Type 2で顔を作ろう計画 !
エモクリで顔を作る時に、基本フォーマットとして三種類が用意されています。Type 1はスタンダードに女の子を作りたい時に向きます。Type 2は顔が縦長ぎみになり、あごの幅が若干あって、鼻のラインが大きくなり、目も縦方向に圧縮され、男の顔を作る時に向きます。Type 3は1と2の中間で、目が縦方向に圧縮され、若干鼻のラインも大きくなっても、顔のラインは1と同等に保つことができます。もちろん、まったく同じ調整とはいきませんが。
したがって、Type 2を使って女性キャラを作るのは難しいのではありますが、案外とType 2であえてやってみようという人はいるんですね。定期的にぼちぼち出てきます。
実は、本日他の人のシーンを落としてきて、プレイしてみました。ああ、自分のシーンの特徴が初めてわかる瞬間です。それはまた次にしておき、Type 2で女の子を作って、それを主人公に活躍させるところから起草を得ているシーンをプレイしました。Type 2で作ったのが主人公、そのデータを元にType 3を作ったのを妹としています。設定としてはうまいと思いました。そもそも、Type 2で作った人を主人公にすること自体、冒険だと思うのですが、よくキャラ設定は考えてると思いましたね。すごい。
筋立ての説明不足感はあったのですが、ノリそのものは私は好きです。ああ、こういうのいいなぁと、素直に思えるものでした。一応、続きも作るらしいです。ただ、ちょうど今日上がっていたもののため、続きは当分先なんでしょう。これ楽しみだよ。それと、この人、男性キャラ作るのうまいなと思ったり・・・。この作り方の発想はなかったわと思わせる、何気に作りがうまいですね。
ということで、私もType 2で女性キャラを作ってみることにしました。最近も、すごいキャラをType 2で見ました。落として来ればよかったですね。失敗。
Type 2は、ある程度の限界も存在します。まず、あごがとがりません。必ず幅があります。リアルな人間は当然幅はあるのですが、こういう世界では、女性キャラにあごの幅があると、男性っぽく見えてしまうものなのです。まずそこがどうしても越えられないと、いくらがんばっても限界があると思いました。
口の幅がType 1の2倍くらいになるので、口の表現が豊かになるのは、バランス次第で利点にも欠点にもなります。これは恐ろしく苦労しました。もともと顔が縦長のため、口をどの位置にもってくるかは大きな問題です。大きく開くと上に持ってきたいし、平たく広く開けば上に持ってきたいと、何度も調整しました。いろんな口の形の開閉を試し、ある程度で妥協します。これはType 2特有の問題で、口が大きくなるからこそ発生するのです。その分、Type 2でしか絶対できない表情も作れるのではありますが。
3Dモデリングデータはうそをつきません。エモクリも、表情によって口を勝手に上下するなんて、人間の感覚に基づいたデータを反映できるほどすごいことはしてくれませんからね。非常に苦しい。少し本質がわかってきましたよ、3Dで作っていくことのね。
あごの立体感が非常に目立つため、影をくっきりとした表現にすると、この立体感がなくなり、素直になります。プロファイルの写真は、浅いくっきり影にしました。恐るべし、あご。