良好でも不幸はある2018/04/20 22:35

毎日が順調ならそれに越したことはない、というところでついに問題が発生しました。朝起きるのにどうしてこんなにつらいんだ、と思いながら起きてみると・・・何か変です。とにかくフラフラ。人間起きた時はふらふらするものですが、どうもいつもと様子が違います。ああこれ、薬がきたかも、とわかりました。うまく歩けません。目が覚めていないだけなら、起きてカーテンを開けるだけでもすっきりしてくるし、何か食べてみると少しずつ回復します。でも、そういうレベルじゃありません。試しに何かをしゃべろうとしてみると、舌がまわらず言葉にならず、うめき声です。
通称でろでろというやつで、薬が回りすぎるのか、副作用かで起きます。原因となる薬はわかりません。なんせ副作用はみんな同じようなもので、考えようによっては、異なる薬の副作用が多重になった状態とも考えられます。薬で何かが起こることは、完全に運です。ここで過ごしやすい環境にあるからと言って、薬が安全とは言えません。副作用は起こります。
しかし、ひとりの状態ででろでろになると、これは大変なことでした。何もできません。だいたい口も動かないものですが、食べる分には食べられそうです。問題は、ちゃんと準備しないと食べられないのに、立ってもいられないことです。冷蔵庫を開ければ、ぱっと食べ物が出てくる環境ではなく、それを料理しないと食べられないようになっております。食べ切りが原則ですから、そのたび料理します。それは動ける時なら問題なくても、でろでろでは食べ物があるのに食べられない状況となりました。ふと、おやつ用に買っておいた、わらび餅があることを思い出しました。一応の食事にはなります。出してきて食べました。
立っていられる状態ではなく、当然仕事なんて無理でして、また着替えてベッドに戻ることにしました。こうなると寝ていることしかできません。しばらくは起きて本を読んでいました。しかし、そのうち目が回る感覚で追いつかなくなり、寝ることにしました。だいたいいつものパターンだと、朝その状態なら、17時くらいまで回復にかかります。今日予定していたエアブラシの仕事はボツ、寝ては起きの繰り返しになりました。たまに起きて、本を見てつらいようならまた寝る。口が動くかを確かめながら様子を見ます。
やっぱり17時くらいまでかかりました。それでもまだ反応の鈍い感覚が残ります。まだ外は明るいし、どうしても切っておきたいものの作業と、それの端のオイルをやりました。ぎりぎり動ける感じです。その後は小物をやっていました。鈍いけど、動けなくもない、というところでしょう。しかし、朝わらび餅を食べてから何も食べておらず、夕食を早めに準備することにしました。・・・でも、今日はまぐろのたたき丼なのに、まぐろを解凍に出していませんでした。急いで出しても、食べられるようになるには少し時間がかかります。その間にも小物を進めました。
まぐろのたたきはぜいたく品です。半額だけど、いつもの食事からすればぜいたくです。たっぷり水菜を入れます。きざみネギとオクラも合わせ、めんつゆにわさびを溶いたものでいただきます。味噌汁はブロッコリーとしめじの組み合わせで、野菜炒めもいつものパターンです。二食抜けたため、食料の消費が落ちましたが、まずまず使えているでしょう。
手持ちの米が燃え尽き、実はカレーにしてもご飯におかずにしても行き詰まりました。しかし私は見つけてしまったのです。この家に、米があることを。お米を計量して出す機械がありまして、その中にお米があったのです。容器はもちろんふたがされていて、密閉は比較的良好でした。出してある以上賞味期限は書いてありませんが、最低5年は経過していると考えなくてはなりません。見る限りでは特に変哲もなく、ただちょっと臭いが、古い米であることを感じさせます。こんなに放置されたお米は初めて見るし、しかし乾き物だから持ちはいいはずです。多分食べられるのではないでしょうか。量はかなりあります。試しに2カップ炊いてみて、食べられないようならあきらめるとしますか。