本気でいくらしい2010/08/02 23:19

本格的に原型製作へと入り、もう後戻りはできません。まだ基本的な構成のみですが、形にはなってきました。作りながら、ある程度したら見本と比較してチェックしてもらい、客観的な意見を積極的に受け入れて作っています。
KOF2003より始まったアッシュ編主人公で、7月に稼動開始した KOF XIII でアッシュ編は最後になります。んで、KOFってのは毎度絵を描く人間が違うので、どれが正解という見本はありません。このキャラはこんなイメージだという、イメージが合えば、ある程度自由がきくという利点があります。どうせアニメなんて見てないし、こうなればゲーセンでやるゲームから抜き取ってみるかという、今回は深く考えすぎず、キャラで選びました。

キュアパインが脇役でいろいろ評判悪かったので、今回は思い切って主役をとってみました。SNKの版権作品というと、「不知火舞」とか「いろは」が多くて、結局露出に走るという・・・。だからこそ、覇王丸みたいなアツイキャラで攻める人もいますが、そこでアッシュ・クリムゾン。正直、情報量の多いキャラでもなく、見せ方は難しいと思います。だからこそ、どんなものにも対応できる基本を作るためにも、この選択は大きな意味を含んでいます。

そもそも世の中的には、アッシュは主人公としてかなり異色の存在であるため、それも面白い要素でしょう。ただでさえ不思議なヤツが立体になれば、やっぱり不思議、そうなってくれなければいけないわけで、挑戦しがいはありますね。売れて欲しいけど、売れなくてもいいです。ただ、SNKには喜んでもらえるよう、いいもの作りたいと思っています。

長いようで短い戦い、気合入れていきましょう。

何かした ?2010/08/04 23:26

うぉーい、最近は原型製作やらなんやらに追われていて、もはや労働基準法違反の域まで働いている感じです。原型を作ると、とにかく早めにやれることはやっておかねばという意識が働き、必死になってしまいます。仮にトレフェスにGK出すとなると、前回よりも時間が少ない計算です。もちろん、慣れてきているし、課題そのものが前回ほど複雑ではないけれど、調子に乗れば間に合わないこと必至でしょう。

一日作業が終わると疲れて眠くなるという、なんとも不健康なのか健康なのかわからぬ生活をしております。が・・・

SS掲示板がですね・・・なんかすごいことになっているんですけど、やっぱり私が影響しちゃってるのよねぇ、あれ。丁寧に見て回った方がよいのかしら・・・てか、眠くてもう今日は寝たいんですけど・・・。明日にしよう。まさかこんなことになるとは思ってもいませんでした。

流行も一段落かな2010/08/09 23:59

最近はPCの前に向かう時間がほとんどなくて、更新がありません。こんな時間に更新するのは不本意ですが、もうこういう時間でないとなかなかいじれないという状況ですよ。

原型製作を二人でやっている関係で、なかなか抜ける時間を与えてもらえません。作業が終わる時間にはもう疲れてぐったりしているのが現実で、少々こちらの動きも気遣ってもらわないと困るんですがね。睡眠時間を削ってこんなことをしておるわけです。

Pinky:st の改造が終わったのでそれをネタにしたいのですが、写真の編集が面倒な関係で、昨今SS掲示板で起きていた「白背景」の流行について語りごまかそうと思います。
トレフェスの修羅場で掲示板から一時期遠のいておりましたが、種の一枚より活動を再開しました。特別面白いネタも思いつかず、純正装備の全身像をいかにうまく写すかというところに主眼を置いて作品を作っていました。白い背景に効果も何も入れずに写しても、一枚になるからそれでいこうという、場当たりなものでしたが、これに303E様が反応して同じConceptのもと作品を作り、コメしていた人達に影響が広がって、気がついたらみんなやっていました。やがて、白い背景なら何でもいいという形に姿を変えていってしまいましたが。

これらの白背景作品に関わらず、私の一体撮りの作品は基本的に「流れの中のひとコマを抜く」というのを主眼にしています。さらに、ありふれたアングルや画面構成を否定し、独自の角度から撮ることにしています。
ロボットアニメでのありきたりな描く角度、ヒーローものがやりそうな角度、イラストレーターが描きそうな撮り方、正直なところ、私はそこに何も魅力を感じません。だってそれは、誰もが真似できるスタイルだから。それは確かに多くの人へ安心感と納得を与えることでしょう。その一方で、個性がないんです。

私の作りたいものは、定型では満たされません。お気に入りの神姫がかわいくて満足とか、ありきたりでもかっこよくとか、そういう感覚を持っていないからです。どんな神姫でも、それは私にとって創造の機会を与えてくれる素材です。愛情を注ぐ対象ではありません。だからこそ、被写体の持つ意外な魅力を引き出すには、様々な角度や形を試します。それにはどんな決めポーズよりも、どんな定型よりも、その神姫らしい自然な動きのひとコマが面白いんです。
静と動、私は動をいつも選びます。静というのはそれで趣がありますが、私は単純に動が好きです。いつもSSを作るとき、頭の中で神姫素体をひたすら動かします。そして、一連の動きのどこを撮ろうか考え、やっとそこでPCに向かうのです。PCの前で適当にいじってたらいいものが見つかったってことはないですね。基本はすべて頭の中で作ります。

白背景が流行して、それぞれの人の撮り方のスタンスが垣間見えました。それは語ればきりがないほどですが・・・私はとにかく、モデルさんの魅力を引き出せるよきカメラマンになりたいですね。しかしそろそろ一発ネタもかまさないとなぁ。

Pinky : Pinky2010/08/12 23:58

さてさて、発表が遅れましたが、以前より宣言していたPinky:stの改造が無事終了しましたので報告です。とても乙女ちっくにかわいく仕上げました。なお、改造品は現在千葉のY-Subにて行われているコンテストのピンキー部門に参加しています。投票は16日から今月一杯となっておりますので、機会のある方は一票よろしく ! 改造前と比べてだいぶ違うものになりました。
ではどうやって作るのかといいますと、まずは下地作りから始まります。パーツは塗装することになるので、バリやパーティングラインをきれいに処理し、場合によってはパテや瞬接でヒケを埋めていきます。体は首周りの地肌にパテを盛り付け、段差を無くすほか、袖周りを大きくしました。
顔や腕は素材のままですが、同じように処理をし、つや消しクリアーを吹いて表面の質感を整えます。他の部分はすべて再塗装しました。
スカートは買ってきたレースを切って、ひとまわりずつ、木工用ボンドを使って貼っていきます。重ねて貼っていくので、貼り合わせ部分はさほど丁寧に処理しなくても問題ありません。根気がいる作業です。
ストッキングは別のリボンを少しずつ、回転させながら木工用ボンドで貼り付けていきます。靴は接着されていますが、塗装工程の段階で外しました。作業の都合上、片足は切り離します。切り離す前に真鍮線を通して位置がずれないようにしておきましょう。
貼り終わったら余計なボンドをふき取り、パールを吹きなおして完成です。

上半身は見たままの具合で、瞬間接着剤を用いて貼り付けました。装飾用のきらきらも忘れません。頭にはレースリボンをそのまま貼り付け、貼り付けた位置に別のリボンを重ねて隠せば完成です。
季節柄PVCが軟化しやすく、全身に真鍮線を通しましたが、頭が重いせいで後ろに若干反ってしまいました。土台はこれしかなかったので、とりあえずこれでいきました。さすがに今後を考えて買い足しましたけどね。アクリルブロックを配置して豪華にします。

なお、これだけの作業を進めるのに大切なものがあります。それは道具です。一番の重要ははさみでした。写真がいい状態ではなかったので載せませんが、水にぬれたリボンでも逃がさず切り落としてくれる、先の細い超絶切れ味のはさみがなければこの作業は無理だったでしょう。いいはさみ、使ってますか ?

と、改造前にこれは二番煎じだよと言っていましたが、すでにここでも紹介している何年か前に作ったこれと基本的にはまったく同じだからです。これはFIGUMATEにやっていますが、今回はPinkyだったという、まあ、本当にネタは同じです。