ワンフェスどうする2010/07/29 23:56

トレフェス以来、造形には姉が関わっています。人手がトレフェスの時に足りなかったもので、シリコンの型取りやレジンの複製作業をやってもらいました。他にも多くの作業を手伝ってもらい、レジンの複製に関しては私よりもいい腕をしています。知識も豊富です。

もともと小物細工が好きな姉です。それから新しいもの作りのやり方を発見し、なおかつ立体系イベントにも興味を持ち、まずはカッパ造形大賞に参加しました。持ち前の技術に加え、ディオラマ作りの基礎まで身につけ、ついに小物でイベント参加を望むようになりました。

それゆえ、今回のワンフェスには共に行ったのですが、現場に触れて大満足のようです。で、次回のワンフェスにディーラー参加するかについて、友人も含めて話し合ったのですが意見がまとまらず、結局姉と相談して、二人でまず何ができるか考えました。

結論は、参加する方向で決まりました。友人も参加することになりましたので、3人参加が実現しました。しかしです、何を作るのか、これがまだ完全に決まったわけではありません。私は、小物家具を扱おうと思います。ここでも過去紹介してきた、ちゃぶ台やソファなど、他家具類を多く揃えて参戦します。なお、武装神姫版権アイテムにダンボールアーマーが決定しました。

私が小物家具をやろうと思うのは、神姫に合わせてもありますが、自分の得意分野でもあるからです。私は自分で家具を作る人間です。今使っているPCの机も、自分の身長や座高に合わせて作りました。塗装もしています。チークを利用した高級加工は引き出しの表などに利用し、室内表札などにも使用してきました。かれこれ8年くらいやってますかね。和紙を利用した家庭用品作りも長く、だから、小物家具を作るのは技術の供給と需要が見合ったからです。

さて、GKはどうするべきなのか、です。トレフェス以降、いわゆる美少女フィギュアをただ作っていても、自分は長く続けられないと思いました。 すでに腕のいい原型師はたくさんいます。追いつこうとも思わないし、美少女にこだわりを持つ気もありません。でも、売り上げを考えるならそれは必要になります。では、何を作ればいいか、アニメやマンガを見ない私に版権キャラは難しく、なかなか選べません。選べても、キャラの選択を誤ると、一生懸命作っても振り向いてもらえない存在になります。
じゃあ、自分のオリジナルなもので勝負できるかと言われると、絵が記号化に向かったり、方向性が模索段階で、難しいです。かわいく水着の女の子でも作ればいいかもしれませんが、それをカメラでばしばし撮られるとへこみます。エロの視点でフィギュアを見られるのには到底耐えられません。あれは視姦です。そんなことはさせません。

私がトレフェスやワンフェスに飛び込んだのは、家具屋をやりたかったわけではないのです。今は採算性や可能性の拡大を含めてやりますが、それが本来の目的ではありません。やはりGKは作りたい、でもどう踏み出せばいいのやら。
姉と話し合いました。姉はやりたかったものが当日版権下りない関係で、方向転換を迫られています。その中で姉もGKという可能性を模索してみることになりました。ワンフェスには版権フリーが存在します、ワンダとリセット、およびメッセくん。そこに目をつけたのです。

結局、GKを作りたいと思うなら、本申請までに可能かどうかで見切りをつけ、やってみるしかないと決まりました。本来なら武装神姫のカスタムパーツを作ればよいのですが、時間が足りません。
パインじゃないプリキュアをさんざん勧められましたが、展示会としてのイベントという視点も考え、冒険します。

以上、次回へ続きます。