めいわJデビュー2016/04/10 20:18

今日は佐倉の川村美術館へ行ってきました。メイン展示ではなく、横のギャラリーで行う個人展示で、人のつてにより草木染の展示を見てくることになりました。日曜なので非常に混んでいて、駐車場もいっぱいでした。ギャラリーもそこそこ入っていました。無料ですので気軽です。
染物は、何と申したらよいのか、草木を用いて染めるだけでも様々な色が出せ、そこから何を作っていくかでした。もちろん、売っている服を染めることもしていました。個人的にはユニクロ印のシンプルなブラウスが、むら染めの藍色に染まっており、これだけで一気に高級感が増し、個性も生まれることに感心しました。最近、友人 KGC のおかげで、個性的な服は生地から染めるものだというひとつの哲学を見出しましたが、普通の服が化けるのを見ると納得します。いろんなものから染まることが草木染の楽しみでもありますが、染めるだけでなく、そこから作る楽しみがあっての趣味だと思いました。私はあまり向かないかな。柿渋染めはやっていますが、何もかもという感じではありません。
その後、美術館併設の店も見ました。ここもいろいろなものが置いてあって、日常の中に特別な何かを見出すためのものでいっぱいです。最近の私には日常がなくなりつつあるので、昔から見ると感動が薄くなりました。それより身の回りの片づけがやりたいのでございます。
美術館を出てから、Nフコ、ろいほとまわり、新しい柿渋を手に入れてきました。で、お昼はなんと、Jです。いつものJではありません、めいわのJなのです。
そもそも狭い四街道の中に、関東でも珍しいJがなぜ二店舗あるのかは謎です。それだけ四街道栗山店をよく育てたということでしょう。昔は四街道店と言えばよかったものが、今では四街道栗山店になってしまいました。四街道民はJが好きと、鎮西の者には見えているはずです。私もまた、めいわに店を出すための資金協力を売り上げという形で貢献してきました。そのめいわに、今日は来てみました。
中身はJなのですが、いまひとつ店に落ち着きがないように感じたのは、通された席のせいかもしれません。広い空間をイスとテーブルで埋める空間は、あまり落ち着きません。行きつけの方にもそういう場所はありますが、店の角地ですので、私自身使うこともなく、混んでいるときの最後の場所って感じです。中には好んで使っている人もいます。店の広さはやや狭く、飲み放に「メロン」がありません。
料理とメニューは当たり前ですが一緒です。めいわ初はこの一食。同じJならば、やっぱり家の近くのJを使うのが一番だと思いました。何より近いですし、店の間取りも落ち着いています。根本的に店の広さに差があり、ゆったり空間を使っているのがうちの近くのJなのです。めいわはコストパフォーマンス優先でできている感がするのですよねぇ。夜に入れば印象がまた違うかもしれませんが、どれだけがんばっても勝てないのが、うちの近くのJには思い出がたくさんつまっていることです。思い出があるから、昔のことを思い出しつつ、時おり何かを感じています。
誰かがめいわのJで新たな思い出を作ってくれるのに協力してくれるなら、それはそれでよいですが、たとえその近くを通っても、Jにするならうちの近くまで戻ってきます。それでいいでしょう。それぞれの店が店を続けているなら、そうしたパトロンが増えていくのです。