WF2019wレポ 客層変化2019/02/16 21:21

ワンフェスのことを少しまとめようと思います。
前回は一回休みの後のワンフェスな上、体がどうしようもない、私は食事ができないし、衣料部は自由に動けないなどありまして、少ない物量でやりました。事前の情報公開もできず、レギュラーのお客さんは少なかったと思います。その分、新しいお客さんが多く来ました。常時売っている家具の一部は出る数量が限られてきていますが、それが多めに出たからです。
一気に売れなかったため、商品が常に十分あり、お客さんが常に来続ける状態になりました。ぼちぼち売れるより、ずっと売れ続けるけど、行列にはならない。これが前回です。

今回、物量はあまりないつもりでしたが、並べてみるとけっこうありました。数は少ないが種類は多い、でも二卓だから場所は少なく、並べるのが大変でした。
始まってみると、13時半くらいまで、まずは行列のさばきが続きます。あまり長い行列にはならず、最後尾の札は時折使う印象でした。この先が過去とは違います。前回と同じように、ずっと売れる状態が続きました。従来は、行列がさばけると、もちろんお客さんは来ても、多少座れる時間がありました。これがなくなり、行列にならないくらいの波がずっと続き、本当に席から離れられませんでした。
物量が少なければ当然売れる量も少ないですが、人数は過去最高に来ているように思います。自分の島をまわる時間も取れないほど、たくさんの人が来ました。大変よいことで、素晴らしいことです。ただ、限られた人数でやっていますから、持ち場を離れることはできず、小休憩もなく、私も動きっぱなしで、当日がかなり重労働でした。
今回は場所が通路の前と目立ったため、通りすがりのお客さんをうまく取り込むことができました。立地の良さもありましたが、お客さんの数を底上げしているのは、実は女性客の増加であると考えています。
最初のころは、1/12の市場が狭く、出ているフィギュアも限られていました。それがこの数年、ねんどろいど、オビツ11などに女性ファンが多くなり、1/12が純粋なメカ少女系と分離して、相対的に1/12の比率が減り、新しくフィギュアに入ってきた女性層が、うちの存在に少しずつ気付き始めたと思われます。
最近の衣類の一番人気は、オビツ11男性用アイテムです。委託でも確実に売れ、ワンフェスでも最初になくなります。会計にいても、女性客が多くなったと感じます。もしかしたら、女性客の数の方が多いのではとも思ってきました。以前はほとんどが男性客でした。
大きいフィギュアは置いて眺めることが主で、小さいフィギュアは推しと一緒に生活する感覚があります。しかも、小さいフィギュアは値段も手ごろです。この5年くらいで、小さいフィギュアを愛でることが、趣味生活の一部として広がり、商品の種類も増えて、神姫くらいしかなかった時代から大きく変化してきました。この変化をうちも受けていると思います。
小さいフィギュア向けに小物が欲しい人が増えていると考えます。フィギュア市場に占める小さいフィギュアの種類が増え、女性向けの商品も充実し、再生産されることのなかった神姫に代わるものが出てきました。チャンスを感じつつ、あまりに多くのメーカーが一気に参入することにより、一過性のブームになってしまう危惧も感じます。当面はフィギュア市場をよく観察する必要があるでしょう。

私がディーラーを始める前の時代のワンフェスでは、神姫の登場もあって、それなりに小物を扱うところも増えてきました。しかし、気軽に遊びたいゆえに高い金額を払うにはつらい買う側と、高く売らなければ参加費用すら返ってこないディーラーの思惑不一致だと思いますが、ディーラーはある時期から減ってきました。ワンフェスは参加費用がとにかく高いです。現在、一卓27000円です。うちが全力参加する三卓では、81000円かかります。冷静に考えれば普通じゃないですよね。
今はAK-GARDENのような、小さいもの中心のイベントもできて、集客力のあるイベントにそれなりの金額でもディーラー参加できるようになり、小規模でやるならそちらだけというディーラーも出ていることでしょう。ワンフェスは来客数が多いことをうまく味方につけないと、旨みのないイベントなのは確かです。一時期は新しいお客さんがうまく取れない状況にうちも悩みましたが、新商品の開発と市場変化で、新しくお客さんを増やせる可能性を見出せてきたのが、この一年での成果です。まぁ、実際のところ、根性で何とかしている部分も多いのですが。
なぜうちはAKに出ないのかというと、物量がそこまで割けないのが最大の理由です。ワンフェス一発に全部をかけた方が、効率がいいからです。その分を委託の充実で、常時アキバで商品が手に入る状況を作っています。