好きなCDドラマ2019/01/13 20:17

疲れながら仕事をしております。ビタミン剤で何とかやっています。だいぶ動くようになってきても、本格的とはいきません。
仕事の友は、音楽やら音声作品やらです。音楽を聴く人は多いでしょう。私は音声作品もよく聞きます。同人で買ったもの、CDドラマなど。家からCDドラマもだいぶ持ってきました。中でも気に入っているものがひとつあるので紹介します。
「JAMの不思議な一日」という、謎解きCDドラマです。なんか最近謎解きゲームとかがはやっていますが、そのうち一時期の大迷路のように、思い出として語られる日が来るでしょう。そういうのには手を出さない主義です。で、これはそんなブームとは無関係に、2013年に出ています。
JAMアキハバラは、私にとって思い入れのあるメイド喫茶です。A先生が結婚して、いつも傍らにいてくれた人が少し疎遠になり、自分に変化をつけてみようと、一人でメイド喫茶に入るという冒険をしたのでした。それがJAMです。それまでもメイド喫茶は何度か入っていたけど、友人とネタに入るもので、一人で入るものではありませんでした。
そう、このCDは実在するJAMアキハバラを舞台にしています。それが面白いのです。JAMはメイド喫茶としては古参の存在で、最近の、酒の出ないキャバクラみたいな店とは違い、普通の喫茶店にメイドがいるタイプの店です。おしゃれな喫茶店、夜はバーみたいな雰囲気もあって、すごく落ち着いた店です。
私がメイド喫茶に一人で踏み込むことを決めた時、どこに入るか探しました。そこで見つけたのがJAMです。何より、食事が安いのが魅力でした。ランチなんて、600円で普通に食べられます。夜でもそんな高くありません。一度行って気に入り、何度も行っています。
JAMは外部コラボも積極的で、何かと企画物には参加します。このCDもそんなJAMの一面でしょう。登場人物こそ架空ですが、しっかりJAMらしい設定です。あと、ドアの開け閉めの効果音が本物です。

聞いていてイヤミがない、長さが手軽、出演者トークが入っていない(余韻を壊さない)、適度にノリがよい、後味も悪くない、オリジナル作品だからそのままでも聞けるなどなど、いろんないい要素があり、ループで聞いています。CDが終わって、また何を聞くか考えると、またこれでいいやと思わせるところがあり、気がつくと一日中これしか聞いていなかった、なんてこともあります。
だから累計何回聞いているのか、もうわかりません。50回はいっています。100回はまだ届かないかな ? 100回までさほど時間もかからないでしょう。というくらいの聞き方です。当然せりふも覚えまして、このCDの台本を書き出せと言われたら、9割以上の精度で書き出せます。
作業の後ろで聞くには、あまり重いのはつらいし、うるさいのも困るし、眠くなりそうな内容もダメで、いい条件をすべて揃えているものとはなかなか巡り会えません。このCDと出会えたのは幸運だったでしょう。このCDが何を言っているのかわからなくなってきたら、その日の作業は切り上げです。頭が働いていません。
JAMへ行きたいと思っています。最近はアキバの委託も行って帰ってくるだけで、JAMへ行く機会もありません。ワンフェスが終わったら、一人で遊びに行く日があってもいいと思います。