夜に向かうと悪い2017/11/27 23:57

どうも夜に向かって体調不安定な日々が続いており、今日は本来予定していなかったJ行きとなりました。夕食が早く、夜が長いため、つらい時間を長く過ごすことになります。耐えられるレベルではなく、仕方なくJに出ました。すぐ判断できればよかったんですが、少し迷いました。一時間くらい損しました。
追加の薬を入れて、落ち着くように原稿でも書きます。本当は家でやきとり用の鶏肉に穴を開ける予定だったんですがね。ダメな時はダメとあきらめることが大切です。鶏肉はワンフェス用の量を作ってあり、大量にあります。ドールショウに使うのを優先するため、全部に穴は開けません。
原稿はまず、別冊ゲーマー魂から書いています。しかし、確実にこれを採用するかはわかりません。悪くないけど、あんまり面白くないかな、とも思える内容で、非常に微妙です。あと、長いです。もうちょい削らないと。ひとつ書くことは決めていて、印西にある、とあるキッズランドを取材します。一応、取材許可は取ろうかと。それはただの取材ではなく、少し歴史的なこともからめて書きます。レトロゲームの置いてあるゲーセンなんかは、この手の世界では話題になるんですよ。でも、キッズ向けのものが話題になることは少なめです。しかし、昔はよく見られた、デパートの屋上などにあったキッズランドにも歴史があるわけで、少しそういうことにも触れつつ、忘れ去られそうなキッズランドを取材します。
と、適度な緊張感のある場所でそういうことを考えていると、比較的楽に過ごせるのです。今のところレトロゲー同人活動は行き詰ってないですからね。これが行き詰ると大変なことになります。行き詰らないためには、何かを常に出し続け、人の興味を引くものを考え続けねばなりません。好きでやっていても、読者を常に見据えることが大事です。あとね、実は内容より先に、レイアウトなんですよ。読みにくい本は嫌われます。字が小さい、行間が適切でない、空間がちゃんと取れていない。どれだけがんばっても、これじゃ読んでもらえませんからね。

別冊ゲーマー魂 第1号2017/11/19 23:10

別冊ゲーマー魂第1号の紹介をしておきましょう。
ゲーマー魂がきっちりしたテーマを決めた分析なのに対し、こちらは読み応えのあるものでも、レトロゲームについて様々な話題に触れてみようというのが特徴です。この数年で同人誌を買い集めながら、小さな題材でも本にできると気付きました。特に、個人の体験を元にした同人誌はとても面白いものでした。ただの体験談、と思われそうで、実際はとても深みを感じます。ただの客観的資料からでは見えない部分が見えてきます。例えば、1980年代に中学から高校時代を過ごし、大好きなゲーセンに通っていた女の子の話は、なかなか知ることのできない事情を見せてくれます。1980年代のゲーセンはまだまだ男の世界で、その頃の様子を書いた男性著者の本はいくらでも出てきます。その中に女の子がひとりゲーセンにやってくる感覚は、体験談でも聞かない限り知りえないことなのです。社会とは個人の体験の集合体で、個人体験を紐解いていくことが、よりリアルに当時のことを教えてくれます。これはとても大切なことだと思いました。
そして、よく考えれば私もファミコンブームを生で体験し、支えてきた熱心なファミコン少年でした。それがあるから今があり、今では伝説として語られる高橋名人やらファミコン漫画やら、それを自分で体験してきました。それは、私は知っているけど、若い人は知らないし、世代も5歳違えば様子は変わります。そんなことを少しでも、私の経験を通してどう見てきたのか、語り部として話を残すことも意味があると思いました。逆に言えば、話さなければ何も残らないのでもあります。
そうして語り部をしようと思い立ったのですが、語り部だけで一冊にまとめても少し足りない感じもあり、今後シリーズ化したいこともあって、ゲーマー魂には入れられないけど面白い話題も入れて、一冊にしました。ゲーマー魂をブランド化するため、別冊ゲーマー魂としました。ゲーマー魂と書いている人は同じですから、読んでも感覚は似ていると思います。このシリーズの本質は探究心の具現化とも言え、ひとつ筋は通っているでしょう。
最初のコーナーは、レトロゲーム界のレトロじゃないアイテムを紹介しています。近年はこうした管理のためのアイテムや、互換機、アパレルやらグッズなど、かなりの数が出てくる時代になりました。今回は、レトロゲーム復活剤と FC POCKET の紹介をしました。知る人ぞ知るアイテムだと思います。レトロゲーム復活剤は、その効果を実験で試すことまでしまして、短いながらも説得力のある記事になりました。やっぱりこういうアイテムが知られて売れてくれることが大事です。
漫画「あさりちゃん」に見るファミコンブームと題しまして、レポ寄りな内容も掲載しました。これはいずれどこかで書きたいと思っていたネタです。単純に紹介するだけでなく、これを資料としてどう読み取るのか、ちゃんと文学部らしい考察で書いています。作品の紹介の仕方も、しっかり文学部としての基本を守っております。読んでみて、よくこんなものを見つけてくるよねという内容になっています。
語り部は最後に配置しました。最初は紹介物にして、最後にしっかり読んでもらうのが目的で、順を追って記事は中身が長くなるようにも配置されています。内容は二本立てで、最初がファミコン攻略屋から始まるゲームライフ(ファミコンからスーパーファミコンへの移行期)と、ファミコンとおじさん、となっております。これね、最初からファミコンとおじさんのことが書いてあったら、この本を読みきる前になえます。その辺はしっかり考えました。
この記事は、どうやって書こうか、かなり迷いながらまとめていきました。体験談を書くとき、だからどうしたの ? で終わる内容では困るわけで、読み終わった後、そういうことがあったのか、そういう時代があったのだねと、説得力が必要です。何を書くかは案外とすぐ思いついたのですが、書き進めながら方向をまとめていくには時間がかかりました。

この本があったおかげで、仕事量は増えたけれど、結果的には効率的だったようにも思います。ゲーマー魂とはまた違った書き方ができるため、気分転換のために書くことができました。それと、書けるものの幅を広げることができ、今後のやり方を増やすことができます。受け入れてもらえるのか問題はありましたが、売れてくれて次がつながります。コピー本ながらもしっかり作れたのも、自分ながらに満足できました。J本で作れたからこそできた品質です。その辺のコピー機では紙が薄くて、両面コピーには適さないのです。あんまり見た目が悪いと、本として品質が悪くなります。300円で売っても買ってもらえる内容と品質を用意しないと、その先に続かないと思いました。一方で中綴じ本としては限界を感じました。ページ数と紙の厚みで、今より厚く作ることはできません。
次は何を書こうか、もう考え始めています。5月もやるなら、今から書かないと間に合いません。今は書き終えて満足してしまっているところがあって、それではいかんなと思います。それと、なるべく時間をかけないで本を書けるくらいの速筆を手に入れたいのでした。

GL27 レポ2017/11/18 23:45

Game Legend のレポを書いてないので、そろそろ書こうと思います。トランクは相変わらず開いておらず、売れ行きは確認できてない状況ですけど、まとめないと感覚を忘れそうです。
卓はこのようになりました。扱う本が増えてきて、このレイアウトとも今回でお別れです。ゲーマー魂第2号が微妙に残り、次からは4冊横並びになると、もう場所がありません。かなり考えないといけません。それはさておき、時間のなさゆえ、看板のイラストは前回の使いまわしをしました。いつも値段がわかりにくいらしく、聞かれることがあるため、看板の値段表記をわかりやすく変えたところ、聞かれることはなくなりました。新刊はわかるように、必ず新刊の表示をつけます。
今回は当日のミスがありまして、看板立てを組み立てるためのドライバーを間違えて、大きいサイズを持って行ってしまいました。寝る前にふとんの中で気付き、明日変えようと思っていたら忘れて、ねじがまわりません。しかし、この現場なら絶対ドライバーを持っているサークルは他にもあるはずと、展示をしているところを回って探していたところ、フクタケさんのところで精密ドライバーがあり、お借りました。逆に小さくて回しにくく、ネジが最後まで入らなかったけれど、ないよりましです。組み立ては FACENAO さんに全部やっていただきました。その間、私は別の物の陳列をします。
FACENAO さんも慣れてきたのか、最初にやることをわかっています。トランクを開けると、テーブルの下に敷く敷物を出し、荷物置き場を確保するのが最初です。いろんな荷物を最後は足場にまとめておかねばならないので、敷物を出しておきます。ワンフェスでも同じです。通称ピクニックシートと呼ばれるやつですな。ここに持ってくるのはプリキュアです。無意味にお子様用使っているんじゃないんですよ。テーブル下は狭いため、お子様用がぴったりサイズなのです。イベント専用に買いました。コミケや Game Legend で使うために、昔買った物です。
値札はあらかじめ用意して、両面テープが必要なものはすべて貼っていきます。セロハンテープだけは持って行って、値札貼りに使いました。なるべく荷物を減らすため、文具品も最低限度しか持って行きません。
いよいよA5サイズの本は平面に並べただけでは入らなくなり、多少立てることにしました。これをどう立てるか考えまして、ドールショウから採用された、新しい折りたたみ式の箱を活用します。折りたためて輸送に便利で、大きさも手ごろです。コピー本の裏には厚紙二枚を裏に置き、しなっとならないようにしました。イーアルカンフー本が特に弱く、こちらは「ホットセレクション」という文字が見えるようにしております。ティッシュの箱です。今思うと、ベア本は表紙がちょっと不親切ですな。当時はそれしかなかったからよかったんですが、今となると説明がないとよくわからない本になってしまいました。
ペンダントは簡易式のイーゼルに紙を立て、そこにかけます。存在感が薄くなってしまいました。もうちょい強烈にアピールできる方法を次から考えます。別冊は新刊のため、先頭でアピールします。うん、絵は使いまわしですよ、気にしない。文字ばっかりは説得力に欠け、かといえ新しく描く時間もなく、使いまわしました。この絵は悪くないんですけど、ちょっと体格が幼くなってしまっているので、なーんであの時こうしちゃったのか、自分でも不思議です。ゲーマー魂の語り役みくは、体の育ちがいい設定なので、これだと違うんですよ。ちなみに身長は167cmです。みかの身長は162cmで、この5cmの差は看板の絵にも反映されています。
一応、ミクダヨトラップも仕掛けてあります。持たせる看板も作っておきました。サークル名がわかるものを出しておくのは、何気に大事です。残念ながら、トラップにかかる人は誰もいませんでした。立体系イベントじゃないとやっぱりかかってくれないのかな。立っていても見えるよう、宙に浮かせて角度も調整してあります。次からは場所がおそらくないかもしれません。

今回最大のポイントが、別冊ゲーマー魂です。これが売れるかは重要でした。一時期は、もう同人活動を続けていけないと考えるほど、何を出していいのかわからなかった私が、やりたいことを見つけられているのはいいことです。この本は、あらためて紹介しようと思います。結果は、かなりいいペースで出てくれました。これだけ買っていく人もいて、レギュラーのお客さん以外にも、目をとめていただける内容になったなら、今後も続けていけます。持っている紙の数の都合、15冊しか作りませんでしたが、少し余ると思っていました。で、余ったものを自分と FACENAO さん用にと思っていたら、余らなかったため、実は手元に現物がありません。今度、コピー用の紙を買ってきて、身内配布用に作る予定です。
別冊が売り切れたため、その場所に FC POCKET を置いて、デビルワールドとアイスクライマーの試遊ができるようにしました。ベア本を買ってくれたお客さんと話している間に、遊んでいく人がいました。一人でも遊んでくれる人がいればそれでいいです。

さて、次はどうします ? 毎度5月は一般参加です。これは、ワンフェス対策なのですが、ワンフェスの準備を今からこつこつ進めておけば、5月のサークル参加も可能性があります。一方で、それまでに本もまとめる必要もあります。というかですね、ゲーマー魂を書くのに一年かかるっておかしいでしょう、とも感じます。どうしてそんなにまとまらないのと、もうちょい何とかならないのと、鼓舞してみるのでした。

分析とは2017/11/15 23:15

今日は薬で、でろでろになってしまいました。このところ調子が落ち着いているので、薬を少なくしていたのに、当たるときは当たるものです。がんばって起きているうちに何とかなるかと、PCでもいじりながら耐えていましたが、正常な判断がきかないというか、鈍くてどうしようもありません。仕方なく寝ました。常につきものです。
片付けはもうちょい膝がよくなってから始めようと思います。今のうちにあまり動かすと、また悪くなりそうです。こういうのは無理をしないことが大切なのですよ。何だかぱっとしない日が続きます。気がつくと時間ばかり経っています。まいったな。
ふと、同人誌を読みながら思いました。今回は学術書に近いタイプの本を一冊買ってきまして、よく読みました。内容はそんな複雑ではないけれど、この本の中身をしっかり記憶するのはかなり難しいです。語れるようにするには何度も読み返すか、その本の内容を誰かに語るしかないでしょう。それほどまで一発で入れるには知識が必要です。私は昔からそうなんですが、様々なものを調べて出てくることから事実をあぶり出すのは得意ではありません。逆に、仮定を立てて、そこにたどりつくまでの分析をしていくのは得意です。だから、分析方法や着眼点に私の色が出ます。そういう方が楽というか、そういうことしかできないのが事実です。
こういう中で文学部的なやり方を身につけてきて、ゲーマー魂は、自分が大学で学んできた着想をそのままゲームの世界に反映させているつもりなんですが・・・事実の積み重ね型と比べたときに何かが違うような気がしたのでした。いや、間違ってはいないんです。これで大学と大学院を抜けてこられ、成績もかなりいい方でした。ゲーマー魂を書く場合に大切なのは、ゲームをしっかりやって、結論に至るための要素を抽出することです。本を読んで調べたことでは出てきません。
昔から謎でした。私はレポを書くときに、調べごとはほとんどしないのです。基礎知識は様々な本を読んで内容を記憶し、そこからあらためて調べることもしません。その代わり、かなりの数の本は読んでおきます。図書館に通い詰めて調べることはなく、レポを書いても参考文献は一冊か二冊程度で、ほとんどは参考文献なしでした。本を調べて出てくることより、その事実をどう捉え、そこから読み取れることは何かを書くのがスタイルです。なのに、他の学生はがっつりいろんなことを調べてくるんですよ。わからんのですよね。
あらためてこの昔からの謎に、一冊の同人誌が再び謎を問いかけてくるのでした。