冷蔵庫整理は遺品整理2023/10/15 23:39

明日から印西での生活が予定されております。Wi-fiを借りるのも外に出るため、最初はスマホの設定から始まりました。先に姉のスマホを使って入っているアプリの要不要を決めていき、必要ならアップもかけます。プリセットだと使いにくいスケジュールは新しいものに変更しました。ほぼ不要な物ばかりです。docomo純正だといらんものがたっぷり入っていても仕方ありません。
それがわかったら親の分もやります。親についてはもっと使い方がわかっていないので、さっき見たのと同じように更に削りました。UIをシンプルという表示にすれば、らくらくスマホのような機能になります。まったく同じスマホでも見た目は大きく変えられます。
終わるころにはひどかった雨が落ち着いてきて、いよいよ冷蔵庫の整理第二弾にかかります。第一弾は私が四街道に戻ってきて間もなくやってしまいました。で、なぜ雨が関係しているかというと、ゴミ袋に捨てるのではなく、ダメなものは地面に埋めるからです。家の庭にちょうどよい埋めスポットがあります。ここは分解も早くて、第一弾は完全に土になっていました。おまけにそこそこの大きさの穴を確保できます。やや水気がなく乾燥した地面ではありますが、案外と分解は早め。とにかくそこに大穴を開けて、冷蔵庫でダメになっている食品を捨て、最後に埋め立てして完了します。これなら臭いも気になりません。液体でも捨てられるのがポイントです。
冷蔵庫の整理は、今後は父親一人の生活を考えつつ、さすがにこれはダメだろうという長期保管されていた食品も捨てることにしました。例えばだし入りしょうゆなんてものがなぜかビンに保管されていましたが、匂いが味の変化したしょうゆになっていて使えません。しょうゆもあまりに時間が経過しすぎると劣化します。醤油漬けになっている食品が無敵のように10年単位でしょうか、入っているんです。さすがに食べるには風味が落ちているでしょう。調味料も開封したまま長年経過しているものがありました。この家、パッタイの素があったんですね。業務スーパーで私が買っているのと同じですが、現在とパッケージが違います。いつのかと見たら2014年になっていました。腐る食品ではありませんが、含まれている油が酸化してべたつき、臭いも酸化した油特有のきつい臭いになっています。こういうものを片っ端からつぶしていくのです。
精神的にきつい食品も出てきました。書きません。書くだけ滅入るだけです。そういうのがあると捨てながら悲しい気分になり、謝ったり仕方なかったよねと、上から見ている母に語るのです。しかしそれは一部で、基本的には管理不行き届きによるよくわからない食品が大半で、片っ端から捨てていくことになりました。
いちいち外に持ち出して穴に入れます。移動が入るし、持って行ける量には限りがあるしで時間がかかります。わからないくらい往復し、結局3時間くらいかけて始末しました。それでも全部は終わりませんでした。肝心のゴミ穴がいっぱいになってしまい、それ以上の作業ができなくなりました。残りの分はまた一か月後になります。でも主に使う部分はほぼ空になったので、冷蔵庫は見違えるようになりました。棚も外せるようになり、それも洗いました。
その後は流しにたまってしまった袋やら食器、瓶を片っ端から洗っていきます。膨大な量で、長年でこべりついたり固まったりしているものは少しつけておきました。食器の水きりラックに乗り切らず、捨てる容器は大きい洗面器に入れて乾かすことにしました。こちらに入れたものは後でプラとして捨てられます。この洗うのでまた2時間持って行かれました。とにかくすごい量なのです。
夕食はとても準備できる状況になく、サイゼリヤとなりました。BHのとなりにあるサイゼリヤに行きまして、私はそこが初めてです。つまり4人で来たことが一度もない店です。私にとっては新鮮で、一人欠く違和感が少なかったのがなんとなく落ち着きました。最後はBHで買い物です。明日から親は一人ですので、いくつか必要なものを買っておくこととなりました。
やりながら後悔もありました。ここまで整理がつくならば、私が四街道に来た時にでもやっておけば母はもっと楽だったはずなのです。四街道の冷蔵庫はとにかくいつも入れる場所がなく、力業で押し込む冷蔵庫でした。親に冷蔵庫の整理という概念はありません。私はどこに何を入れるか決めていて、戻す場合も同じ場所だし、残ったものはふたのできる容器で、保管長期保存するような食品はそもそも長期に保存せずに食べきります。整理は徹底しているのですが、それは私だけなのです。この家は適当。適当だから奥に何が入っているかもわからず、ただ押し込めるだけでした。これを全部整理してしまえば相当に冷蔵庫が使える状態になったのです。結局、整理はしないし、しなくても何となく回っているとそれでOKになってしまいます。だからあらためて整理する必要を感じなくなりそのままなのです。私がやっていればよかったと思いました。冷蔵庫の管理はもっと楽だったでしょう。
でもそのことを上にいる母に話せば、そんなことしなくていい、適当。今までそれで何とかなって来たんだから、私に気もめする必要はないと。そもそも私が本格的に整理しなくてもいいみたいな感じなのですが、もう私がやらないと誰もやってくれません。こんな感じになってしまうのです。私がやろうとしても絶対断られたはずなのです。
それでもね、家事で楽をさせてあげたいと思ってきたから、四街道へ来た時には私が積極的に夕食を作りました。この勢いで冷蔵庫もすればよかったんです。私に気配りがもう少しあればと思ってしまいました。まぁ、それを要求しない母であることもわかっていますよ。