待つのが長いよ2013/09/13 21:13

遅くなると書くのが面倒になりそうなので、帰ってきてまだ何もしていないうちに書くのがよいかと思います。

そんで、今日は退院になりませんでした。明日が退院です。とにかく、面倒な一日でした。こちらもまた車二台で午前中に出かけたのですが、何の説明もないのです。一応、神経内科と循環器内科の先生が午後に診療しに来るというだけで、それ以外の内容が何もわかりません。
途中をすべて飛ばすと、方針がわかったのは16時過ぎでした。循環器内科の先生が24時間心電図をとって検査したいというので、途中で生理検査室へ祖母は連れて行かれました。この時点で本日の退院はなくなったのですが、それがどういう流れでどうしてこうなるのか、説明はありませんでした。退院できるかどうかは主治医の判断によるという話なのに、肝心の主治医の先生がまったく現れません。
その先生、16時過ぎに現れ、現状と何をしたいか説明してくれました。遅すぎですよ、それは入院して最初にやることでしょうが。われわれの最大の懸念材料は入院費用です。一泊21000円、これはこちらの望みではなく、ここしか空いていなかったからこの病室になった向こうの事情なのですが、ここで入院が長引くと向こうの都合でこっちのお金がとびます。
入院は昨日の夜の段階で、それから施設に帰ったりいろいろやるにはお年寄りであることとと施設の関係で難しいと判断したためで、本来なら入院はしなくていい、いわば宿泊入院だったのですが、それがよくわからいのに検査とかで今日退院できないような話になると、一泊以上の部屋代を取られるのは筋が通らず、こちらも足並みが整いません。

状況もわからん上、病院をせっついて交渉しました。まず病室のお金は一泊希望したこちらの最初の分だけ払うということで、それ以降は免除になりました。そりゃ当然だ、本来なら昨日退院できたんだから。これがわかったときにはわれわれは飼い犬のように静かになったのでした。でも16時過ぎまで何の情報もなしで待たされるのはおかしいです。非常に不愉快かつ不信感満載でございます。

さて、肝心のオババの方ですが、どうも血圧が低いのがよろしくないようです。特養では毎日血圧を取っていませんが、8月に入院したときに血圧はやはり低めでした。そこに不整脈、心不全などが重なり、低血圧性の意識消失、不鮮明が起こると。どうもそのあたりが怪しいため、心電図をとって不整脈や心不全などに大きな異常がないのか検査し、薬の調整もするというのが治療方針でした。
元は高血圧で血圧を下げる薬を飲んでいて、脳梗塞は高血圧性脳梗塞でしたが、ある段階から血圧を下げる薬がききすぎる、というより高血圧がやや改善されてきたけれど、薬は以前のままだったから、必要以上に血圧が下がってしまうのが今の事態のようです。高血圧に使う薬は今日の段階から使用していないそうで、こちらの調整は今の病院から紹介状を出して、薬を出していたかかりつけの病院で行うことになりました。
心電図はすぐ見つかる異常は別として、結果が出るまで2週間かかるそうで、結局明日の16時に心電図がとり終わった後退院し、結果は外来で診てもらうと決まりました。現状は経過を見ながら薬を調整していくものです。今日も昼食後に突然しゃべらなくなり、ぼーっとして、おかしいからコールをしました。意識はあるけれどしゃべれない、で、しばらくするとおさまりました。血圧を下げる薬を抜いたのが今日からですから、まだきいているはずです。これも明日から少し変わってくると思われますが、施設で食後すぐに動かないとか、多少様子をみてもらう必要も出てくるでしょう。施設へは今日の病院の帰りに資料や書類を渡しにいくついでで説明をすませてきました。

低血圧で意識はあるけど体が動かなかったりしゃべれなかったりは、私も昔よく経験しました。これも薬の関係で、薬に血圧を下げる効果があり、朝目が覚めても体が動かず、声も出せず、それが毎日でしたので病院で相談しました。そのころの朝の血圧は最低50の最高70という、常識の範疇からみると非常に危険な値です。
まぁ、一番困ったのはそんなことより、朝起きるのがとても大変なのに、それを夜更かししているから朝起きられないのだとうちで言いがかりのごとく毎日しかられていたことでした。そうじゃないということを証明するために病院へ行ったようなものです。当時はたちくらみとかもひどく、薬のせいだとはわかっていましたが、周囲に理解を得るのは別の作業なのですよ。一見すると健康な人と何一つ変わらないような病気を持つと、世の中からはじかれるような苦労をするものです。ちなみに私がおじさんに傾倒していたところのひとつは、私のこうした苦労をいつも理解してくれて、ずっと味方してくれていたこともあります。困り果てて誰もいないときに電話したこともよくありました。

病気はいいことないね、健康第一、健康ほど幸せはありませぬ。
とりあえずこれでオババの退院も決まったし、一段落かな。今後も同じようなことが起こる可能性を知った上で、オババの健康管理のために動くとしますか。