煩悩解放 年明け初詣2010/01/01 20:59

明けた、年が明けた、今年こそ木星に行くのでよろしくお願いします。

31日22時過ぎ、友人と合流してお風呂屋さんへ行き、その足で初詣に行くなんとも幸せコース、幸せすぎて完全に大切なものが抜け落ちてましたが、幸せなんでいいです。
まずは千葉寺へ行きました。近くに住む友人の家に車を止めさせてもらい、ついでにその人も一緒に初詣。着いたころちょうど年が明け、車を降りると除夜の鐘が聞こえる・・・。寒さ、暗さ、その中でしんみり響く鐘の音・・・これだ、これが私の求めていた正月だ !!

寺の本堂に向かって歩きます。太鼓の音、少ないながらも集まる人々、参詣の列に並び、新年がやってきたことをかみしめました。「何年か前のちょうどこのころ、あの人ぶっ倒れて救急車呼んだんだよ、ちょうど今くらいの時間だ」とか、「今年はもう反省会もしたしな」・・・いや、今年はまだ20分しか経ってないんだが・・・、たわいのない会話、そこはすべてがお正月なのです。
鐘をみんなで一回ずつつきました。なお、今年は4人での初詣です。友人二名、私、姉の4人。鐘のつき方はコツがあって、いい音を出すのは難しいですね。でも、音を心に響かせ、千葉寺を後にしました。
お坊さんも見られたし、線香もともしたし、日本のお正月は最高だ。
そのまま車で千葉神社に移動、しかし、この車に4人はキツイ。気温は1℃でしたので、屋根を開ければ大変なことになります。本当なら開けるともうちょい楽に乗れるんだけど、どっちがよいかと聞かれたら・・・
今度は千葉神社です。さっきのしんみりした空気とは違い、こちらは賑やか。私はしんみりが好きですが、正月なのですべて許せます。
明治やら大正やらのころの神仏合祀政策で、神社仏閣がひとつにまとめられていきました。そういう関係で、大きな神社や寺には、近くにあった小さい社が集められているのです。千葉神社は・・・ God Collection が並んでいます。Gガンがいっぱい ! なわけない。えびす、稲荷、ほかたくさんの神が並べられています。ご丁寧に、すべてに賽銭箱が。私は賽銭箱の近くに落ちていた、入れ損ね賽銭を奉納しました。
合格祈願は別の社で行っています。「合格 早稲田大学」を発見、がんばれ、いつかお前を後輩と呼べることを祈る。
また面白いのがうそ替え神事。「これは夢だ、夢に決まっている・・・」という誰かの有名なせりふのようです。んまあ、鷽替えは有名ですけどね・・・。
境内に比べると、入り口付近は意外と落ち着いていました。しかし、神社がやたらきれいなので、もう少し汚れているといい感じ・・・ただ、神社の成り立ちを考えればきれいであるのが本当なんですよ。古めかしさに味を感じるのは日本人の感性でしょうかね。
最後はネタです。御守り売り場の裏口を激写。生巫女さんハァハァ・・・本当は暇そうな巫女さんを捕まえて一緒に写真を撮ろうと思いましたが、さすがにみんな手が空いてません。写真はわざとこんな感じで撮りました。盗撮っぽくていいじゃないか・・・ハァハァ。
もうひとつは、神を守るレーダー。神の防御は意外と固い。
年明け早々から煩悩全快でした。もう幸せで何かが抜けちゃっておりまして。帰り道は昨年一年を振り返るネガ話。ネガ思い出は全部捨てておきたい、もう忘れよう、新年はすべてを超越する !

これが義に生きる男の滑り出し・・・

再び初詣 !!2010/01/02 23:59

千葉神社の御守りはすでに持っているからいやだという友人の趣味で、新たな今年の御守りを買うべく、今日は別の神社を回ることになりました。最初は市内の小さい神社へ行きましたが、こちらは小さくて御守りは扱っておりませんでした。人はぼちぼちでしたが。

佐倉の「まかた神社」に行きました。こちら、歴博の近くにありまして、現在の社殿は藩主堀田正睦の令により建てかえられたもので、神社は歴史あるものです。かわいい巫女さんと今日こそは ! と、その前に建物観察です。

何気に彫刻が細かい社。屋根の水は、火災よけを意味しているのでしょうか。

端の生き物は、象さん ? 耳や鼻の形は明らかに象さんですが、象は仏教の聖なる動物、神社には謎が残ります。

丁寧に作られた彫刻、立体的に掘り出してあり、組み木も使っているのでしょうか。彫刻師の技術の高さが伺えます。

変わっているのがこちら。正面側の柱からのびる梁ですが、竜の体をあしらうような曲線と彫刻が特徴的です。建物の外側から見ると、神殿内部にも同じような梁があり、正面から神殿までを竜の体が貫くような作りをしています。

蛇の体が神殿を囲うように作られているもので有名な建物はアンコールワット。この神社には象と思われるものがあしらわれていること、記録では西暦1050年あたりにすでに神社があったこと、建て替えはできるだけ元と同じように作られているであろうことから察するに、シルクロードを伝ってきた文化がかなり色濃く反映されたものではないでしょうか。

佐倉市内では七福神を祭る寺が多く残っていることも考えると、シルクロードから伝播した様々な神たちが現在もあまり変わらない形で残されていると見ることができます。シルクロード文化は日本文化の原点でもあり、これは古い形の文化がそのまま残っているということです。七福神は、もともとシルクロードの国々に存在していた現地宗教の神であり、それが日本の解釈で今のような形になったものです。何か面白そうな歴史探訪が見えてきました。

んまあ、佐倉に七福神が多いとはいえ、全部いるわけではありません。そこで、「佐倉七福神」という新たな観光の目玉とするため、新造された七福神がここに置かれていました。せっかく七福神に深い意味がありそうなのに、かーなり俗物になっちゃってます。場所によっては秘仏扱いで見られないんですけどね、この差は何だ !
ここの巫女さんはかなりレベルが高かったんですが、残念なことにやはり暇人はおらず、写真撮影はできませんでした。隠し撮りもなし。友人には、その巫女さんの写真を撮ろうとか言う時点で、コスプレ写真狙いのただのオタじゃねぇかと煩悩の塊ぶりを批判されました・・・チィ。

最後に、カトキ立ちしたおっさんの銅像を発見。まさにお台場ガンダムのようだよ・・・。ここまでカトキ立ちしている銅像も珍しいですな。
MG オッサン Ver.Ka

巫女さんのことは黙っていた方がよかったか。

2010年 年賀状2010/01/03 23:59

とてもじゃないけど二種類作るなんて無理でした、2010年賀状です。正月早々いろいろぶっ飛ばしてきまして、年賀状作業の時間が確保できず、出来上がったらこの時期。大学時代の先輩に今日送りましたが、千葉から滋賀まで早く着いて~ ! 収集は明日来るから6日までに着けばいいか・・・。他の人は県内都内だから5日には着くでしょう。もう、遅くてごめんなさいですよ。

ここに置いた年賀状は、ここを訪れたすべての人への年賀状です。年賀状ついでにTop絵も変更しました、これでやっと自分の絵になった・・・(脱テンプレ)。寅の色を活かすために服はあえて地味な色で、さらに家紋をデザインとして大胆にあしらってみました。
「それが何だかわからなかったとしても、生きていることには意味がある。」いつも自分を励ますときに使っている言葉です。わかろうとしない、わからなくていい、そんな愚直さが、時に大きな力になると思います。

2010年はこれからだ !

ジェニファー髪パーツ2010/01/05 21:04

年賀状が終わってもまだまだやることはあるわけです。原型作りのついでというわけで、やってきたその日のうちに作り始めてしまったジェニファー髪形変更用パーツ。修羅場の製作所よりお伝えします。
足りてない部分をもうちょい詰める必要はありますが、大まかな形はこれからほぼ変更ないでしょう。耳の下の髪が足りていませんので、ここは足します。完成したら表面処理をして、塗装で完成、もう筆塗りでもいいかな、エアブラシ面倒。

使った粘土は「マイネッタ」。石粉粘土の中では強度が高く、キメも細かく優秀です。もちろん、その分ちょっと高いですが、しっかり造形すると髪のようなパーツでも折れることはありません。下手にエポパテ使うより作業性もよいです。

手慣れているせいもありますが、乾燥時間を除けば30分くらいでできている超お手軽髪の毛です。こんな風にしたらまたかわいいかなと、それ以上でもそれ以下でもない、単純なお遊びでした。

なお、こんな感じで修羅場ってます。波打っている謎のパーツは厚さ 1mm 程度なんですが、マイネッタだと折れません。こんなのパテじゃ作れませんからね、マイネッタ様様。

丑寅杯がどうした ?