメですね。今回は広告効果薄めです。
角地テーブルには次回のお知らせ看板が立ちました。これは私が同人イベント用に使っている看板です。まさかここで使うとは。サイズはB4で、そのままでは印刷できません。B4で編集したものをB5二枚で印刷しているけれど、技がないとこのようにつながった看板にはならないのでした。
おでん屋台を展示したものの、しょっちゅうひっくり返って屋根がずれており、何度も直しました。最終的にはあんどんが壊れました。触らなければずれないものなので、接触しているということです。基本はバッグの接触ですね。手で触る人はなかなかいません。これについてあまり聞かれることもなく、崩れているのが多かったせいか、写真撮影もほとんどなかったようで、思った以上の反応を得られませんでした。出せば多少は売れると思います。出すときはケースに入れるか、位置をもっと考えるべきでした。うちでは展示物が倒れても特に何も言いませんが、会場をめぐってフィギュアを見るときには、バッグの接触には気をつけましょう。身を乗り出しているときに知らずにバッグがほかの物を倒しているなんて場合も考えられます。2012年の冬では、展示ディオラマが何度もバッグで動かされてしまう事態もありました。うちであるなら他でもあると考えてよいでしょう。うちが何も言わないだけで、他では言われる可能性があります。ディーラーを見るときは、バッグを卓の側に提げないことを注意してください。中には怖いディーラーもいます。そういうディーラーを見たこともあります。
小物をほんの少し置いてみたものの、これだけここにあっても存在感がなく、ほぼ売れませんでした。普段は足りない皿すら売れず。この状況では仕方ないとも思います。家具の在庫はおまけ程度で、やはり多くは売れませんでした。こちら側の卓に、目立った魅力がなかったのは事実です。
衣料部の卓はいつも通りの平置きで、網棚がないだけで、ほぼ変化なしです。ドール棚を最初に立てて、そこからほしいと思うものを見つけて、実際手にとってもらう流れになっています。服は配置の影響をあまり受けませんが、衣料小物は配置の影響を受けます。会計近くの物ほどじっくり選ばれる余裕がなくなり、売れ行きが落ちます。とはいえ、会計近くを空にすることもできず、何かしらは置かねばなりません。今回は夏用帽子が人気で、会計近くながらも直感的にわかりやすい展示のせいか、季節もあってか、次々売れました。売れてできた空間にアクセサリーを移動したり、うちわを持ってくるなり、売れてきてからの移動がありました。
ドールの棚は、商品名をつけるようにしています。ただいい加減、全部のドールにスタンドをつけるべきだと思いました。神姫は軽く、関節の保持力があるため、足の裏に両面テープをつけても立ちます。が、いい加減これも不便で、当日の朝の仕事を増やす一因にもなっています。加えて服の名前も書いて貼っていると、ここだけで時間を取られてしまうのです。今後はドールスタンドを全面的に導入し、手間を減らします。
オビツ11用の衣装が増えてきて、一方でボディと頭が不足しています。そもそもオビツ11そのものが入手しづらい状況になっており、ワンフェスでは個数制限を設けていました。一般流通も品切れており、8月になるまで生産がないそうです。ねんどろいどにはホワイティのボディが適しており、そちらが品薄です。つまり、オビツろいどにする人が使っている可能性が高いです。
ボディ不足から写真を使うという策に出て、男性用着物は頭なしでした。男性用衣装に使う頭は、現在ひとつしか持っていません。今後も男性用は増えてくるに従い、頭も増やす必要があるでしょう。別に頭なんて買えば簡単に増やせる、と思われると困ります。選定に基準があります。まずはとうらぶから選ぶこと。知名度が高く、Twitter でのフォロワーでの反応も良好です。世界観が日本的であり、和服を合わせやすく、それがまたオビツろいどの世界観を広げてくれるものでもあり、とうらぶから選ぶのは必須です。なおかつ、服を着せるときに邪魔にならない髪形、モデルとしての落ち着きを考慮しております。いいと思っても品切れしていては意味がありません。買える状況が限られています。まだ当面新作が予告されているので、買える物の中からモデルを選んでいきます。

いつも通りの配置セオリーに従いながらも、看板なし、家具や中物が品薄というのは、集客力にも影響があり、今回のやや偏った売れ方にまで出てきました。しかし、今まで通りをやめてみることで見えてきた、今までの利点もわかり、我々としては学ぶところも大いにありました。来年夏には、今回のことから見えたものをうまく取り入れて展示したいと思います。

WF2017夏レポ 売り上げ2017/08/04 22:19

ワンフェス2017夏、売り上げ分析レポです。衣料部中心の報告となります。

服の売れ方は波があります。前回は売れたのに、今回は売れない、ということがとても多く、レギュラー品でも安定しません。今回は着物、袴のレギュラー品があまり出ない回でした。これは委託に回すほか、ドールショウにも出します。ただ、季節柄なのか、浴衣は売れます。オビツ11やキューポッシュ用は委託だと品薄状態なのに、今回の売り上げは低迷です。まず、絶対的なお客さんの数が少ないのもあると思います。お客さんが少なければ売り上げも落ちてもしかたありません。それにしても、上下する売り上げは常に謎です。
袴は新しく、矢絣が加わりました。付属品が巾着ではなく、風呂敷というのも普通の袴と違います。矢絣は大正浪漫でして、袴の伝統的な模様です。少量作りまして、全部売れました。こうしたわかりやすさを押し出したものはよく売れる傾向にあります。

服で今のところ人気は、オビツ11用男性用の着物と浴衣です。オビツろいどの女性ユーザー増加を察知した、私の提案による商品なのですが、速いペースで売れました。着物は再販ながらも完売です。買った人はほぼ女性でした。オビツろいどの男性用衣装がもともと手に入りにくいのと、和服は特にないのが大きいでしょう。
男性用衣装は、衣料部より私の提案で今後も新商品が出ていくと思います。衣料部の基本情報は主にAZONEでして、AZONEは女の子用衣装中心です。オビツろいど愛好家がどういう遊び方をして、どういうものを求めているかは、私が調査しております。今後も種類を増やしていく予定なので、ご期待ください。

洋服類は在庫のみの販売で、商品数も少なく、あまり売れませんでした。ナース服も新商品ながら、売れ行きは伸びず。服だけを全面的に出しながらやっていくのは、やっぱり相応の種類と数がなければ難しいです。それでも地味に売れており、今後ドールショウへの参加も考えれば、ひとまず今回はこれで落ち着くところかとも思います。

衣料小物は数が少なめで、服との連動の悪さが目立ちました。洋服がないのに、洋服に合わせるタイプの小物が多かったため、やや控えめな結果に終わりました。ただ、季節物である夏用の帽子は人気があり、とてもよく売れました。一方、冬物のマフラーはひとつも売れませんでした。マフラーは冬によく売れて、季節の影響は常にあります。次のワンフェスは2月なのだから、12月や1月を考えて冬物を揃える人はなかなかいません。そこが不思議なところでもあります。冬物を今のうちに買っておくのもひとつの戦略としてお勧めします。ただ、次のワンフェスはお休みします。

アクセサリーは売り場の位置による影響を顕著に受けるアイテムです。一定の需要は毎度あります。ただ、卓の置ける範囲を考えると、毎度会計近くに置かれることとなり、会計前にじっくり選ぼうとする人はあまりいません。今回は行列がなかったため、会計前でじっくり選ぶことがよけいしにくい状態であったと思います。アクセサリーが最も売れたのは、角地テーブルに置いたときでした。行列の途中で選べる場所にあると売れ行きが伸びます。今回は途中から場所を移動して、それから売れるようになってきました。

家具は在庫の販売と、少しだけ作っておいた畳の販売のみでしたので、売り上げは少なく、分析できるほどの数がないため省略します。中物も家具の影響を受けました。中物の多くは家具と連動しているものが多く、家具がなければ売れないものもあります。どちらかというと衣料小物寄りな、虫取り網とうちわはよく売れました。うちわについては、お客さんの数が今回少なく、多ければ全部売れていたでしょう。中物レギュラー品として今後も作っていきます。

小物の少量在庫と、それに合わせて必要になるであろう皿も出しておきました。が、珍しくほとんど売れませんでした。皿は毎度、商品がなくなってきても少しずつ売れていくものなのに、今回は多く残りました。やはり卓の構成方法や、小物同士の連動が大きいと思います。小物は一年かけて生産していきますので、次はしっかり新商品を増やしながら出して、今まで通りの運営ができるようにします。
小物は看板として非常に大きな役割があり、小物を選ぶ楽しさもうちの売りのひとつです。小物の牽引力はお客さんの数に直結します。次の夏は気が抜けません。

お客さんの数がいつもより少なく、売り物も少ない現状ですので、今回はおとなしいワンフェスとなりました。一方、物が少ない分だけ、何があればよいのかがよくわかる回となり、硬直している商品開発に大きなヒントをもらえました。一年の時間、この結果を踏まえながら準備していこうと思います。