それはアキバの昭和通りを越えた向こうに、ひっそり存在しているのでした。 アキバの中央付近にあるゲーセンは、トライタワーみたいなところもあるけれど、外から見て目立つところにあり、ビルそのものがゲーセンになっていて、こんな地味な看板が立っているところはありません。ゲームコーナーって、これは一体どういう場所なの ??
で、中の写真は撮ってよいものかわからなかったため、わかりやすいのはここの Web があるのでご覧ください。

ナツゲーミュージアム

ここにあるチラシによると、「1980年代タイトルを中心としたビデオゲーム & エレメカが稼動」と書いてあります。実際その通りで、中はテーブル筐体からエレメカまでありました。エレメカは懐かしい登山ゲームがありました。あと、占いマシンとか、どっから持ってきたのかわからない謎のゲームだか何だかもあります。プレイ料金は、そういったネタものは安く、10円から30円の間です。ビデオゲームは100円です。登山ゲームみたいな、クリアすると景品の出るものは、うまくいくとお菓子が出てきます。私は失敗してダメだったのですが、他のお客さんが無事クリアできたのを見せてもらうと、シガレットチョコが出てきました。
私は占いマシンをやってみました。一回10円ならネタでいいでしょう。機械の写真がないとわかりにくいのだけど、液晶二行の表示に質問が出てきて、下にあるボタンで15問答えると、その結果で占い・・・というより、よくあるインチキ心理テストというやつです。何を占うかを最初に選べますが、それがご丁寧に100種類くらいあり、どうでもいいのが並んでいました。私は「プッツン度」を占ってもらいました。結果は、冷めたプッツンでした。いい線いっていると思います。

一緒に行った FACENAO さんは、KONAMI の古いゲームをやってました。このゲームの本物ができるなんてと喜んでおりましたが、そりゃ1980年代のゲームを今さら筐体でやれる場所なんて、こうした特殊な場所しかありません。

お店の中には色紙がたくさん飾ってありました。主にゲーム業界関係者の色紙で、ここの存在はそれなりに業界通になっているようです。だいたい毎日やっているわけではなく、月に閉まっている方が多い店なのに、宣伝はうまくやっているとみました。

興味がある方はオススメします。前述どおり、毎日やっているわけではないので、あらかじめ Web で下調べをしてから行ってください。