今日はとてもすごいものを見ましたが、残念ながら写真におさめることができませんでした。いずれは機会が再びあるとみて、今日は別の話にしましょう。
本日は粘土を紹介します。 もくねんさん、北星鉛筆から出している、鉛筆を作るときに出るおがくずを利用した木の粘土です。Woody Formo という商品が他の会社から出ておりますが、性質はまったく異なります。
重要なのが、鉛筆製造における、本来ならゴミとなってしまうものを粘土として活用し、新たなビジネスチャンスにしているというところで、地場産業活性化に貢献している商品です。 触るとやや固めで、べどつきがなく、手につきません。固まると MDF に近い性質になりますが、Woody Formo に比べて扱いも強度もこちらの方が使いやすいと思います。
型に対して非常に相性がよいため、私は今のところ植木鉢の底面の造形に使用しています。植木鉢は型に粘土を詰めてから、削って造形する方法をとっています。型の底面に隙間なく粘土を詰めるには、弾力性のあるものでないと難しいため、底はもくねんさん、壁は「はにわねんど」で作っていきます。

その他使用する予定もありますが、それは試作してもう一度判断しようと思っています。どちらかというと手のひらサイズのキーホルダーなんかを作るのにちょうどいい性質を持っていると思います。なお、粘土のにおいは鉛筆の独特のにおいです。