イトカワ切り2019/02/21 22:31

委託用にイトカワテーブルを作ります。次の委託まで時間がないため、委託分だけです。委託を出してしまえば、少しずつワンフェス分も作っていけます。案外、委託でもワンフェスでも売れて、材料もなくなってきました。特殊な形ゆえ、ロスが多いのもありますが、思っていたより人気です。もしくは、最初だからよく売れるか。
アクリル板に型紙に線を描き、のこぎりで切るのが最初の作業です。当初は保護用の紙を片面だけはがして作業を行っていましたが、傷になりやすいため、はがさないことにしました。使うのこぎりは、上にちょこっと写っているものです。どの方向にも切れる、まさに360度自由自在の刃を使った手動のこ。普通の刃よりもやや割高ですが、無理なくこの曲線を切るにはこの刃がもっとも使えます。イトカワテーブルというのは、専門の道具がないと作れない品なのです。
切るためには、のこぎりだけではいけません。通常の軍手では手が滑ってしまい、かといえ素手でやると、手を切る危険よりも振動による手のしびれがきついため、このような滑り止めのついた作業用手袋を用意します。樹脂素材や金属を扱うときは、軍手ではなく、こうした手袋をするのが普通です。何事も基本は道具から。
滑り止めのシリコンシートは必須で、同時にテーブルへの傷つき予防にもなります。滑り止めシリコンシートはあらゆるシーンで使います。オイルにも、粘土にも、滑るものはすべてシートで止めます。シリコンシートは某100円のお店で、シリコンまな板として売っています。頻繁に使うために2枚持っています。
委託用には3色2枚ずつで作ります。一時しのぎにはなるでしょう。一度に全部作らないことの利点は他にもあって、作り方のノウハウが蓄積できることです。一度に大量に作ると、その製作で浮かび上がった問題点を洗い出し、次に応用がきくのは先です。こまめに作ると、そのたび改善点がすぐ反映され、最初は大変でも、徐々に作業は早くなっていきます。道具の準備は一度にやってしまえば楽でも、他に得られることを考えれば、何度かに分けてやるのはいいのです。この委託分からでも学べることがあります。