販売した小物類2012/02/13 22:15

ワンフェスの疲れはたっぷりとたまっております。でも本日は材料の買出しをしてきました。まあ、親戚入院のための準備を手伝うついでなんですがね。ちゃぶ台の材料と黒檀机の材料購入です。ほぼ無条件再販決定のため、早めに買っておきます。そして明日は病院ですよ、私が。薬がないことに今日気付きました、うかつでした。

次回のワンフェスも参加しますが、昨日から既に作戦会議が始まっており、新商品の企画などは追って紹介します。それより先に、事後報告ですが今回販売した小物類をあらためて紹介しましょう。すでに販売したものなので、評価も含めてお伝えします。
サイズは 1/12 ですが、一部のものについてはリアルに縮小すると小さすぎるため、多少大きめに作っています。だんごの直径が約 4mm, 湯呑みの高さが 8mm, どら焼きの直径が 8mm というところから大きさを想像してください。あと、うちは製品の複製をしていません。型を作ってレジンで抜くことはしておらず、すべて手作りです。塗装で出せない質感を重視するため、素材を試しながら選びました。
こちらは再生産組です。うちでは季節に合わせて作っています・・・てもまだ二回なんですが、これらは通年で生産されます。みかんを除いて2011年夏のワンフェスから登場しました。同じものでも再生産にあたり、効率化と品質向上をはかっています。みかんは冬の季節物ですが、ちゃぶ台のアクセサリーとして年中生産です。
  • みかん 20円
  • みたらし団子 40円
  • 利休まんじゅう 20円 (旧温泉まんじゅう)
  • せんべい・のりせんべい 20円
  • 和皿A(黒) 50円
小物の一番人気はみかんです。大きさはほぼ 1/12 からやや大き目まで、いろいろ作ったのですが、傾向としてはやや大きめに人気があるようです。ちなみに今回だけでどれくらいみかんは売れたかというと・・・420個ぐらい出てます。自分でもびっくりを通り過ぎました。
せんべいは、のりに人気が集中しました。だんごは余ることを予定して大量に作りましたが、早めに売り切れました。大量に作って次に持ち越そう作戦はいい意味で失敗したようです。
通年生産できる今回からの新商品です。
  • メロンパン 30円
  • 激辛カレーパン 30円
  • 棒つきあめ 30円
  • どら焼き 40円
  • 和皿A(赤) 50円
  • おむすび 40円
  • やつはし 30円
棒つきあめ、メロンパン、おむすびはかなりの勢いではけました。おむすびは当初2個でひとつを予定していましたが、時間の関係で単品に変更、物量が多くて余ると思っていたら、あっけなく終了しました。うーむ、一体いくつ作ればちょうどいい数なんだろうかなぁ・・・次は悩みどころです。
前回はあまり売れ行きのよくなかった和皿Aが早い段階でなくなりました。小物の種類が増えた影響でしょうか。激辛カレーパンはその・・・不人気でした。カレーパンと言えばカレーパンだが、ただの揚げ物にも見えてしまうところが敗因かもしれません。
季節物です。湯呑みは人気があったので、次も生産する予定です。
  • 焼きいも 50円
  • 中華まん 20円
  • 湯呑み 60円
  • こんにゃくおでん 50円
湯呑みは青白に人気が集中しました。湯のみはレジンで抜いてもいいような気もしますが、強度や表面処理、塗装のことを考えると、プラパイプで作った方が勝ります。
棒つきあめはカラフルで透明な質感がよかったのか、好評でした。30円は高いとも思ったのですが、皆様あまり気にされていなかったようでした。焼いもがほんのちょっとだけ残ったのは意外でした。高かったかな ?

小物はみかん、せんべい(しょうゆ)、どら焼き、激辛カレーパン、やつはし、焼いもを残し、他はすべて完売しました。みかんはもともと500個近い生産をしていたため多く残りましたが、カレーパンを除いた他の残り数は一桁でした。カレーパンが・・・説得力不足でした。もっと精進します。

小物類は、見ていくだけのお客さんもかわいいとか面白いとか、ストレートな感想が聞けます。普段ミニチュアに興味を持たない人でも、こうした小さなものを見ると、どことなくほんわか感じられるのがいいのかもしれません。でも一方で売れ行きがものによって分かれやすく、お客さんの厳しい目が光っているのもわかります。
せんべいは「のり」と「のりなし」の二つがありますが、のりに人気が集中します。好みの出るところではありますが、のりがあるというだけで持つ訴求力は実物とは違う世界です。本物のせんべいなら、のりの有無は食の好みですが、1/12 の世界ではイメージ優先の世界です。のりがなくてもせんべいらしいけど、のりがあるともっとせんべいらしくなる。相手に訴えかけるイメージは、わずかな違いで圧倒的な差をもたらすことがあります。でもこうした違いを作りながら事前に見抜くのは難しい仕事で、それゆえ湯呑みのように同じ品でも色を変えて出したりします。好み、イメージ、いろんな要素が絡み合う世界は、複雑だけれどもその分やりがいも感じます。

さてさて、長くなりました。明日はワンフェスのレポです。