二体目のアッシュ ― 2011/03/04 23:50
アッシュの下地処理がほぼ完成しました。後は頭部のパーツ修正のパテ盛りをやって、ほぼ終了です。一度軽くサフを吹いたら、もう一度パーツに気泡の痕が残っていないか確認します。気泡と言うより水泡と言ったほうが正確です。レジン成型時に、レジンに含まれた空気中の水分が穴となって残ります。それがちょこちょこあってかなりやっかい。そりゃそうだ、雨の日に成型したんだから。雨の日にやってはいけませんね、まったく。
毎度適当なんで、パーツ同士を合わせるのに真鍮線を入れるときは、塗装後にやっていましたが、ちゃんと塗装前にやっているためある程度組めます。一部はABSの棒で固定します。また、完成後にファスナーが貼れるよう、パーツの調整もしました。最初は全部OKだと思ったらダメで、無理矢理貼り付けた経緯があります。組み立て説明書にも最初に調整してねと書いてありますのでご安心ください。
水泡の痕をピンバイスで掘り、光硬化パテでうめます。あまりに広範囲に分布している場合、分布している表面をごっそり削り落とし、光硬化パテを入れて直します。これが結構な手間なのです。水泡は直径が1mm以下、だいたい0.3mmぐらいがほとんどだと思われますが、小さいだけあって見つけるのが困難です。しかしこの穴は、サフでは絶対に埋まりません。全部やったつもりでも見落としがある可能性もあり、一度目のサフは軽くかけ、穴を見つけやすくする目的に割り切ります。
パーツの合わせの悪さも今回は丁寧に直しました。この脚パーツ、背骨方向に1mm、おしり方向に3mmほど縮小が生じました。最初のときは合っているもんだと思って放置して作り、後から気付いてあきらめました。今回は直します。
で、どうしてこういう風にズレが発生するのか考えてみましょう。この脚パーツはひとつのパーツでひとつの型を使っています。ゆえに型の性質は空き缶に似ています。空き缶に四方から力がかかった場合、どこがつぶれやすいかは明らかです。それと同じように、型が押さえつけるときに歪み、結果がこのように出てくると思われます。ずれた分は空気穴など余白部分に入り込み、パーツはその分縮みます。こんな感じで、パーツの合わせは特に丁寧に直しました。
顔のパーツにデッサンの狂いがあって、結構ショックでした。ほんのわずかな狂いが諸所にまぎれている感じですか。顔の半分は髪で隠れるため、目立たない部分はある程度適当で大丈夫と考えておりましたが、その通りですけど今後の練習も含めて修正です。組んでしまえばまずわかりませんけれども、あらためてパーツを見直すと粗雑な感じがしました。でも直すのが難しい部分は放置しました。
私もまだまだですのぅ。三体目を作るときはもう少し作業効率も上がると思います。反省をしつつ、そろそろ塗装です。天気や体調を見ながら進めます。



で、どうしてこういう風にズレが発生するのか考えてみましょう。この脚パーツはひとつのパーツでひとつの型を使っています。ゆえに型の性質は空き缶に似ています。空き缶に四方から力がかかった場合、どこがつぶれやすいかは明らかです。それと同じように、型が押さえつけるときに歪み、結果がこのように出てくると思われます。ずれた分は空気穴など余白部分に入り込み、パーツはその分縮みます。こんな感じで、パーツの合わせは特に丁寧に直しました。
顔のパーツにデッサンの狂いがあって、結構ショックでした。ほんのわずかな狂いが諸所にまぎれている感じですか。顔の半分は髪で隠れるため、目立たない部分はある程度適当で大丈夫と考えておりましたが、その通りですけど今後の練習も含めて修正です。組んでしまえばまずわかりませんけれども、あらためてパーツを見直すと粗雑な感じがしました。でも直すのが難しい部分は放置しました。
私もまだまだですのぅ。三体目を作るときはもう少し作業効率も上がると思います。反省をしつつ、そろそろ塗装です。天気や体調を見ながら進めます。
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