マップ作成2020/02/23 22:48

おなかの悪い傾向が始まりました。おなかは再び下りだし、正直、最悪です。だんだんやる気もなくなってくる・・・。今日は座れる時間帯に、再びエモクリに戻りました。
次の課題はマップです。自分で空間構成をして、部屋を作ることもできます。マップには、背景のような、マップの中の「マップ」というものが存在します。これを読み込むと、家具が配置されていても、単純に全部一体データのため、この中にある素材をいじることはできません。でも、部品として用意されていないものも使うことができます。屋外はこの「マップ」で再現できます。
私はインテリア大好きですからね。いじり出すとこれも危険です。いきなり何かを作るのは難しく、まずは印西の寝室に近いものを作ることにしました。課題があると、何でも置けてしまうような部屋作りは、具体的になっていきます。
パーツをフォルダにできるのですが、非常に使い勝手が難しく、これの分析に時間がかかりました。パーツそのものをフォルダ化することもでき、事態が複雑です。まず、パーツを配置すると、パーツリストにパーツが追加されます。配置されると、リストの一番下にパーツが加わります。リストの上下入れ替えはできません・・・。こいつがやっかいでした。パーツをまとめてフォルダ化できるようですが、仕組みがわからず、リストで移動もできないし、行き詰まりです。ヘルプはないし。
ひとまず、サンプルのデータを読んで、その構造を真似ることにしました。部屋全体をフォルダにしてあり、その中を更に階層化してあります。どうしてできる ?? フォルダにはできるのね、だけがわかりました。
試した結果、複数のパーツを選択し、それをフォルダ化するボタンを押すと、一番上にあるものがフォルダになって、その中に以降のパーツが入ります。リストの上下入れ替えはできないため、まずフォルダを作る、次に部品を置く、そしてフォルダ化するの順番になります。順不同は許されません。いやこれ、鬼畜仕様だろ・・・。とにかく、物を置く際には、保険でフォルダを作ることが求められます。
間違えてフォルダ化しても、やり直しがききません。超怖い・・・。一番上位にあるはずのフォルダを別の中に加えてしまったら最後。こまめな保存が求められます。ただ、フォルダ化したパーツは分解もできるため、少しはやり直せる可能性も残ります。
パーツは大きさ変更も可能で、例えば床が同じものならば、そのまま必要な大きさに設定するだけで、何枚も置く必要なく、テクスチャも自動で繰り返し設定されます。テクスチャまで引き延ばされることはありません。ここは便利で考えられています。
手探りで仕組みを理解しながら、何とかそれらしく作ることができました。一度わかれば楽なんですけど、わかるまでがやはり戦いでして。

場当たりで学べ2020/02/24 22:50

最初に実験で、ADVパートとHパートを作ってみました。最初にやったくせに、一場面に二人登場させたのは失敗でした。二人制御は、最初は難しい・・・。いや、二人出してみてみないと、確かめられないこともあって、わざわざ二人にしたんです。
インターフェイスにも慣れないために、苦労の連続です。なるべく面倒な設定は避けて、単純なものだけ作りました。マップも組み込みを使用し、一部分だけ変えてみます。しかし、カメラの位置によって、意図せず家具が消えてしまったり、それはなぜなのかな ?? 被写界深度とズームの関係がいまひとつつかみにくく、キーの上を押してのズームと、マウス左ドラッグによる接近の意味がわかりません。過去作品では深度設定は重くなるため、使用しないでいました。ここにきてぶつかる事実。ああ、本物のカメラでならわかるんですよ、一応ね。
いくつかの実験を経て、ADVパートを作ります。完成した、印西の寝室もどきを使って、ADVを作るのです。ああ、最初に雛形の準備に失敗すると、その後の全部がダメになるんですね。これのおかげて様々、詰みます。いやいや、そんなの、同人誌を作る時だってそうでしょ。雛形を変更したら、全部変更は仕方ないことなのです。単純なコピペで済まないのがつらいです。
キャラのモーションはともかく、ライトの設定まで、個別設定できる代わりに、雛形で設定し忘れると、全部が死ぬという。あぁ、こいつは、戦いだな。
今までストーリーを持たなかったキャラに、設定付けをすることにしました。ほとんどのキャラは、織姫シリーズの設定に全部まとめられていて、どこで発表するのか、どういう形が一番良いのか、わからないまま戯曲のようなものを書き続けてきました。その量、ボールペンが一本死ぬくらいです。
横になって紙に文章を書いていると、夜寝る前にはほどよい落ち着きの効果が得られます。これがわかってから、せっかく作ったキャラを物語の中で動かしてみようと、思いつく物語を坦々とつづってきました。作ったキャラをその中に登場させ、設定を作っていきます。絵が先、物語は後です。ああ、将来的にはBL小説を書きたいな・・・。
そこから広がっていく人間関係の上に、キャラを乗せることにしました。絵柄の違う世界観をひとつに統合するのは、絵の上でかなり無理がありますが、エモクリでは調整すれば、そんなに変ではありません。なんせ、フォーマットは同じですので。
さて・・・悪の生徒会長を具現化していきます。最初は、ちょっと汚れた感じだったのが、以前から、この人を登場させるならこんな風にしたいと思っていたものが、もっと悪い方向へシフトしていき、ついにろくでなしになります。でも、こういうキャラ好きだわ。高慢ちきですよ。
やりながら、ADVシーンの作り方で面倒なミスをして、Hシーンを試しに作ってみれば、再生がおかしいし、こけまくりです。これ、経験なんだろうな。作り方はわかってきました。わかってきた時には、最初からやり直さなければいけないことも気づきました。ダメじゃん。
ひとまず、致命的バグがあるため、これは更新で直っているはずです。更新データを手に入れないと、先に進めません。物語作りは、場当たりでも面白いですね。

実験で理屈を得る2020/02/25 22:53

短いストーリーで終わらせようと思っていたものが、ひとまず詰んでしまったために、これは再構築し直すネタにします。最初に作ってしまうと、後からの変更がきつくなるのが全体的仕様で、今作り直すと心が折れます。ここでだいたいのことはわかりました。何が必要か、何をしたらいけないのか。
胸くそ悪い生徒会長は置いておき、その関係者である別の子のストーリーを作ります。むしろ、こちらが本命でして、今入れられるものを全部入れるつもりです。もちろん、実験も欠かせません。
Hパートの作り方も勉強していきます。従来のillusion作品では、Hパートカメラの初期位置はあまりよくなく、自分でいじる必要がありました。エモクリでは、初期位置を設定できるので、そこだけで見ることを前提に作ることもできます。もちろん、プレイヤーがカメラ操作可能でも、こちらが見せたい位置をあらかじめ設定しておけば、いじらなくでも十分見られるわけです。
えぇ、音声と顔データが正しく再生されないのです。これは致命的バグで、ひとまずそこは作らないでやるとしまして、作り方を見ていきます。実際は、バグがなぜ発生するのか、様々な状況を試し、そのために相当量の時間を使いました。結論、単純なバグで、設定でどうこうなるものでないとわかりました。ひどい・・・。
使うシチュエイションを最初に選ぶと、そこだけ設定すれば大丈夫です。あと、シチュエイションが変化しても、その間でのコピペがきくため、作る項目は非常に多いながら、コピペがあるだけ救いかと。ADVパートと違い、カメラやライト設定は、Hパートで全部共通になります。いいような、悪いような。
理屈のわからないものがたくさん出てきました。わかるまで、何度も細かい実験と失敗を繰り返します。多分、ヘルプを見てもダメでしょう。こういうのは、動かさないとダメなんですよ。どうしてこういう挙動を起こすの ? というのは、数値をいじってみて、初めて納得します。
苦労するのはIKです。あらかじめ用意されているモーションからIKで配置を変更し、細かいカスタマイズも可能になります。ところが、IKの場合、自由に関節を動かせるわけではありません。例えば、座っている、しゃがんでいるという二つのポーズでは、腰の向きや脚の向きが違います。しゃがみは脚をひねって、外側に向けていて、腰も落としています。これをIKで変更して、座っているポーズに変更できるのか ? と言えば、できません。脚のひねりは、足首のひねりで関係する範囲までで、IKで脚のひねりまで調整はできないのです。
理想のポーズと動きを得るためには、立っている動きから寝ている動きを作ったり、動きに近いものかつIK調整で変更可能なものと、様々な発想が必要です。発想が固いと作れません。こういう勝負は好きですよ。

エモクリ更新2020/02/26 22:56

うーん、エモクリ、無限に楽しめるツールなんですが、いかんせんバグが多いのも欠点です。どうしてこれ気づけなかった ? レベルのバグもあって、とりあえず更新をかけたくなりました。というより、更新しないと、作ったデータの正常再生ができないため、確認作業ができません。けっこうありがちな、illusionの更新。毎度、細かいパックと、まとめたパックが上がり、だいたい500MBくらいの容量になるのが通例です。となると、ゲーセンでは無理だな、Mのお店に行くか。
ということで、Mのお店・・・の外側に出てきて、Wi-fiをもらいます。そろそろ有効期限が切れるころだと思っていたら、やはり切れていました。出てくる前に携帯電話の充電をしてきて正解です。一度パスを発行してもらうと三か月有効で、切れると再発行します。これにはメールが必要なので、携帯電話が必須です。
本日は人の出が少なく、回線も安定していました。お店に人が多いと、回線が不安定です。illusionのサイトで確認すれば、540MBくらいありました。追加でファンタジーパックが無料でついてくるため、そちらの重さかもしれません。回線速度は期待できないと思いきや、独占中で、Wi-fiにしては早く落とせました。
その場で早速解凍し、インストールします。ソフトの正常起動ができることも確認します。パック付属の修正内容、追加要素を確認していきました。通常、あまり細かく確認することはしないのですが、制作ツールですので、すべての要素を確認しておかないといけません。
修正内容は、自分で見つけたバグはすべて修正されていました。他、不便だったところ、これがあったらいいなと思える要素はほぼ追加されており、更新内容としてはかなりよいものだと思います。
更新内容を書いてあるテキストデータの、 文章の書き方が統一ではないため、それぞれ担当の部署があると思われます。更新したら、共有サーバー上にあるファイルを書き換えることになっているのでしょう。
非常によい追加要素として、ADVパートで音声の追加ができるようになりました。今時のADVゲームはフルボイスが普通で、台本通りに声優が当てている時代ですが、エモクリで制作するものとなれば、声は当てられません。しかし、最初から入っているボイスをADVパートでも使えるようになり、演出上かなり有意義になりました。
せりふ通りの声が出なくても、その時の感情を表すような声がひとつでも入っていれば、状況がよりよくなります。こうしたボイスの使い方は、過去だとRUNEが上げられます。面倒だったというより、キャラの具体像をあまり作りたくなかった、という考慮だと思います。
RUNEはアクションゲームとしての要素が非常に強いRPGで、はっきり言えば、ストーリーパートはないRPGです。アクション、ゲーム内容の完成度の高さに重きがあり、キャラ魅力はむしろゲーム性を落としてしまうため、セリフは冒頭で内容をイメージした一言を置くだけにして、ストーリー要素の少なさをあえて出していると思います。フルボイスはキャラ印象が強く出てしまいます。だから、冒頭ボイスにする。あるだけで印象が違うのです。
自分で作るストーリーなら、キャラ要素はあった方がよく、フルボイスにできない場合、冒頭にボイスを置けるだけで、キャラ印象ができます。使ってみると、全然違いますよ。この機能は最初から欲しかったので、たいへんありがたいです。
ADVパート中でポーズ編集をするとき、カメラ位置がいちいち0に戻されるのは鬼畜仕様だと思っていましたが、修正されました。だいたい、ストーリー中で演出に合わせてポーズを少し編集するには、そのシーンの枠内で変えられる方が便利なのに、カメラ位置が初期位置に戻ってしまうと、手軽な編集ができません。
なぜ気付けないかと言えば、illusionのスタッフがカメラ操作に慣れているからだと思います。チュートリアルの映像で、キャラ配置などの設定様子を見せますが、手馴れている感がすごいです。早い、無駄がない。マップを作った後、原点をマップの中心に持ってくるようにしてあるのも、慣れのひとつです。
マップを作ると、原点にパーツが置かれ、位置合わせをきちっとするには、原点に合わせて作っていきます。その後の使い道を考えると、最後に原点がマップの中心に来るよう座標修正を行いますが、それは作り慣れているスタッフならすぐ思いつくことでも、素人はわかりません。まぁ、私も原点を中心に置かずに作ってしまいました。その結果、キャラを置くと移動が大変になります。
制作に慣れたスタッフと、不慣れな素人の認識の違いが、今回の修正で様々直されていると思いました。エモクリはゲーム制作ツールですので、こういう意識差をどうやって埋めていくかは難しいと思います。私もこういう経験は、ソファ製作で味わったんですよ・・・。