ぐでトミカ2017/07/15 23:11

今のトミカは何でもありで、旅客船から仮想の乗り物まで、ミニカーというか、カーじゃないものがたくさん出ています。ではトミカをトミカとしているものは一体何でしょうか。
買った品が届きました。あみあみ様では最後の一個だったようで、私が買ったら在庫切れになりました。でも、どこかの店頭に行けば、トミカならありそうですけどね。ぐでトミカです。これももはや、無理矢理ぐでにした感がたっぷりですが、喜んで買う人がいます。トミカは小さくてコレクションにはいいんですよ。気軽に買えて、ちょっといじりたい時に触って動かして、おもちゃとしての楽しみがあります。
どこがトミカと言えば、タマゴの殻がちゃんと金属でできています。トミカは基本部分が金属製でなければなりません。車しかなかった時代のトミカのよさは、金属製で丈夫、適度な重さと質感、そのうえ安いということです。ミニカーを買わない人は知らないと思いますが、トミカと同じような、1/43サイズのミニカーだと、精巧なものは4000円から7000円とか、それ以上する場合もありまして、標準的な大きさと作りのトミカは500円しないわけですから、その異常な安さがわかることでしょう。もちろん、高いものは模型として精巧に作られているのに、トミカはおもちゃとしての作りが重視されているため、細部は期待せず、形も大雑把ではあります。つまりは、コレクション模型より、子供がガンガン使って遊べるおもちゃです。最近はコレクション向けの精巧なトミカも出てきていますが、それはトミカで育った世代が大人になって、親になって、子供のためにトミカを見たら、あれあれ、いいのがあるじゃないと、そんな狙いでしょう。
ええ、ミニカーを語る場面ではありませんでした。ぐでトミカ。もうネタです。それ以上のものではありません。スケール感とかも関係なく、ぐでをトミカで楽しみたい人向けの商品です。
後姿の哀愁こそ、ぐでの真骨頂。おしりの形もしっかりしています。感心なのは、白味が軟質素材なことです。触るとふんわりやわらかく、白味らしさを強調しています。おもちゃとして遊ぶにはこういうところ、あまり凝る必要もないと思いますが、作っている大人とは、変に譲れないところが絶対出ます。

ぐでトミカ、ぜひともおひとつ手にとってくださいまし。