別荘暮らしの始まり2017/08/21 23:13

印西へ来ております。本日は別荘に泊まりです。本命は23日朝の点検の立ち会いではありますが、それに合わせて隠居生活が始まりました。完全オフライン生活でも、記事はその日のうちに書いております。用意するものはそろえて、食料品だけは買い集めてきました。今日は昼が遅くなってしまって、夜カレー作戦は明日にします。天気が雨でないといいですな。
もう何の意味があるのか、この家には取手から持ってきた、仏壇を改造した神棚があります。一応、名前を刻んだ魂の宿り場所はあるけれど、魂は時間が経てばここから離れるというし、誰もいないこの別荘で誰かを待っていると考えるのも置き去りにしているようで悲しく、やはり本体は四街道の墓地にすべて移っていると考えております。ちなみに、いちいち榊を出すのは面倒なため、そこだけは線香にしています。微妙に神仏混合。上にある賞状のようなものは祖父が亡くなった時に国から来たものです。さげてある帽子は、姉が作ったものでした。冬になると気に入ってかぶってきて、車の中に常に入っていたものですが、亡くなってすぐ、ここへ必要なものを取りに来たとき、私が車の中から見つけて持ってきました。この帽子を抱えながら、姉が号泣したことは今でも忘れられません。このことは昔書いていますけどね。まぁ、この帽子はそもそもおじさんのために作ったものではなくて、自分用に作ったら大きすぎて失敗作となったため、おじさんにやっちめぇということで、わざわざ作った振りをして渡したものでした。やだ、人を集団でだますって怖い。
ゴミ箱その1。ここへ引っ越してきたとき、ゴミはどう出せばよいのかは私が調べ、指定のゴミ袋を買ってきて、収納する場所も作りました。ここは資源ゴミや粗大ゴミを除けば、ほとんどを燃やすことができます。それで、分別をするために、部屋のゴミ箱を分けました。ゴミ箱を買ってきて、マジックで字を書いたのです。いろいろ懐かしい。あれからわずか2年で、ここでの生活がなくなるとは考えもしませんでした。つらいことは連鎖するものですよ。あっという間でしたものね。

で、長い間ここへ泊まることがなく、一応設備点検のときには来ていた程度で、家の中が汚れてきていました。見た目はほとんどわからないのに、よく見るとおじさんの机がカビだらけだったり、一部の物品がカビていたりで、もしかしたら床も相当汚れているのではとの予想の下、簡単に拭いてみると、真っ黒です。ああ、こんなものか。家中の床を拭きました。テーブルの上もほこりがたまっていて、まずは掃除から始まりましたよ。来たのが18時半を回るころでしたから、ここから本格的な掃除はできず、棚のほこりは明日落とします。そんなに甘くありませんでした。じっくり同人誌の原稿を書きながら、本でも読んで・・・の前に、やることがたくさんできました。静かで快適だけど、最初は仕事があるようです。次から泊まるときはこうなることはないでしょう。やっぱり、定期的に宿泊しないとダメですね。今まで間を空けすぎました。仕事のせいもあるんですよ。

とりあえず困ったのは、扇風機がないことです。エアコンのある生活というのを普段しておらず、対してここはどこの部屋もエアコン完備です。窓を開け放して風を通していますが、今日は扇風機が欲しいレベルですな。エアコン入れればいいんでしょうか。音楽環境も、IPODをひとつ忘れてきました。IPOD用のスピーカーが無駄になりました。CDプレイヤーがあることを忘れて、愛用の小さいやつも持ってきてしまいましたよ。ま、それはいいかな。次から気をつければよいことです。