神崎に味噌を買いに2023/10/27 21:51

今日は走りに行くと決めていましたが、気分的には印旛沼ながらも実用を考えると神崎かなと思いまして、神崎へと目標を定めます。そろそろ味噌がなくなりそうです。次に買うべき味噌の候補はやちよで買える手作りのものか、神崎の鈴木糀の味噌にすべきか迷います。鈴木糀はチバテレビでもやっていました。以前から鈴木糀を考えていましたので、味噌を買うのが目的で神崎に行くのです。
最初に明日の朝食と今夜の夕食の準備を固めておきました。帰ってきてからやるのは面倒なので、必要最小限度にしておきます。やっていたら出るのが遅くなり、12時45分くらいになっていました。今日は急いだほうがよさそうです。
行きがてら、小林のコミュニティセンターを外からよくよく見ました。今度から図書館が使えるようになりましたので、小林のこの図書館も使えます。確かによく見れば外からでも図書館はわかります。ただし、来るためにはけっこうな坂を越えて行くことになりますゆえに、あまりおすすめはできません。ここにしかない蔵書を狙う時限定になりそうです。
風が弱く、どの方向に進んでも向かい風にならないようで、小林あたりでも30km/kで走れます。おかげで長門公園には早い流れで着きました。長門公園ではひとりの男性がやすりを出して、したすらに木材を削っていました。曲面になじみやすいようにあて木を使っているし、削り方も慣れた様子です。木材はあまり見たことのない木目をしております。
私が休んでいる間も黙々と作業を続けておりました。面白いので、私が出る時に話しかけてみました。それは何を作っているんですかと。まな板だそうです。やっぱりかと思いました。私も木工をやるんですが、木は何ですかと聞けば、イチョウです。え、イチョウは簡単に売っていないよなぁと思いました。埼玉にある木材屋で、こうした板売りをしているそうなのですが、埼玉ではイチョウが手に入るそうです。値段は1000円とお安い。しかし、長門公園でこういう作業とはのどかですねと話したら、本当は仕事中なんですが、ちょっと息抜きだそうですよ。なーるほど。何となく、心が朗らかになりました。聞いてみるものですね。最近読んでいる、地図を破って行ってやれ ! の影響です。その作者は自転車で旅をしながら、面白い人やものを見つけるとどんどん話しかけるのです。以前の私なら素通りでしたが、思い切ってみると面白いことを知りまして、話しかけてみました。その場ですれ違うだけの出会いでも素敵に感じられました。
心がほくほくしながらペダルを前に進め、いつものように紀文の工場でいい匂いに捕まります。工場があることは私以外も皆知っていたようですが、自転車じゃないとこの匂いは感じないでしょう。日本食研ではステーキのたれのような匂いがしてきて、これもたまりません。自転車の醍醐味をおばちゃんに教えるのです。
夏場は河川敷の草が刈られて広場になっている場所がけっこうあったはずなのに、今日見ると草が生えていてよくわからなくなっています。夏場限定で使っている場所なのでしょうか。途中、サイクリングコースが切れている水門があります。今日は工事中で片側通行につき、後ろの車を止めないように急いで進みました。でも後ろから来ていた大型トラックは狭くてスピードが出せないせいか、全然付いてきません。結局私だけが疲れ、別の水門のたもとで休みます。すると真上を飛行機が通過して行きました。緑色の飛行機で、とても大きいものの真下でした。すでに着陸態勢に入っており、見ごたえがあります。進むと飛行機とは次々と出会い、道路を飛行機の影が通過しました。初めてこういう現象を見て、とても不思議でした。
神崎に近くなると厚い雲が上空にあり、強風が吹いています。強烈な逆風で速度が落ちました。ゴール手前の踏ん張りでしたが、道の駅に滑り込めばそれも忘れるくらい、この道を通ってここまで来ると気分が上がります。発酵の里こうざき、久しぶりです。
野菜を見ると、面白い野菜がいくつも売っています。野菜売り場は外にあるものは地元農家の直送でして、普段は店頭で見ないような面白いものが安く手に入ります。瓜系の野菜に迷いました。ピーナツバターのような濃厚な味のするカボチャ、洋ナシのような形をした島カボチャ、丸ごと一個なのに100円という破格の冬瓜です。決まらずに先に発酵食品を見ます。
買うのは鈴木糀の味噌ながら、種類がいくつもあります。結局、麦みそにしました。今使っているのは麦みそで、味比べをしようかと思います。量は800gあり、たっぷり入っていますが持ち帰るには重いので、他に買えるものが限られます。発酵食品はこれだけにして、野菜をどうするか。重さや値段も考え、島かぼちゃに決定しました。しかし野菜売り場でひとつだけ買うのはどうも気が引けまして、レジのある建物で見つけた葉とうがらしも買うことにしました。
記念撮影を終えたら出発です。ゆっくりしすぎて時間は14時57分でした。最初は完全な追い風になり、35km/hが乗って楽々です。その後もあまり速度は落ちず、30km/h以上は維持しながらずっと戻ってきました。風が弱いと走るのはこんなにも楽になるんですね。長門公園までは30分ほどでした。
今度はさすがに一人でしたが、10分ほど休んですぐに出発します。あまり引っ張ると暗くなってきてしまうからです。気温も下がってきます。小林に近づいたとき、電話が入りました。親が印西に出て来るそうです。どうも一人に慣れないらしく、事務手続きで必要な話もあってでしたが、まぁ寂しいようで仕方ないです。
帰ってきてすぐに親も来てしまい、シャワーを浴びてから業務スーパーへ買い物と、イオンで夕食にしました。走ってくるとおなかもすきまして、大盛りの天丼が入ってしまうのです。親のスマホのメンテだけイオンのwi-fiを借りてやりまして、割と早いうちに帰ってきました。夕食はおでんになるはずでしたが、まぁこういうこともあるでしょう。
飛行機が好きだったおばちゃんに、飛行機がよく見えるコースを見せられました。大興奮を感じました。でも自然の見た目は印旛沼の方が面白く、それぞれいいところがあります。そのうち海へも行くでしょう。印西から検見川浜まで出られるというのがどういうことか教えたいです。今日は楽しめました。