肌の塗り方本2020/05/23 20:21

エモクリばかりやっていてもしょうがないですが、そればっかりになってます。でも、自分に危機感を覚えつつもあり、本を買いました。以前から買おうと思っていた本です。
リアルな女の子の肌の塗り方に関する技術書です。宮脇は美術書のコーナーに、こうしたイラストに関係する本がたくさんありまして、私に足りないものがこの本にはあると思いました。あんまりリアル調の塗り方は得意ではなく、私は単調なアニメ調二階調塗りを基本とします。影が一段しか入っていない塗り方で、境界はくっきり、まさにアニメ塗りです。
これが自分の絵質にはあっているし、好きでもあるからこうしておりますが、いかんせん、これだけでは技術的限界を感じており、やっぱりわかっていた方がいいと、前から思っていました。ただ、この方向性でやっていくなら学習する価値はあるけれど、そうでないなら割り切る方法もありでした。で、以前はこうした理由で見送っていたわけです。
本では、筋肉や肉の動きなど、基本的デッサンから塗りの根拠を作っていき、更に絵としての見栄えや効果を考えていきます。これが、エモクリをいじってから、また見る目が変わりました。エモクリではこうした陰の塗りは、最初からテクスチャとして貼り付けてあって、このテクスチャも種類があります。それにより、細い、普通、太い、筋肉質の4種が表現できるようになっていて、もちろん今まで全部使ってきました。
さらに、ここからキャラを動かしていくうちに、キャラの形とテクスチャの意味がわかってきます。自分で塗るわけではないゆえに、意識しなければ流れてしまいがちでも、絵描きで参考としたければ、実は単なるテクスチャでもうまく筋肉の動きと連動した位置に貼り付けてあることがわかります。
これを毎日見た結果、この本の内容が、今一度よくわかるようになりました。加えて、ライトの使い方をどう味方につけるのかまでわかってくれば、本の内容を考えつつ、エモクリでの描かれ方を考えつつ、うまく相互理解が進みます。
うむ、エモクリは無駄じゃないな。そこから先が進まないのが今の問題ではあります。ま、いい加減、ずっとこんなことばかりしていられない自覚はあります。