たまには現場から2011/01/22 23:24

毎日適当な作業報告ではつまらないので、今日は写真付きにしてみました。本日の作業はちゃぶ台のオイルフィニッシュ最終、みかん作り、塗装の手伝いです。
みかんはこうして作られる。前回のトレフェスで和室セットが好評だったことから、ちゃぶ台にはみかんが必要だろうと、みかんを作っています。前回は試作品で売りませんでしたが、今回は量産して売ります。多すぎて数えていませんが、200は超えたでしょう。写真はみかん色に塗装している様子です。みかんに1mmの穴を開け、真鍮線を通して筆塗りします。開いた穴は粘土で埋めて、へたを作ります。量産品ですが、粘土でひとつひとつ作る地味な商品です。一粒20円で、10個あると様になります。おそらく買う人のほとんどが10個単位で買うと予想しています。
こちらはソファの組み立て現場、新色の青とピンクが見えます。部品はすべて出来上がっており、接着作業に入っています。積んであるものは接着のための重しです。こちらの担当は工場長ですので、私は出来上がってきたものに脚をつける作業を待っています。先に必要な脚だけ切り出すこともできますが、他にやることがあってまわりきりません。
ちゃぶ台の天板を乾燥させている様子です。こんな風に一階の廊下に天板が並んでいます。すでに乾燥していますが、オイルフィニッシュはにおいがあるため、しばらく放置して臭いを抜きます。枠木や脚のオイルフィニッシュも完成し、切り出し作業を行えば完成です。こちらは組み立て式商品ですので、少し手間が少ないです。なぜ組み立て式かというと、天板の表裏、どちらを上にしたいか買い手が選択できるからです。天然木だと模様も千差万別、好みもありますから、買い手に選んでもらうのが一番良いでしょう。

とまあ、こんな感じで作業は進んでいます。いくつ売れるかわからないけれど、通販計画のこともあるし、できるうちに作ってしまえば後が楽です。いつまで続けるか目処はありませんが、次回トレフェスにも持ち越し可能でしょう。同じ商品をずっと出していても商売が続くと思ってはいないけれども、今まで出してきたものは常に選択肢として準備していたいですね。うーん、でも、本当いつまで続けるのかしら ?