ゲームじゃない2020/04/05 22:12

だんだんエモクリも悟りの領域に入ってきました。ひとつわかったのは、これ、いくらフォーマットが用意されているとしても、それをうまく扱うには、画力とか、立体感覚とか、結局は絵を描いたり、フィギュアを作ったりに必要な能力が試されるとされることでした。
おいおい、この服どうやって作ったんだよとか、パーツの使い方の発想は、また別のセンスです。それは仕上げの技術であって、元を作る技術は、また別です。私が作っている小物の世界で言うと、どんな材料をどこに使うかが前者、造形するのが後者です。
では、思い切ったパーツの使い方をできる人が、小物ですごい材料の使い方をできるかと言えば、それは違うんですよ。エモクリではパーツが最初から決められて、並べられています。その範囲しか使えません。小物作りの場合、まずそのパーツリスト作りから始まります。そしてリストは無限です。このリスト作りはトンデモな時間と手間がかかりますので、最初からリストがあるエモクリは、一段階必要なものをすっ飛ばしているわけです。
しかし、エモクリで人様の作っているものを見ると、すごいパーツの使い方を見ます。いや、よく考えるなこれ、と感心しますね。まして、キャラ制作の場合、選べるパーツは少なく、使用できるアクセサリー枠は20個でして、服は変形ができませんから、すごいことをするには、アクセサリーでいじることになり、どちらかというと、FM音源で音楽を作る感じですかね。
私は中村正人と同じ感覚です。FM音源では脆弱過ぎて、どう表現するか苦戦してしまうタイプです。A先生なんかは逆に、FM音源の限られたソースだからこそ、力を引き出せるタイプ。うん、私にすごいネタは無理だな。
エモクリをいじって、この一か月半で、絵は描いてないくせに、デッサン力はものすごく上がったように思います。最初のころ作ったキャラを見ると、おい、ここ考えてないじゃんが出てくること。あと、普段ありえないくらい、人間を回転させてあらゆる角度から見るため、形が頭に叩き込まれます。
ハーレムめいとの時に、いじれる部分の少なさに泣きを見ました。エモクリでいじれる部分がわかり、どこで体格差が出るのか、どことどこは連動して考えなければならないかなど、もっとも知りたかったことがかなりわかりました。
絵を描く、エモクリでキャラメイクをする、絵を描くの繰り返しで、間違いなく画力は成長します。うん、絵描きはね。普段描かない人は気づかないかもしれません。他の人のキャラを落として見て、ああ、この人、絵心あるなとか、普段描いてないとか、わかるようになってしまいました。
だから、私が作ったキャラは、やっぱり私の絵の味が出ているのです。体格については、意図的に狙って、自分の特徴を出しています。これは知っているからできることなのです。元の絵がない人は、クセもなにもないですから。
絵描きにはすごく面白いです。ゲームじゃないよ、これ。

胸 最大値2020/04/06 21:15

エモクリでキャラを作る場合、胸の大きさを設定できまして、バストというわけではなく、一定の基準で0~100の間で指定します。これはすべてのステータスにおいてそうです。大きさ0にするとほぼまっ平、100はかなり大きくなります。男でも、太っている肉感を表現するため、胸の大きさはあります。
んじゃ、100にして作ってみますか ? という考えが出てきます。ただし、100はかなり大きくて、全身のバランスを考えないと、ものすごく不自然になるのです。最初、キャラメイクを起動すると、古橋みゆきが出てきます。このまま胸の大きさを100にすると、ただの悲劇にしかなりません。古橋みゆきは、細目でクセのないキャラになっていて、胸だけ大きくしても、説得力がないのです。
そもそも、胸の大きい人は、ある程度肉付きがいい、というのが、私の思っている巨乳です。細目で巨乳もいますが、そういう人は、骨格で稼いでいる部分が大きいと思います。つまり、おっぱいが大きいのもあるけれど、それをつけている胸板の広さと厚みも結構あるのです。胸囲とは、そういう全体を含めての太さですから。
となると、胸100にするには、全身をある程度太目にした方が、バランスがよいとなるわけです。いや、それしか方法がない。ところが、エモクリの仕様だと、肩幅をいくら広げても、肩の筋肉が増えるだけで、胸板を広げることができません。それをしたければ、骨格の変更をせねばならず、体の骨格をType 2にすると、胸板と肩幅を増やせます。
いや、それはダメだろ。Type 2にすると、胸100は案外と簡単でした。その代わり、ダイナマイトボディとは違い、がっちりと、鍛えられた肉体になります。そりゃ、大きな胸がついていても大丈夫だよね。男のプロレスラーが、マッチョで胸板が厚い感覚です。
Type 1で作らないと、限界に挑めません。やはり、全体的に体の幅増しをすることになります。そうしないと胸がこんなところにつくはずがない。幅が増えると、奥行きも増えないと、板になってしまいます。結果、体が大きくなり、やや太ります。胸が大きいということは、重いものを支えるので、支えられる骨格も必要になり、結果、細身で巨乳は、どこかでからくりがあることになります。
この際、思い切って超ダイナマイトボディにしちゃう ? みさおか先生の絵みたいにしちゃおうかな。私は彼女の絵、やっぱり好きなんですよね。まぁ、そに子が好きという共通点は、互いの好みの哲学に生きているわけで。
うむ、すごいのできたよ、とりあえずバランスは、また日を置かないとわかりません。冷やした頭でもう一回見る必要があります。

新たな脅迫物2020/04/14 22:19

実は脅迫物が好きな私です。エロゲーやら、エロ漫画やら、脅迫物は案外萌えます。んで、新しい脅迫物を考えました。何となく、JSキャラを作りたくて、テーマを決めました。まずは髪の色です。緑の髪を入れることにしました。わずかに緑かかっている髪は、以前にも作っています。ガチ緑は初です。ピンク、緑、茶色で作ります。そして、肌色も小麦色を茶色の髪と合わせます。髪は全員短く。こうして三人できて、これで脅迫物を作ろうと考えました。
昔、すごく嫌いな人がいました。やたら大人ぶって、周囲に同調しない女子。でも、そいつはバカでした。そこで、すごく頭がよくて、頭のよさや、生活環境ゆえに、すごく大人な女子を作り、学校行事や日常の掃除やら授業やら、とにかくバカくさくてやらない設定にします。自分を子供扱いされることをとことん嫌い、自立心が高く、親友と呼べる友達としか付き合いません。
そんな子が、先生を脅すという、トンデモなやつです。個人的には面白くて仕方がありません。そもそも私は、小学校の先生は好きじゃないですからね。まぁ、3年と4年の時、受け持ってくれた塚本先生だけかな、いいと思えたのは。それ以外は、面白くない。悪い先生じゃありませんでしたよ。でも、面白くない。
こういうストーリーは、思い付きでその場で書けるんですね。面白くてガンガン書いてしまいました。何をしているんだろう・・・。なるべく、キャラを作る時も、今まで使ったことのない部品をいかに使うかを大事にしていて、毎度考えます。今回も、強気な女の子に合う、ぴったりな髪型を選びました。いずれ全部の髪型を使いたいんですが、使い方の難しいものはたくさんあります。
三人にしたのは意味があって、まずは3Pとか4Pをできるのか実験したいのと、二人が見学するというHシーンを作りたいからでした。サブグループで分けるのではなく、同じグループで見学者を作り、たまにはしゃべらせます。
とりあえずはキャラ作りと、骨格となるADVパートを作りました。うーむ。小麦肌の女の子がしっくりこない。男っぽいビジュアル、少年みたいな女の子がいいのか、健康的女の子がいいのか。
こういうことを考えるとですね、エモクリって漫画ツールになるんですよ。漫画でキャラを作りたいとき、キャラ立ちを考える時、ものすごいツールになります。
だからね、本当に同人誌にしようと思っているネタをこれで最初に作ることは、ありだと思います。やっぱり、普段から漫画を描き慣れているわけではないので、こういうものを使って考え、見栄えやどこが見せどころかを研究するのは利口な方法だと思っています。

せりふのシンクロ2020/04/15 21:21

見学する人間がいるHシーンでもっとも悩ませるものは、せりふなんですよ。メインとサブでグループを分ける場合、メインとサブをシンクロさせなければ、ランダムで動いて何も問題はありません。ところがです。同じグループにすると、せりふのタイミングは一定期間に設定します。標準では20~30秒になっています。これは、20~30秒たったときに、せりふをしゃべるという意味です。
三人いて、三人が同じ設定になっては、三人がほぼ同時にしゃべることになって、何を言っているのかわかりません。そこで、ずらしてしゃべらせたいのに、決定的方法はありません。最小公倍数の問題でクリアさせる方法はありますが、冗長になっても、あまりに短期間にしゃべりすぎてもいかんのです。設定できるせりふは、速度に対して三種類しかありません。ひとりが三回しゃべる前に、他の人がそれ以上しゃべると、同じせりふが繰り返されます。それも興ざめですよね。
ふたりならまだしも、三人いるとどうしようもなくて、至った結論が、見学者は一回しかしゃべらせないという方法でした。最小公倍数をうまく合わせる方法を使っても、誰かがしゃべっている間にも時間は進み、しゃべり終わる前に他の人がしゃべってしまう問題が発生し、あまりに複雑すぎるため、見学はそこまでしゃべらなくてもよいと思いました。実際、それでまったく違和感なしです。難しい。これの調整だけでおびただしい時間を食ってしまいましたね。
せりふは保存ができますので、使わなかったものは保存しておき、他の所で使いまわせます。使ったら消す。こうして整理しつつ、せりふを当てはめていきます。何気に便利ですよ。
非公開シーンで培った技術を公開用に投入します。しかしな、エモクリを世間がどれくらい使っていくかですね。ただ、エモクリは無限でして、作れるわけですから、ユーザーが作り続ける限り、あきられることはないはずです、はず。私はツールとして永遠に使い続けますがね。