参加か否か2016/03/29 23:28

Game Legend が6月にありますが、サークル参加するべきか迷っています。つまりは新刊ができるのかどうかです。一冊は「イー・アル・カンフー100面への道」で決まりですが、中身はおどろくほど薄くて、映像をつけてもほとんど中身はなく、売り上げもたいして期待できません。肝心のゲーマー魂の原稿を書いていますが、思ったより進まないのです。ゲーマー魂は、当初もうちょい普通にゲームレビューをする予定でしたが、最初の二冊を出して硬派でまじめなレビューになり、適当に出せなくなりました。今回のものについては、ソフト二本だけでは主旨を見るのに不十分な気もします。
テーマのソフトは、任天堂の「F1レース」と「エキサイトバイク」ですが、このゲームがどうしてこういうゲームになったのかというと、当時はみんなこういうのが普通だった、ってのがまず大きくあるんです。そうなると他のゲームも見ていくことになり、きりがありません。ところが、このゲームはF1とモトクロスという元があって、路線としてはスポーツゲームの延長にあるものだと思います。するとこの二本には特徴があって、それが敵という概念なんです。どうしてリアルに振り切れずに、このゲームは当時の同じようなゲームと同じ路線を取ったのか。というか、リアルに振るという路線が特殊で思いつかなかったのかもしれません。もしかして、題材間違えたかな ??? それとも、切り方そのものを間違えている ??? 当初みたいに、グランツーリスモとの比較とかした方が正解なのかな。
F1レースにしてもエキサイトバイクにしても、なぜか敵がいるんですよ。同じコースを走っているなら、普通はタイムと順位を競うライバルがいるはずでしょう。それがいなくて、他の車は主人公の行く手を邪魔する敵に過ぎないのです。4種のスポーツゲーム、野球、サッカー、テニス、ゴルフは純粋にそのスポーツも持ちうる魅力をゲーム化していて、コンピューターゲームの特徴である、敵と主人公を一切描きませんでした。ところが、リアルに存在するモータースポーツからネタをとったこの二つのゲームだけは、操作の持ち味はそれっぽく移植しつつも、その他の部分はあくまでコンピューターゲームなのです。その理由をさぐってみれば、それが当時の普通だった、で終わってしまう。でもそれじゃ何かひっかかります。切り方かな。理由をさぐるから変になるのかな。敵を出しつつ、スポーツの持ち味を変化させないように作っている技術を見るとか、そういう風に変えないとダメですか。

ここで書きながら考えています。申し込み締め切りがもうすぐなんで、とっても大事なことなのです。

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