WF成果の概要2013/07/29 23:54

画像が表示されないぞ・・・FTPもつなげないぞ・・・どうやら画像サーバーに何か問題が起きたと思われます。どうなっているのかよくわかりませんが、とりあえず明日も同じ状態だったら聞いてみることにしましょう。

ワンフェスも終わり、まずは荷物を片付けようと、動き出したけど長く続きません。何をやってもすぐ疲れます。勢いで千葉でも行っちゃいそうだけど、気持ちだけ動いて体が動きませんでした。昼寝をするより夜ぐっすり寝た方がよいと、根性で起きていましたが、きつい一日でした。

昨日の結果を分析すると、衣料品の拡大に伴い新しい顧客が増え、看板もきいていたと思いますが、少し認知度があがってきた感触を受けました。前回はうちの名物のちゃぶ台すらありませんでしたが、前に来て今回も来たお客さんがだいぶ買っていったと思うし、通りすがりで気付いて買っていく人もかなりいました。

このワンフェスは家具と小物が初期に戻るように、基本をちゃぶ台セットとして、そこから畳につなぐ方法でした。衣料部は見て選べる空間を確保するべく拡大し、生産量も増えました。家具の新商品はふとんだけ、小物は早期に準備をしていたものと、ちょっとした余りと、急いで仕上げたみかん。去年と比べると、どうしようもない品揃えです。これで勝負になるのか、本当に予想もつきません。衣料部は前回の売り方から得たものをもとに、すべて見ながらゆっくり選べる方式と看板の組み合わせ戦法を継続します。だから衣料部はある程度売り上げは確保できるだろうと予想していました。

終わってみると家具、小物、中物はほぼ完売、ちゃぶ台も早い段階でなくなりました。去年の夏はちゃぶ台を買っていた人はラッシュ後半が多かったのに対し、今回はお客さんが来始めた段階から早いペースで売れ、順調でした。当然足りなくなりました。畳はセット割引にならない数で買う人も多く、ちゃぶ台がなくなった後も順調に売れました。家具、小物、中物の回収率は95%で、種類の少なさで不利を被ることなく終わりました。
衣類は売れた数が種類によってほとんど変わらないことから、生産数の目安ができました。あまったものは他のルートに流す予定で大量に作っていたので問題ないものの、回収率は70%と低くなりました。しかし、売れ行きの目安がわかることで、次からの生産調整がしやすくなり、種類を増やす余裕がかなりできることになります。
売り上げ結果から見ると、売り上げ金額は過去最大、でも回収率(全部売った場合の金額に対する実際の売り上げ金額の割合)は過去最低です。衣類の売り上げは強力でした。でも、予想以上に売れた家具と小物も大きいことに違いありません。

お客さんの小物の選択と、こちらの小物会計にかかる時間が、小物の種類の少なさでほぼなく、会計は順調に流れましたが、会計はずっとまわりっぱなしでした。来たお客さんの絶対数は去年の夏とあまり変わらないように思います。早く流れた分、もしかしたら今までより多いかもしれません。リピーターのお客さんばかりなら、再販に再販を繰り返しているちゃぶ台が早い勢いで出るとも考えにくく、新しいお客さんは多いと思います。むろんリピーターの方もかなりいました。

衣類で再販を繰り返している着物があまり売れず、これはワンフェスに来る人の範囲内で行き渡ったかもしれません。ならばここからが別のところでの販売網につながります。着物はあまり作らなくてもよいのなら、それを新商品の生産力にまわせます。

見えてくるところは、カタログはリピーターの人向け、会場では看板を見えるところに立てて、何を売っているのかを確実にアピールすること。作ったものが見える位置にあること。新商品を注入し、再販品も毎度過去のものを再販するのではなく、生産数を調整しつつ間を空けたりしながら投入すれば、新しいお客さんを確保できる限り伸びしろは作れます。特に家具と小物はフィギュア関係のアクセサリーにとどまらず、ミニチュアとしても成り立ちますから、そこを考えて新商品を入れると効果が高いでしょう。
今までは新しいお客さんの確保をどうするか、商品種類の拡大のみで考えていましたが、会場での設営方法と合わせて考えることで、幅をきかせることができるとわかりました。これは前回もわかっていたことですが、確証ができるには準備が少なすぎました。それと、話しかけてくれるお客さんが増えて、要望をうまく吸い取ることができたのは大きいです。リピーターの方が話しかけてくれることも増えました。
お客さんとお話できるようにするため、実はあらかじめ仕掛けもありました。それがちゃぶ台セットの説明不足です。初めて買う人にはどうすればよいのかよくわからない風にして、なおかつそこに人を配備して、お客さんにちゃぶ台の質問をしてもらうようにしていました。話ができるとそこから気になることが質問できたり、他の人がそれを聞いて興味を持ったりします。よくわからないようにしておくと、お客さんがそれを見て考える時間ができて、お店の前に人のいる時間が長くなります。面倒なようで実は人が人を呼ぶ効果を狙っていました。

会場でできることの工夫、そこをどう伸ばせるかが今後のかぎとなるでしょう。

2SPであることの課題は、初めてゆえに厄介でした。当日やはり二つの卓が同一ディーラーであることに気付かない人が多く、服を選ぶ前にサンプルの展示を知らない人が出たり、ちゃぶ台セットでざぶとんとみかんかごが選べることがわからず、そのまま会計に来てしまった人に不便が生じたり、小物を取る器を内側から戻せなかったり、ややこしくなってしまいました。L字の二卓ディーラーはやはり独自の工夫が必要なのね・・・。かくいう、私もL字ディーラーで会計がわからなかったり、商品を見落としていた経験があります。これをどう使えるか、まだまだ工夫が必要です。

確かなことは、次は相当の覚悟と工夫をもってしないとトンデモな事態になってしまうことです。自信過剰ではなく、周囲のディーラーやお客さんに迷惑をかけないことが第一です。それには現状を把握、自覚して、実態に即した対応をせねばなりません。応援してくれる人がたくさんいるんだ、答えられるよう努力せねば。

今日のところはこれくらいです。