耳管狭塞2018/06/28 23:32

なるべく早く起きて、横になる時間を含めても昼間をできるだけ長く使えるようにしました。このところ夜遅いのが続いていて、うまく矯正しました。
朝食を食べている時、来客が。この家は来客がピンポンを押すと、カメラが来客を映してくれます。ああ、あみあみ様の荷物が来たっぽいですね。佐川急便から荷物を受け取りました。危ねぇ、10時とかに起きていたら気付かず終わっていた。今月販売になるフィギュアに予約を入れていて、送り先を印西に変更しておいたのです。だいたい、販売延期になるものは月末に届くのが普通です。それで届かないと、販売さらに延期です。
フィギュアは大変よいものでした。久しぶりに作りこんだフィギュアを買いました。お値段も高いですけどね。予約特典付きにしたので、余計に高いです。この分委託でがんばろうと、少し無理をして買いました。予約するときにはすごく迷いました。なんせ高い。でも、発売前の見本をあみあみ様で見て、こりゃ買いだと思いました。買って正解です。今月はもうひとつ届きまして、そちらは実物を見て最初げんなりしましたが、届いて置いてみると、けっこう合点です。もうしばらくフィギュアは買わねぇ。
フィギュア買うのやめて、1/3のドールを買おうかとも考えています。1/3ドールの小物を作ってみたいんです。家具はまぁ、できれば作るくらいで、やっぱり小物でしょう。ダヨだんごを作って、こりゃ1/3もいけるかなと思いました。このサイズの小物を作っているところは、ドールショウを見てもほとんどないです。需要がないのか、作り手がいないのか。ただ、さすがに100円以下は難しいかな・・・100円くらいでまとめることになるでしょう。材料の食われ方も同時に大きくなります。夢ですね。ほぼ趣味ですけど。

んなことはどうでもいいや、今日のこのタイトルです。実は、印西に来た日に、耳の聞こえ方がおかしいことに気付きました。急に高い所に上がった時に発生する耳の変な感覚が、右耳だけ起きて治らないような状況で、ちとつらかったのですが、これを言い出すとまた帰って来いと言われそうで、黙っていました。昨日の夜も、よく考えればおかしい状態でしたね。そして今日です。朝起きてからずっと、右耳が風の音をよく拾います。異音がする感じで、まったく集中できません。佐川急便の人と話したとき、自分の声が響くことにも気付きます。最初は左耳が詰まっているのかと思いました。耳を掃除しても、特にひどく詰まっている様子は見受けられず、でもまったく治らないのです。
食後に動かないよう、畳の材料のござを使った作業をしていましたが、耳のひどさに集中できず、右手で物使うと、その音が耳に響くのでした。こういうのは、たいていあくびをすると治るものです。でも、あくびをしようが何をしようが治ることはなく、数日前にも同じことがあったことを考えると、もしかして何か耳に起こっている可能性を感じました。起きてから4時間以上経過しているのに、耳の治る気配はありません。
私の方針、怪しいと思ったものは、空振りに終わっても病院へ行け。私は小学六年の卒業を一週間に控えたころ、異常な腹痛を起こしていました。その前に風邪をひいていたこともあり、その延長だと考えて、異常な痛みでもいずれ引くと考えていました。しかし、あまりの痛がり様に母親が不振に思い、何度も病院へ連れ出そうとしましたが、抵抗しました。結局力で無理矢理連れて行かれ、調べた結果、盲腸が発覚し、その日の午後からすぐ手術となりました。手術後、あと一日遅れていたら腹膜炎になり、大手術が必要になっていたと言われました。
手術は大変です。麻酔は打たれ、何度も検査され、手術後は傷が痛むし、退院まで本当にきつい日々でした。傷の痛みが完全に消えるには、半年かかりました。私は麻酔がきかない体質で、麻酔の効きを調べる筋肉注射は二発打たれ、手術でも麻酔は二回やりました。これは祖父、おじさん譲りの体質です。その後も歯医者で乳歯を抜く時、麻酔を二回打たれたこともあります。冗談じゃないですよ、痛いの何発もやられるのは。
それ以来、自分の思い込みの大丈夫なんて何の根拠もなく、病気のリスクが高まることを知り、怪しいと思ったらすぐ病院へ行く方針にしています。今回の耳も、もしかしたら一日放置すれば治るかもわからないけれど、数日前も同じことがあったし、病院へ行くことにしました。
病院・・・近くに印西総合病院があります。まずは耳鼻科の個人病院が近くにないか、タウンページで調べました。ネット環境がないから、タウンページが頼りです。残念ながらちょっと遠いです。印西総合病院が近く、まずは初診は何時まで大丈夫なのか電話で確認しました。初診はいつでも大丈夫らしいですが、午後は13時半からだそうです。予約があると待たされる可能性があるなんて問題じゃありません。ただ、歩いていくにはちょっと距離があります。ついに自転車を使う時がきました。
タイヤの空気が抜けていることを除けば、自転車はメンテされています。外ではなく、家の中にしまってあります。空気を入れ、リュックに荷物を詰め、自転車を降ろして、いざ病院へ出発です。こんなこともあると困るから、保険証などの病院行きセットは持ってきています。まさか使うことになるとはね。
なかなかよい自転車です。すごい、初動トルクが軽くこいでもものすごくかかります。ママチャリとは違うな。なんかいい自転車です。折りたためるし。なぜかルノーなんですけど。走りながらサドルの高さを調整し、病院へは無事につけました。これ、知らなかったら終わってます。ここで暮らす以上、こうした生活に必要なことは知っておいて正解でした。
自転車置き場の自転車が全部強風で倒れていました。そして気付く、この自転車にはロックがない。まぁ、こんな場所で盗むやつもいないだろうと、鍵もかけずに放置して行きました。
初診受付を済ませ、外来へ行きます。だいたい午後の診療ってのはすいていまして、耳鼻咽喉科はすぐに呼んでもらえました。症状を伝えると、まず耳を見ます。どうやら詰まってはないようです。聴力検査が必要だと言われ、今度は検査待ちです。これが時間かかりました。診察室に入る前に別の人が検査室に入っていくのを見たから、長いかと思ったら、やっぱり長いですね。本を読みながら待っても、なんだか集中できない時間でした。
聴力検査は異常ありませんでした。で、聴力に異常がなく、このような症状がある場合、耳管、鼓膜の奥の、鼻と耳をつなぐ管の部分が、収縮か拡張のどちらかを起こしていると言われました。どちらでも症状は同じで、一般的には拡張が多いらしく、その場合は漢方を使うらしいんですけど、それで症状がどの程度改善するかは微妙で、でも効果的治療はないと。
とりあえず耳管をいじってみることになり、鼻に軽い麻酔をして、空気を鼻から入れて耳に流し、その音を聞きます。結果、空気の通りが悪くなっていることがわかり、耳管狭塞が発覚しました。治療方法はないという衝撃の結果が。拡張は薬で少し改善しても、収縮はなす術がないそうです。方法は、とにかく飲む行為をたくさんすることでした。飲み込む行為をすると、耳管は広がるそうです。なので、ガムとかあめを食べて、普段から飲むことを繰り返し、とにかく広げてやることが最大の治療になる、ある意味薬より簡単ではあります。ただ、治すのにどれくらいかかるのか、一過性なのか、長期になるのかは、経過を見るしかないと言われました。で、それでよくならなくて病院へ来ても、なす術はないから、とりあえずがんばってと・・・。
むしろ問題は原因にあって、耳管の管理は交感神経と副交感神経が密接に関わっており、つまり私が持っている病気によって引き起こされている可能性が高いことを指摘されました。高いと言うか、それ以外考えられないみたいな言い方でした。一応、最初の問診票には、治療中の病気を書きます。おそらくその病気による副次的な作用で、根本的にストレス管理をしっかり行うことを言われました。その上で飲むことに意味があります。

まじか。もういろいろ終わっております。胃腸機能性障害に加えて、耳までやられたというのか。こんなにげっそりしたのは久しぶりです。帰り、自転車は風で倒れていました。ふーん、そうなるよね。出かけついでに食料品を買って帰ってきました。それから家に電話報告です。わからない状態で報告すると、無駄な心配をかけます。
無理をしすぎでしょうか。どうしたらいいんでしょう。汗だらけになり、シャワーを浴びて夕食にし、サイゼリヤにやってきました。なんか、家にいると気分がふさぎこみそうで。せっかく新しいフィギュアが届いたというのに、気分が浮かばれません。耳にガンガン響くことはだいぶ収まってきたけれど、音の聞こえ方は変だし、自分の声は自分の耳でループします。実は、病院で耳管をいじるだけでも多少改善されるらしいです。
それは昔、私が大学院一年だったころ、入試の監督のバイトをしました。その日から耳鳴りが止まなくなり、一度耳鼻科にかかったことがあります。あれは、今に続く病気の延長にあったと言われています。ほころびが出ると、次々出てくることもあるということです。うぅ、明日からどうすればいいんでしょうね。規律で仕事のやり方や食事まで管理して、生き残れるぎりぎりでもやれたらいいと考えていたのが、それすら危ないというのですか。おかしい、作ることは苦痛じゃないのに。とりあえず明日、Twitterにこの耳のことを流すか考えます。ネット環境も面倒だなぁ。どうしよう。