約束通り、今日は栗ちゃんとお食事会です。そもそも人と食事会をするのが一年ぶりというレベルでして、今日はかなりハイになるでしょう。疫病になってからA先生にあってもいないし、会いたい人は割といるんだ。栗ちゃんとは2021年の1月ぶりですか。
毎度四街道のゲーセンサークルという集まりでしたが、今回は二人だけです。私にしか誘いをかけていない時点で、話に他の人を付き合わせるのは悪いかなという意図が働いているのでしょう。多分、ゲームの話を中心にしても彼には意味がないのだろうと私は考えました。でも他のメンバーがいるとゲームの話に持って行かざるを得ないこともあって、彼としてはやりにくいんでしょうね。
10時55分到着の電車を迎えに行きました。彼はたくましくなっていました。船に乗って大人になったか。いや、太ったのか ?? ちょっと感じが変わっていました。
いろいろ話をします。彼が修士で発表した、修士論文に合わせたプレゼンを見せてもらいました。以前と違って説明がうまくなり、話すのもうまくなっていました。要点を的確にまとめて、相手にわかりやすく説明する方法がとてつもなくよくなっています。プレゼンは明快にまとまり、次への研究のステップもわかりやすく、結局学会で賞をもらったそうです。わかる、確かにこういう発表は聞いていて面白いし、相当に評価されるべきとも思いました。
結局私が彼にできることは、普段の友人内では出てこない話をなるべく有意義に伝えることで私も普段は知見を磨いております。つまらないことでもよいのです。今年になって、将棋の羽生を追うNHKの番組を見ました。今の将棋の世界の変革や、今時の強さやらの話と、彼が分子系統学に見切りをつけた理由が似ていると感じたなら、私はその話をします。話を聞いたときに、これはあれと同じではないかと思えるような何かを持っておき、そこへつなげていけることが大事なのです。
仕事に復帰しているとはいえ、エモクリの話もしちゃうんですがね。私にとっては何かを作ることがどんなことであっても趣味として生きて来るので、エモクリも生活の一部なのです。ただ、エロに対して情熱を燃やしているなら話にならなかったでしょう。以前と違ってディスコでのつながりもできたし、人とのつながり方、そこから得られるものを伝えるように努力します。私はエロが作りたいんじゃないんよという話になります。
何に使えるのかわからないので、3D印刷機の話なんかもしておきます。その世界でもちょっとしたパーツを作るのに使えるようで、彼は使ったことはないそうですが、原理や使い方、何ができるのかを覚えておけば、いざという時これが使えたと思える時があるかもしれません。SK本舗でも納入先の多くに大学が出ていて、工学部では一つだけ部品が欲しいなんて時もありますから、学問分野では役に立ちます。これも使っている人じゃないと話ができません。
店を変えることもなく、入ってから12時間以上Jでこもり続けました。多分、一日で会って全部話すみたいなやり方が間違っているようにも思いますね。もうこの際、合宿みたいにしないと話しきれないみたいな。一日中話していると疲れるし、でもたまにしか会えないとこうなるんですな。そして彼に会う度思うことは、自分を磨いた先にしか相手も映らないということ。