漆もどき ― 2011/08/16 23:32
木目が見える形ではなく、色で下地を隠す要領で漆塗りのような家具が作れないかという話が内部でありました。私は部屋で漆塗りの引き出しを使っていますが、独特の質感があって非常によいものです。さすがに本物の漆には手が出せません。本物を使ったら木の選定から最終仕上げまで、逐一学ばないとできないし、かぶれで済めばいいですが、免疫ができるまで漆で発熱を起こすこともあります。興味は昔からあって、調べているからその大変さは知っています。とてもうちで扱える代物ではありません。
そのような需要を満たすべく、漆に近い質感で仕上がる人工漆なるものも世の中にはあります。ただ、乾燥時間がかかるのと、費用がそれなりにかかります。しかし、家具を作るのも表面処理はすべて油の一点張りでは需要を限定する可能性もあり、木目を活かすことが前提のため、高級木材に頼らざるを得ません。
そこで、漆っぽく仕上がるよう、新たな技術を開発することにしました。いかに模型用塗料を光沢で重ねて塗ろうが、漆の品質にはなりません。模型用の塗料はCMYに黒と白ですべてできていることが最近の塗料事情で発覚しています。基本となる顔料のみの登場で、色作りの現場は一変しました。つまり模型用の塗料は、白の上に顔料が重なるから発色するので、顔料は透明です。この発色の仕組みは漆と根本的に異なります。漆は顔料が天然の鉱物などの粉末で、顔料そのものの色を漆で固めて出しています。元が不透明だから発色がよく、下地の影響力も弱いです。
私の作ろうとしている人工漆は、漆に使う顔料を模型用クリアに混ぜて作るものです。これなら乾燥時間は短くて済みます。エアブラシがあるから、均一な塗装もできます。実験はしました。すべていけるかはわかりませんが、試したものでは可能です。問題はやはり下地作り。木の塗装の下地には金属用の下地塗料がよいのは既に過去書きましたが、つるつるした表面を作るには力が足りません。あくまで木に塗料が吸収されるのを抑える役割で、表面はさらに工程を積む必要があるでしょう。ひとまず実験と研究を積みますかね。
そのような需要を満たすべく、漆に近い質感で仕上がる人工漆なるものも世の中にはあります。ただ、乾燥時間がかかるのと、費用がそれなりにかかります。しかし、家具を作るのも表面処理はすべて油の一点張りでは需要を限定する可能性もあり、木目を活かすことが前提のため、高級木材に頼らざるを得ません。
そこで、漆っぽく仕上がるよう、新たな技術を開発することにしました。いかに模型用塗料を光沢で重ねて塗ろうが、漆の品質にはなりません。模型用の塗料はCMYに黒と白ですべてできていることが最近の塗料事情で発覚しています。基本となる顔料のみの登場で、色作りの現場は一変しました。つまり模型用の塗料は、白の上に顔料が重なるから発色するので、顔料は透明です。この発色の仕組みは漆と根本的に異なります。漆は顔料が天然の鉱物などの粉末で、顔料そのものの色を漆で固めて出しています。元が不透明だから発色がよく、下地の影響力も弱いです。
私の作ろうとしている人工漆は、漆に使う顔料を模型用クリアに混ぜて作るものです。これなら乾燥時間は短くて済みます。エアブラシがあるから、均一な塗装もできます。実験はしました。すべていけるかはわかりませんが、試したものでは可能です。問題はやはり下地作り。木の塗装の下地には金属用の下地塗料がよいのは既に過去書きましたが、つるつるした表面を作るには力が足りません。あくまで木に塗料が吸収されるのを抑える役割で、表面はさらに工程を積む必要があるでしょう。ひとまず実験と研究を積みますかね。

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