小物紹介最終便2012/02/06 23:47

作ってきた小物はこれで紹介を終わります。が、紹介してきたのは新商品のみなので、日を改めて販売する小物と価格をすべて簡単に説明します。ではいってみましょう。
以前紹介した焼きいも完成版です。外側に紙がつきました。新聞紙を使っていますが、無地の部分を使っています。さすがにこのサイズに人間用の文字は大きすぎます。かといえ、小さくしたものを紙に印刷して使うのも効果的であるといえません。大事なのは印象です。価格は検討中ですが、うちのことなので値段はまあ、40~60円の間になるでしょう。
あんまん、肉まんともとれる、中華まん。小学生のころ、諏訪神社の前のお菓子屋さんで、あの電熱器に入った何とかまんの類を食べるのが好きでした。最近は肉まんだと上のほうがきゅっと巻いてありますね。
試作で三回ほどこけました。すごく地味だけど、素材や色合いをちょうどそれらしくするには研究が必要でした。実は上をきゅっと巻くこともできるんですが、肉まんとあんまん両方作るのは微妙でしたので、易きに流れました。ポイントは下に貼ってある紙です。これは本物というか、同じ類の紙を使っています。
価格は20円です。売れるかな・・・。
激辛カレーパン。メロンパンを今回作ったから、そのノリで作りました。なぜ激辛かというと、最初それらしい色で作ったのに、この大きさだからコロッケのように見えてしまいます。なので、辛そうな色をつけてカレーを想像させるようにしました。このサイズだと計画では予期しなかった問題もしばしば起こります。価格は30円です。
厳密には新商品ではありませんが、和皿Aに新色の赤が加わりました。おやつを乗せるのに便利なサイズになっています。和皿Aと名乗っておりますが、Bはあるのかと聞かれると、ありません。これはいずれBも出るよという見込みと拡張性を考えたものです。価格はそれぞれ50円です。

以上、今回のワンフェスで登場する小物新商品は、さかのぼるとかなり前の記事までいきますが、全部紹介できました。考えていたけど技術的に不可能なものもあり、逆に突如思いつきで作るものもあり、少しずつまた課題も見えてきました。
現状では食器を使ったものが難しいです。食器は円や曲面で構成されたものがほとんどです。おわん、ちゃわん、わんとつくものは丸いし、皿も円とゆるい曲線で構成されます。うちでは複製をやっていないので、そういう丸いものを手で量産するのは困難を極めます。湯呑みはこうした中でもパイプを使うことで解決できました。でも同じ方法でおわんは作れません。おわんが作れないと、おしるこが作れません。器さえあれば、ゼリーからプリン、和物以外も作れるし、和物の幅も広がります。器は複製するしかないのかなぁとも考えていますが、それは次からの課題となるでしょう。

小物は販売するものをまた日を改めて簡単にまとめます。