男性キャラを作る2010/12/15 23:21

トレフェスin有明4という狭い会場の中で、もう一人見つけたアッシュ・クリムゾン。そう、世の中には世間の冷たい反応にもかまわず、美少女フィギュアの波に戦いを挑む人がいたのでした。
写真がですね、後ろの人写っちゃうんで、こんな感じになっちゃいました。これはご愛嬌。原型製作は「妖精症候群」のがーこさんです。KOF XII 以降のアッシュなので、私のとはだいぶ感じが違います。全体的な雰囲気も少年っぽく、独特のガキっぽい感じがよく出ています。顔があまりよくわかりませんが、非常にXII以降のアッシュづらの空気をしていました。この指差した感じがすごくアッシュ。

当然、語ってきましたよ。まあなんと、私の存在をこのblogによって知られていました。作っているときに同じもの作っている人がいないか調べたそうで、そうしたら見つかったと、こういうわけですな。私も途中途中で調べていたのですが見つからず、あきらめていたんですけどね。完成するところまで、かなり参考にされていたそうで、まずびっくりですわ。ここって本当に誰が見ているかわからない・・・。

まずお互いびっくり。がーこさんはエセ格ゲーファンだそうで、家庭用で KOFをやっており、99あたりから始めたそうですが、やっぱり女性キャラは作りたくないということでアッシュへ走ったそうな。ちなみにこのアッシュはKOF XII の攻略本に出ている、アッシュの技一覧のところに書いてあるイラストが元になっているそうです。
最初はK'を作ろうと思ったところが私と同じだったので、そこまたびっくりでしたね。私は、K'をうまく作れる自信がなく、作りやすさという観点からアッシュにしました。歴代の主人公の中では一番作りやすいかな ? 作ってみたいのはまだまだあるそうです。飢狼MOWの主人公でギースの息子ロックとか。さわやかな金髪少年、テリーに育てられたまっすぐな主人公。個人的には非常にいい線いっていると思いますが、まあ、売れなさそうですな(笑)。なお、ロックの Rising Tackle を フリーマンの超必で当身すると、画面が暗転するのに技が発動しないという怪現象が起こります。あの時は対戦台の相手もびっくりしただろうな・・・。

美少女フィギュア全盛の中にあり、男性キャラ、しかも萌えでも燃えでもないキャラを作っていくのは楽なことではありません。が、男性キャラの魅力に迫りたいという創造意欲は、純粋な探究心として評価されるべきだと思います。

少し関係ある話として、今回隣になった方、トレフェス当日で100個出たそうです。その方、プロの原型師なのですが、いつもはマイナーなキャラばかり作っているため、売れてせいぜい8か9個という世界だそうな。今回は、私じゃ何を作っているのかよくわからなかったのですが、人気のある某美少女を作ったら反響が大きく、結局100個作って完売になりました。

誰だってわかりますね、キャラの影響は大きいです。というより、大きすぎるような気がします。造形分野が版元の許可付き同人になったら何も意味を感じないと私はかつて言いましたが、こうもフィギュアがキャラグッズのひとつとして一般化してくると、売れるキャラを作らなければディーラーはやっていけなくなりますから、それでGKの祭典もあったものかと思ってしまいますね。そんな思いがますます私を萌えキャラから離していくのです。とりあえずいろはをワンフェスで出したら、版権から一度離れるし、当分はよそ目で観察していましょう。

がーこさんはワンフェスには遊びに来るようなので、私は再会を楽しみにしております。アツイ人に出会えて私はとても幸せでした。私も結局、思い入れの強いキャラは男性キャラばかりでして、やっぱり男性キャラはいいものだと思います。しかし、現実的に製作費や参加費がかさむ立体イベントでは、やっぱり女性キャラを作るしかないのです、私は。売れなきゃ資金繰りがつかないのが現実ですよ。

トレフェスはあと一回で報告終了します。