時代を感じる哲学2014/05/29 23:17

ふぅ、ちとばかり昔やっていた R-TYPE II を今さらながら少しやってみました。当時はできればそれで満足できていて、50円だったし、10円ゲームで E.D.F. をやって STG に満足はできていました。つまり当時なりの、中学生のお小遣いでできる範囲でやっていたものでした。
そこで、当時見えなかったものを再発見するべく、自力で攻略法を立ててみることにしました。これは結論からいうと、10000円使ってもまだ攻略を立てることはできないでしょう。ゲーセンで台の回転率を上げるための難易度にしては、あきらめを感じるところです。はっきりいって、これをゲーセンできっちり攻略できるのは、お金に余裕のある大人だけといえます。
やり方は詰め将棋に近く、決められた動き以外のことをすると、すぐ詰みです。もうちょい私も若いのなら、ある程度目で見て判断できるところもあるでしょうが、どうも最近極端に動体視力が落ちてきたところがありまして、わかっているのにできないところも発生します。
やられると最寄の復活点からやり直しで、復活パターンからまた進めていける方法を身につけないと、これがまた厳しいです。復活パターンからの攻略法がわかれば、普通に突破したときのやりかたもわかるため、ある意味復活パターンは基本になります。やり方はとにかくパターンで、それを見つけるために、考えられるやり方をひとつずつつぶしていくしか方法がありません。これがすぐわかればいいけれど、金額換算にすると一箇所だけで数千円になります。でも時間はほんの少しです、すぐやられるから。

ゲームとしての作りこみはよくわかりますが、これに金をかけるのはあまりに厳しすぎるでしょうね。昔は、「難しい = すぐ終わってしまう = 回転率が高い」という考えなのだけど、今のゲーセンは、気軽にできるけど、高みを目指すと深みがあって、人に応じた遊び方で細く長くお客をつかまえていく方がよいと考えられています。すぐ終わっちゃうゲームに大量のお金を入れられるのは、今も昔も、おそらく一部の人だけです。