体調のために走れ2023/07/16 22:50

仕事は山ほどやることがたまっておりますが、昨日の段階から走りに行くことを決めていました。安定して晴れるし、このところの健康状態を考えるなら、走りに出た方が効果があります。今の薬の状態は運動を維持しての組み合わせでもあるし、自転車で走ると副交感神経が活性化されることが知られています。つまり私にとっては薬を飲んでいるのと同じ効果が期待できるわけで、薬でこのところ完全に制御できていないならば、走りに出て体の根本からバランスを変えていくことは悪い選択ではないのです。私にとって自転車はホビーではなくて健康のために重要です。
朝はなるべく早めに起きて、水回りの清掃を一日早く行い、帰ってきてそのまま洗濯ができるように準備をしておきます。さて、自転車のコンディションですが、長らく清掃をしておりません。この前はオイルを差すのもそのまま差しました。今日見ると駆動系がかなり砂をためこんでおり、清掃することにしました。いつものように汚れを全部拭き取って油を差し直します。プーリーにたまった砂ぼこりも全部落としました。案外とスプロケットには砂がたまっておらず、ひとまずは鎖とプーリーだけにしておきます。ホイールもちょっと拭きました。
ああ、保冷のボトルをまだ買っていませんでした。飲み物を自転車にふたつつけます。こうするとリュックから解放されます。荷物がないならリュックはない方がいいです。背中からけっこうな汗が抜けるために、夏場はなるべく持たない方がいいでしょう。しかしこうするには保冷ボトルがないと、暑い中でお湯を飲むことになります。本当なら背中に持つ分の飲み物は凍らせておくべきでした。まだこのやり方に慣れておりません。
少々遅くなりましたが、11時過ぎには出発できました。久しぶりなので出だしを飛ばさず、息切れしないペースを保つようにします。道の駅まで無事に着ければ最初は上等です。ここまで来るのがアップですので、アップで無理をするといけません。道の駅は野菜がかなり安く、魅力的でした。ここで人とぶつかるくらいだったのは初めてです。みんな行くところがないのかな。
八千代での折り返し、一里塚までは順調です。しかし道の駅もしかり、休日で天気もいいのに走っている人が少な目です。暑いからだろうなとわかりました。休憩時はメットも外して頭の汗を拭かないとダメなくらいです。しかしお散歩程度の一里塚に出ていて、その席の使い方はダメだろうという感じでした。二人組ですが、休憩場所をふたつ占拠してはダメです。その二人が席を離れている間に、他の人がやってきて席をひとつ取っていましたが、その人の感覚の方が正しいです。自転車の置いてある場所を普通とっていると考えるので、自転車を置いた席と別の席で休んでいる二人組の方がマナー違反です。まして土日は混みますからね。今日もすれ違う人は少ないながらに一里塚は満員でしたので、満員でふたつ占拠するのは勘弁です。まぁ、お散歩程度の見た目だからルールを知らないのでしょう。サイクリングロードは近所の住民も走っているけれど、サイクリストの方がマナーはいいです。
風車小屋のところではひまわりが咲き出して、多くの人が見に来ていました。今日は急ぎたいので見送りますが、見ごろは始まっています。ここは車で来るとなかなか駐車できず、ちゃんと見たいなら自転車が有利です。自転車を使えるならそうしましょう。
双子公園に着くころから、体がきつくなってきました。あまりの暑さに頭を水で流しました。道中も照り返しがひどくて、日陰は涼しいながらも日の当たるところは確実に体温より暑いのを感じます。普通に40度以上いってるでしょう。とにかく体から熱が逃げなくて、かろうじて汗が飛んで少し下がる程度。体の内部に熱がたまっているのがわかり、危険を感じて水をかぶりました。体中かぶって、それでもすぐ暑くなってきて、水道があるからまたかぶって、なるべく冷たい水を使って体を冷やしました。この調子だと本埜に着くころにはさらにきついことが予想され、空いたペットボトルに水を入れました。うん、ここの水は水道管がさびているのか、さび色なのね。どうりで飲用にはできないはずですよ。
相変わらず北印旛沼入り口の草は伸び放題、自転車のすれ違いはできず、一台でも草にたたかれながら進みます。ここだけでも一度は刈ってほしいものです。見通しはきかないし、本当に通るのがつらいです。何とか走っていましたが、今日は鼻が出て仕方なく、鼻をかむために立ち止まってからパフォーマンスが低下しました。暑さでパフォーマンスが低下していたところで止まると、急激に体が動かなくなります。かなり低速でしか進めなくなり、休憩地点はあと少しでも、なかなか到達できません。苦しみながら、あとちょっと踏ん張り、なんとか到着。いや、手前で休むべきだったかもしれません。体が重くなり、手足に少ししびれが出てきました。装備品を急いで外し、水分補給をしてペットボトルに入れた水で全身を濡らします。靴まで濡らしました。冬の経験で、靴のメッシュを抜ける空気で指先の感覚がなくなるほど冷えることから、夏場なら濡らしても乾燥するでしょう。足先は冷やすと全身が冷えるでしょうから、全部濡らします。体きつく、家まで本当に帰れるのか心配になってきました。
しかし走っている方が放熱され、しばらくすると先程より動きやすくなります。この季節、体を濡らして走るのはいい方法だとわかりました。空き容器に水を入れるのが重要です。小林は坂がきついので、まず線路を越えるためだけの坂は回避し、下側を通ります。踏切に捕まったところで残りの水をかぶりますが、完全にお湯でした。でも走ればすぐ冷えます。その先の坂もきついながら、ここを越えれば家まで平坦と言い聞かせて根性を出しました。でも実のところ、脚の筋力そのものはパフォーマンスがあまり落ちていなかったのでしょう。
途中でふくらはぎがつりそうりなり、信号で止まったところでストレッチ、それでも完全復活はしないけどまともにはなりました。くたくたで家に到着すると、息切れがひどくなっていました。のども渇いて、すぐに水分補給をしました。今日は特に水分が抜けたため、見積もりを誤ったかもしれません。
湯船に入るのは明日以降にして、シャワーでもぐったりでした。お風呂から出てすぐにかき氷を作り、内側から冷やします。塩分補給で漬物も食べました。して、しばらく休んでどうするか迷い、ココスへ来ました。作る気力はあるのですが、このところの調子の悪さで疲弊しております。今日は走って来たので安定しており、久々に落ち着いています。こういう時に少しくらい休むべきでしょう。同じお金を使うならゲーセンにいるより安いですから、思い切って出てきました。出てくるのがいつもより遅く、おかげで7組も待たされましたがいいでしょう。
今日は体調を整えるためにかなりのリスクを冒すことになりましたが、対応も学びました。どの道、保冷ボトルがないとダメでした。まじめに命に関わります。去年の夏も暑さによる急激なパフォーマンス低下を経験しており、こればかりは体の慣れではなく、放熱の工夫なのだとわかりました。しかし走って副交感神経を安定させるにはどれくらいの距離と時間が必要なのでしょうか。朝早く走って一日を使えれば、走るのは非常にいい方法なのは確かです。