リモネン系接着剤2020/11/01 23:19

何となく、ココスに満足したような、まだ足りないような。しかし仕事を進める勢いは少しついたと思います。再びだんごと、プラモを進めます。
FTOのグリルを開口し、メッシュに張り替えて作りたいのですが、キットのままでは開口できません。ボディとシャーシを接続するための引っ掛かり部分がグリルの裏にあるため、開口するためには引っ掛かり部分を移動する必要があります。タミヤのFDみたいに、引っ掛かりがなく、ただ上からかぶさっているだけというやり方もあるのですが、このFTOでそれをやるのは難しく、開口部分に当たってしまうところは切り落とし、接続を上に持って来ることで解決します。ところが上にもそんな余裕がなく、当初は3mmのプラ角棒を使う予定でしたが、それでは空間が足りなそうなために、高さをぴったりに合わせる意味でも、切り落としたパーツを使ってゲタをし、高さを上げることにしました。引っ掛かりには、ランナーから切り取ったパーツでやります。
最近使い出した、リモネン系の接着剤、これがなかなか強力です。私の素材系の本の中で、最強と言えるほどいろんな製品の性能を比較した本によると、リモネン系はプラが溶けるまで時間がかかるものの、接着力はかなりあるようです。溶剤の臭いが嫌な人はもちろん、接着面が大きく、塗るのに時間がかかるようなパーツにも相性がよいです。本にある通り、塗ってからかなり待つことにしました。どれだけ待てばよいのかはまだわかりませんが、これだけあれば十分なくらい待ってやると、いい具合でした。
私が普段使う接着剤は、樹脂成分なしの、通称流し込みタイプです。早い、強力、太らない。実は太らないことが重要です。最近はプラモを作らない私は、接着剤の主な使用先は、オビツろいど化首関節で、これの接着に使っています。樹脂成分がないので、塗った後に増えることがなく、精度を保ったまま接着できます。愛用はHambrolの製品で、ふたが二重になっているために、長年使っていても、自然に減っていくこともありません。これもポイント高し。ただし、売っている店が限られるのが難点です。
少しずつFTOができていきます。これをやって、細いやすりがないと難しい部分も出てきました。ああ、また一段上の道具が必要になるのか・・・。