ゲームからピアノへ2017/08/09 21:31

明日はアキバの委託更新に行ってきます。家具部門は商品の大々的な入れ替えはできないため、中物の在庫を増やします。ちゃぶ台は品切れ、四畳半セットも生産できなかったため、鉄板入りの床を継続して売ります。先月は鉄板入りの床と壁のセットが売れませんでした。しかし、鉄板入りタイプは肝いり商品でございまして、ワンフェスでしか売れないのも、少々生産体制上厳しく、なんとしても売りたいところでもあります。8月は夏休み、11日からコミケではありますが、実はコミケだからって昨年は売り上げが伸びることもなく、いつも通りでした。ここは気楽に考えます。むしろこの人の多いときに、鉄板入りを売るのも作戦でしょう。四畳半は毎月売れるわけで、人の多いときにあえて売れるかわからないものを売ります。
その後、11日はコミケに行きます。アキバとコミケの連続ですが、コミケは直行直帰です。二日連続アキバに行ってもあまり意味はなく、13日もコミケに行きます。12の休みのうちに、差し入れ買出しですか。みさおか先生のところは差し入れ持って行きます。手ぶらでは行けません。何とかなるでしょう。アキバへ行くと興奮が高まりやすいため、明日は薬を使って調整です。今のところ、普通にやっていそうで、調子がまともだったのはワンフェス以降二日だけです。そうそう甘くないのでした。
こんなことで閉じるのも難ですので、メディアマックスさんからいろいろいただいたノリで、私の持っているファミコングッズをひとつ紹介します。
バイナリィランド缶バッジです。実はこれ単独ではなくて、ボンバーマン、チャレンジャーも存在します。当時同時に出たこの3本のソフトを買って、箱についている応募券を揃えて送ると、全員にもらえたはずです。ちょっと Twitter でバイナリィランドを見たため、これだけピックアップしてみました。
バイナリィランドはやはり音楽です。これが小学生当時すごくいい曲で大好きでした。当時はオリジナル曲だと思っていましたら、10年後。ピアノ曲集を聴いているとき、再びバイナリィランドの曲と出会いました。オリジナル曲ではなかったのです。すぐに全音ピアノピースを探すと、かなり後ろの方の番号に、その曲はありました。JE TE VEUX 日本題「おまえが欲しい」。聴いた限りでは難しそうでなく、譜面を見る前に買ってしまいました。一般的にはフランス語の題のままが、通りがよいようです。
フランスの作曲家、サティのシャンソンで、サティ自らピアノ版も作っていました。これをもっと前に知っていたら、きっとピアノの発表会で弾いたことでしょう。それくらい好きな曲で、ピアノ譜に出会えたときには、長年の願いがかなったようでした。ちなみに私が最後の発表会に出たのは中学2年の時で、曲はシューベルトの軍隊行進曲。すなわち、バイナリィランドではなく、チャレンジャーの曲なのでした。
曲の題はバイナリィランドの世界観そのものだと思います。シャンソンのメロディアスなところが、ファミコンでも表現しやすく、クラシックからの登用はハドソンのお家芸でもありましたから、ハドソンの得意分野にしても、その選曲と編曲のセンスは光ると思うのですよ。そうしたものがどうにかつながって、私が JE TE VEUX をピアノで弾き、今では自分の持ち曲でもあります。好きな曲はとことん追ってしまうんですよね。でも、適度な時期に追いかけました。小学生では弾きこなすのが難しいでしょう。早く出会いすぎれば弾けずに終わるところでした。オクターブの弾きこなしが指の長さの問題で難しく、旋律が隠れているところを見つけ出し、優しく弾くのは難しいです。

ところで、JE TE VEUX はどんな曲 ? というと、聞けば知っている人がほとんどだと思います。題名は知らないけれど、この曲知っているパターンです。とても優しい曲です。