キラキラスターナイト !2018/11/06 23:52

昨日まで元気に動いていたのに、緊張がやっとほぐれたのか、今日は体がずっしり重くきました。薬の副作用ではなく、疲れです。何もやる気は起きないし、17時を過ぎても楽になりません。薬ではなく、単純に疲れでした。よく考えれば、同窓会からほぼ休みなしで突っ走ってきたから、疲れて当然ではあります。
ということで、Game Legendのことでも書きましょう。当日は毎度持ち物と服に様々ネタを仕込みます。結構な人が、この日とばかりに服やら持ち物にネタを仕込んできます。しまむらからMegaDrive Tシャツが出た時には、これでもかと言わんばかりにたくさんの人が着てきました。私としては、いかにもGame Legendにふさわしく、それでいて他の人とかぶらないものを選びます。最近、服はキラスタTで行きます。コミケ一日目もレトロゲーコーナーをめぐるため、キラスタTで行きます。
季節柄、Tシャツ一枚では寒いので、下に重ね着をして行きます。上に着るものも持って行きますが、シャツの柄が少し隠れてしまうため、会場では脱ぎます。その下の重ね着を以前からキラスタのファミコンROMと同じ色にしようと考えていました。しかし、どこを探してもなかなかその色の服に巡り会えず、やっと最近、一枚だけ見つけて確保しました。何ヶ月かかけて探しました。ほぼ気合です。
この時代にファミコンの新作を出してきたわけですよ。しかも今の時代だからこそ可能な技術と人材を集めて、私はキラスタに8bitの意地を感じます。あの場所でキラスタをアピールして、通りすがる人が声をかけてくれれば、サークルの人が声をかけてくれればなんて思っています。かつてコミケで同じDBACEX Tシャツを着ている人に遭遇したときは、言葉こそなかったものの、お互い一瞬その場に立ち止まりました。ベアのTシャツは、Game Legendでけっこう反応されて話しかけられました。あわよくばキラスタも狙いたいのです。気付け、誰かこのアピールに。
今回のGame Legendは、印西から行っていますので、直前情報は何も仕入れていません。それどころじゃなかったですしね。そうしたらなんと・・・キラスタの制作者であり、絵を描いているRIKI氏本人がサークル参加していました・・・。キラスタと8bit Music Powerのムックを持っているので、RIKI氏の顔は知っています。いるよ、思いっきり。現在開発中のソフトを持ってきていて、RIKIファミコン三部作の影響もあり、次々に人が来ていました。大変そうなので、後で行くことにしました。
しかしなかなか人が途切れないものだから、15時過ぎにやっとその前まで行けました。それでも、一人か二人くらいはいました。人の後ろからちょっとのぞいていたら、向こうから声をかけてきました。「いいTシャツを着てますね~ !!」と。やっとこれに反応してくれる人がいましたよ。よりによって制作者本人という。本人がいると知って仕込んできたわけではなく、下の服の色もROMの色に合わせていることを言うと、大興奮です、向こうが。
キラスタに完成版とも言えるものが出たそうです。ふるさと納税の返礼品で、ふじみ野に納税するともらえる品です。その日はそれを売っていました。もちろん、納税はしなくても、現物だけを買えます。新曲も7曲収録され、聴いていってと聞かせてくれました。私としては、人が来てサークル主が結構忙しそうな場合は、なるべくさっさと引き上げるようにしているのに、まさか引き止められるとは。完全に舞い上がっていました、向こうが。私もうれしい限りでしたが、何より、本人に喜んでいただけたのは、仕込んだ甲斐があるというものです。私もいつかは、Game Legendに本人が来ていて、おもむろに気付いてくれる日が来ることを願っていました。過去にRIKI氏がサークル参加していたこともあったので、そう期待はできないけれど、可能性は0じゃないと思ってきました。私もついにやったと思いましたよ。
それからふじみ野版をひたすら営業され、結局買いました。今月はお金をなるべく貯めておきたいと思っていたのですが、本人の熱心なアピールに、お金はこういう時のためにあると思いました。今回は買ったものの数こそあれ、お金はあまりかからなかったので、買うことにしました。その場限定でサイン入りです。
そして、Tシャツにもサインを入れていただけないかと頼んだら、もう大喜びです、向こうが。サインする方が興奮しているのも不思議ですけれど、それほど感激していただけたのは最高ですよ。Tシャツを脱いで、サインと絵を入れてくれました。絵がきららちゃんではなく、8bitちゃんです。描きながら、やべ、間違えてミウコちゃん描いちゃったよと言っていました。ああ、舞い上がっていますね・・・。わかりますよ、私もこういう仕事柄、舞い上がるのはよーくわかります。
こうして世界で一枚の、本人直筆サイン入りキラスタTシャツが完成しました。どんなに言葉でキラスタ好きですと言うよりも、本人がいることを知らないで、がっつりTシャツとROMの色に合わせたシャツでアピールしている人がいた事実は、おそらく向こうにとって本当に衝撃的だったと思います。これを着て街中を歩いて会場にやってきているわけだし、覚悟がないとできません。絵面は思いっきり萌えですからね。これ着てアキバの委託も行きました。40男でもやるときはやります。私にとってキラスタは、一過性のゲームじゃないんです。一生愛せるものだからやるんです。それは言葉より行動に示しました。とある贋作兄貴のように。
ROMを見たことがないという方のために、これがキラスタのROMです。シールがメタリックのため、写真ではちょっと暗く見えますが、反射を抑えて撮っただけで、光が当たれば鮮やかです。この色の服で、しかも長袖はなかなかないんです。色の揃えが豊富なUニクロですら見つかりませんでした。商品の入れ替わりが多く、種類も豊富な印西のサンキでやっと見つけました。根性です。11月のGame Legendを目指し、何ヶ月にもわたってサンキをチェックし続けた結果です。
その結果が制作者本人を興奮の嵐に巻き込めたなら、これ以上の結果はありません。うん、仕込んでよかった。キラスタが出てから二年が経過し、好きで手に取った人と話題で手に取った人では温度差が出ているでしょう。その中で思いっきりアピールですからね。私のアピールは終わりません。サイン入りTシャツとなってレベルアップし、新たなアピールは続きます。