DBACEXは昨年の4月1日にオンラインサービスが終了するため、オフラインになってもすべてのプレイができるよう、最後の更新がかかりました。オフラインになってしまうと、台がどこにあるのかもわからなくなります。こうして、最後の更新を待って、筐体は次々と消えていくのでした。
肝心の佐倉も取られてしまったし、津田沼エースすら撤去です。習志野R1には、なぜかスポッチャの中にあるらしく、お金が余計にかかります。今現在千葉県内で確認できているのは、旭パイセン、市川DAIKEIEN、習志野R1のスポッチャのみ。なんですが、謎の情報が入りました。1月4日、みんなで会って話した時に、キッズリゾートにあるということなんです。キッズリゾートって、BIG HOPのあそこじゃないか。
Twitterでの情報や、現地視察の情報を元に、えちぜんさんが全国の筐体情報をまとめています。そこにもキッズリゾートが加わりました。写真もあるのですが、問題は最終更新がかかっているかどうかです。キッズリゾートは入場料制の場所なので、プレイにお金はかからないはず。ただ、営業終了時間が早く、遊ぶなら一日入ってやるくらいの覚悟がないと遊べません。一人でやるなら、あのゲームは300円で一時間すら可能なのです。短い構成だともっとかかるけど、多人数なら一人の料金はもっと安くなります。1クレで三人同時までできますから、みんなでお金を出し合いながらやると、安いんですよね。格ゲーで対戦をしていた時代は、人数が多いとそうでもないけど、少ないと一時間1000円はかかります。キッズリゾートの入場料金はさほど高くありませんが、こうした分も含めると、仮に遊べたところで元が取れるかどうか。
まずは台を確認しないとわかりません。私が代表で調べに行くことにしました。まぁ、徒歩三分だしな・・・。お店の人に、事情を話して見せてもらうことにしました。店に入っただけで、あの重低音がしたため、あるらしいことはすぐわかりましたね。しかもやっている人がいるんだ、びっくり。 そろそろここのデザインそのものを見直す時期に来ているんですよ。今は画像の横が1920の時代になってきました。スマホで縦に使うと1080ですが、これを作った時には1024を前提にしているため、画像が小さくなってきました。時代を反映して、大きいものに変えてしまおうかと思っています。
ということで、筐体です。キッズ用に、角を保護してあります。見たところ、シートの痛みはあまりなく、クロニクルの進行率も低いため、どこかで使われた後でクロニクルが初期化され、少し使って移動してきたと思われます。・・・ビバホーム ?? 千葉県内なら近いしな。あそこは何度か初期化されているし、怪しい。 残念ながら、最終更新台ではありませんでした。ビバホームだったら無理ですよね。いや、ビバホームと言える証拠はありませんがね。クロニクルができなきゃ、集まってやる意味があまりないなぁ。入場料払ってやるなら、クロニクルがみんなでできてこそです。
台はあるけど、残念ながらこれでは遊べません。このゲームの中身はパソコンです。Windowsです。HDDのデータコピーをすれば、この台も最終更新がかかった台と同じにできます。ステップが難しいな・・・。もちろん、ラッキーで所有している台をコピーするとして、そのデータをさらにここに移すんですよ。中身を分解しないとできないし、やらせてもらえませんよね。
結局、安定して遊べる場所を作ることは今でもできていないのが現状です。ゲーセンのゲームがいつまでも変わらず、新しい要素が入ることもなく、10年近くも稼働していれば、普通は撤去されますよ。長く続いている音ゲーや戦場の絆のようなゲームは、中身が追加され、変化していますからね。このゲームは歴史的に比類のない新しいものを作った一方で、それを今でも支えたい人があまりいないのが現実です。
私は欲しいよ。いくらDBCSを持っていても、面白くないんです。みんなでやったり、筐体で並んで座ったり、重低音や振動を味わったり、その体験のないゲームをやっても、味気がないから。私が欲しいのは、筐体という経験で、ゲームをやりたいのとはちょっと違うんです。
ロマンなんてのはね、最後は自分で保存しない限り、どこかに永遠にあるものじゃないんです。テーブル筐体が欲しいとか言っているけど、あれだって自分で持ててこそで、今更テーブル筐体なんてどこも置いてくれません。それには、この台はあまりに大きすぎる。