冬の風物詩 こたつ2012/02/07 17:41

だいぶ疲労と眠気がたまってますが、本日はこたつの紹介です。ちょっと疲れてしっかりセッティングする気力が足りませんで、簡単に。あれ、そろそろ全部まとめて紹介するものやっておかないとワンフェス当日にめり込みそうですな。
今回最大の目玉商品であるこたつの登場です。もっとも多くの開発時間を費やしてきました。いざできあがると単純なのに、そこに至るまではやはり長いです。セット内容はこたつ台、天板、こたつ布団の三点。
こたつ布団をとれば普通に座卓としても使えます。天板は例の如くチークのオイル仕上げですが、台はヒノキと柿渋を使いました。
こたつ台には電熱器がついていません。これは価格を下げるための省略で、台の構造もできるだけ簡単にしました。部品数が多くなったり、組み木が入ったりすると量産ができません。ある程度こたつ台としての印象を持ちつつ、必要最低限度にまとめました。
なおこのこたつ台は展示用試作品で、商品版とひとつだけ仕様が異なります。これはこたつ台の角に二等辺三角形の当て木をしていますが、商品だと扇形になっています。理由は部品強度の問題です。三角形の木の棒を 5mm に切ると鋭角の部分が欠けてしまうんですね、なので商品版は丈夫な扇形にしました。
商品は組み立て式ですが、組み立てるのは脚の接着のみで、他は全部完成した状態になっています。また注意点がありまして、柿渋は直射日光に当たると色が濃くなります。日焼けには十分注意してください。
別売りオプションでこたつ敷きがあります。小物とも合わせることで様々な演出の可能性があると思います。
神姫などのフィギュアをこたつに入れるときは、ひざ下のパーツを外すと複数人数入ることができます、というより、複数人数で入るとこたつの中で脚がかち合ってしまいますから、脚を折り曲げるか、見えない都合部品を外してしまうのがよいでしょう。
何気なく普通に入っているので意識されにくいですが、こたつに入っても天板が持ち上がらず、入っていない部分の布団にしわがよらないのが重要です。最初の開発段階では、誰かがこたつに入ると布団が持ち上がってしまうのが問題でした。人間用サイズなら布団の重みで布団が下にたれてくれますが、このサイズではそうはいきません。さらに入ったときにできる布団のしわが、広がって形を崩してしまいます。
量産の手間も考え、最小限度の工夫でこの問題を解決しなければならず、これが最終最後まで課題で残りました。でもまあ、解決できたのでこの通りできあがっています。その方法は、商品を手にとってということで・・・。
こたつ布団とこたつ敷きにはそれなりの種類を用意しました。種類の分、一種類あたりの数は少なくなっています。早い者勝ちです。当日は柄のサンプルを出しておきますので、それを見て考えていただければと思います。また、柄の指定を番号でできるようにしました。レジの手間も減るよう努力しております。

こたつ、価格は1500円です。こたつ敷きは別売りで、一枚200円です。こたつ敷きはカーペット代わりにも使え、ちゃぶ台などと合わせることもできます。ただ、こたつの販売数+2しかこたつ敷きは用意していませんので、こたつを買った人がみんなこたつ敷きを買っていった場合は足りなくなることもあります。まあ、こたつが売れないと話にならないのですが・・・。

明日は衣類の紹介をします。