コミケに行かない ― 2010/08/13 23:59
最近のコミケは、私の主な居場所であるレトロゲー攻略の範囲が狭まり、非常にさびしい状態です。一昔前は、レトロゲーも盛っていました。しかし、コミケがゲームの映像を収録したDVDを規制したり規制しなかったりするようになり、ジャンルの要である映像が安定して販売できないので、年々撤退が相次ぎました。替わりに、それ専用のOnlyがありますので、やりたい人はそっちのみという方々も多くなりまして、コミケは一種の社交スペースへと落ち着いていったのです。
で、最近はレトロゲーの方がごぶさたなので、数年ぶりにコミケの様子を見てみたくなりました。コミケは基本サークル参加で、あの電車で会場に向かう楽しさ、会場の喧騒、荷物を転がしながら歩く人々、ディズニーランドへ行く人たちと同じ電車に乗ること・・・いろんなものが思い出として戻ってきました。一人で行ったコミケもあります。売り子をしながらプラモ作ったりとかね。
特別用があるわけではないけれど、あの空気や思い出にもう一度ひたってみたくなったのです。本当に楽しくって、続けることが自分の存在価値のひとつでもありました。しかし、限られたお金でしか生活できない私には、コミケに出かけることすらまず金銭的に重すぎ、加えて落ち着かない体の状態でひとり出かけるのは大変ですから、すっぱりあきらめることになりました。
結局、何をやっていてもまずはお金が足りない、それを稼げる体がない、そのつらさを忘れさせてくれる行動に出るにもお金がない、行動範囲も限られる、こんな風に、いつも同じところを回って、自由の利かないこの自分をどんどん追い詰めていくのです。
これが、将来博士になって研究を進めつつ、会社を作っていろんな世界にそれを広めようと、研究課長自らが拾い上げて支援してくれたエリート学生の成れの果て。今はあらゆるつらさをせこせこ造形にぶつけながら、満たされない何かに追われつつ、満たされたふりをしている。結局、やっぱりこの穴は埋まらない。コミケに過去の幻影を求めたって、やっぱり埋まらない。どんなに強いふりしても、やり場のないものはありますよ。だって人間だもん。
枯れ果てることすらできないから、枯れないようにします。でも最近ちょっと限界がきてる、どっかにぶつけないと多分しぬ。
で、最近はレトロゲーの方がごぶさたなので、数年ぶりにコミケの様子を見てみたくなりました。コミケは基本サークル参加で、あの電車で会場に向かう楽しさ、会場の喧騒、荷物を転がしながら歩く人々、ディズニーランドへ行く人たちと同じ電車に乗ること・・・いろんなものが思い出として戻ってきました。一人で行ったコミケもあります。売り子をしながらプラモ作ったりとかね。
特別用があるわけではないけれど、あの空気や思い出にもう一度ひたってみたくなったのです。本当に楽しくって、続けることが自分の存在価値のひとつでもありました。しかし、限られたお金でしか生活できない私には、コミケに出かけることすらまず金銭的に重すぎ、加えて落ち着かない体の状態でひとり出かけるのは大変ですから、すっぱりあきらめることになりました。
結局、何をやっていてもまずはお金が足りない、それを稼げる体がない、そのつらさを忘れさせてくれる行動に出るにもお金がない、行動範囲も限られる、こんな風に、いつも同じところを回って、自由の利かないこの自分をどんどん追い詰めていくのです。
これが、将来博士になって研究を進めつつ、会社を作っていろんな世界にそれを広めようと、研究課長自らが拾い上げて支援してくれたエリート学生の成れの果て。今はあらゆるつらさをせこせこ造形にぶつけながら、満たされない何かに追われつつ、満たされたふりをしている。結局、やっぱりこの穴は埋まらない。コミケに過去の幻影を求めたって、やっぱり埋まらない。どんなに強いふりしても、やり場のないものはありますよ。だって人間だもん。
枯れ果てることすらできないから、枯れないようにします。でも最近ちょっと限界がきてる、どっかにぶつけないと多分しぬ。

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