ドールショウ 一般参戦2014/05/05 23:38

昨日の夜はちと眠くなってさっさと寝てしまいました。で、今日は何を隠そう、ひっそりドールショウへと行ってきたのでした。ひとりではありません。ふたりで、商売に役立てるべくです。
なにせうちはワンフェスしか販路を持っていませんから、衣料部門はワンフェスだけだとさばける量にも限界があります。そこで、ドールショウを今後は検討したらどうかという話になっていたのですが、この連休中にあるよと話を出したら、じゃぁ行くしかねぇだろってな展開でした。別に今日早急に行くと決めたわけではありません。
しかし、ドールショウそのものは主に50サイズ以上のドール扱いが多く、また、27cm 級がまぁまぁあるみたいなした情報はわかっていたため、いろんなものをみて感性を磨くことが目的でした。

あまり早く行くのも難なので、向こうに13時過ぎくらいに到着のめどで出かけました。場所は浜松町です。浜松町には同人イベントで一度行ったことがありますが、また来ることになるとは・・・。四街道駅で大雨食って、天気はどうなるだろうと心配でしたが、降られることにならず、まずよかったです。
さあ、会場到着。見たもの上げるときりがなく、写真もないので雑感だけ述べますと、時間がぜんぜん足りない !! もうちょい見流せるものかと思っていたら、ひとつのところが非常に濃くて、時間が足りません。お昼を無計画で出てきてしまい、途中おなかがすいたので、会場前にあったすき家で昼食を取りましたが、会場に一時間いて1フロア見切れないくらいです。こりゃ、見積もりが甘かったですな。昼食食べながら見る方法を検討しなおし、残り時間で全体をざっと見て、見ていて気になったところはよく見て、必要なものは買うという作戦で出直しました。

こうしたドールイベントの主流を作ってきたSDとか、2000年代から出てきた momoko とか、やはりドールでもファッションを楽しみたいというのが原点にあると思います。momoko は特に、受け入れられる原点がそこです。SDはおしゃれもできるし、独特の世界を作ることもできるし、そんな中でのおしゃれだと思います。だから、人によって好みと個性があります。で、さらに言うと、そうしたドールを手に取る人たちは、自分で自給自足できる人が多いと思います。ドールショウは、こうして技術を磨いてきた人たちが、自分の作ってきた物を人に見てもらう、その意味合いが強いと思いました。だから技術が高いし、値段はその割に驚くほど高くありません。むしろ安いくらいです。商売気がありません。でもこれは、イベントと出している人の方向性だと思います。お客として見て、気になるものを買ってくるイベントとしては大変面白く、これは今度三人で行かないとダメだなと思いました。それはつまり、うちはここで商売するには現状だと難しいってことでもあります。
ドールでおしゃれというラインから来てみれば、1/12 はサイズが小さすぎるのと、やってきた方向が違うような気がします。武装神姫は服を着せなくとも成り立つフィギュアですが、ドールは服を着せることが前提のため、AZONE がピコニーモとか出したけれど、おしゃれより絵に描かれたキャラクター性、アニメ、ゲーム、マンガ寄りなのが 1/12 に見えます。ドールショウでは AZONE もひとつの趣向に過ぎないのもよーくわかりました。

残念ながら、それなら我々はどうするべきかというところまで、今日は思考がまわりませんでした。でも非常に勉強になり、よい刺激でした。

イベントは最後までいて、そのまま帰るのも面白くないので、まずは近くの竹芝ふ頭へ行きました。すごいぜ、ここから島へ行けるのか。浜松町から羽田へ抜けられるのも、景色をみてやっとわかりました。ふーん、浜松町をわかってないな。船で遊覧しつつ食事できるクルーズがあるのね。ヴァンテアンクルーズ、なかなかすごそうだ。案内見たけど、たまにのぜいたくならよいかもしれないですなこれ。
その後は有楽町へ移動しました。うちではこれ、うらくと読まねばならんのだ。東京交通会館というのがありまして、そこに行くためです。昔私が紀州の物産品を手に入れるために行きました。そこには何県かのアンテナショップがありまして、ちょっと見てまわるには面白い場所です。なんだかんだそこにけっこういました。休みの時期のせいか、かなり人が多く、みんなどこからかぎつけてくるんでしょうねぇ。我々も最初からそこへ行くつもりで出かけたわけではありませんが、たまにこうした遊び場を知っているのが私のミソなのです。
その後、東京駅まで歩いて、東京駅の夜の外観を楽しみ、地下鉄東西線で帰ってきました。東西線を東京駅から乗るなら日本橋の方がよいのよ。でも案内できる範囲の関係か、ちょっと遠い大手町へ導く案内はやめてほしいのよね。

連休の巨大任務、何とかこなしました。